こんにちは、原監督の続きを。
昨日の「人材育成術」に次いで、今日は組織のリーダーについてのお話を。
組織については、以前も少しお話しましたが、机上ではなく、実践者の原監督論は独特です!
組織の第1段階=ティーチングの段階は、ある意味「独裁」でいいのだと。能力よりも、教えを従順に守れる素直な人柄、
哲学に賛同してくれる人が必要で、ベクトルを同じ方向にそろえ、自主性を持って枠内で動けるようにする。
その次のコーチング段階では、リーダーシップが取れる個性ある人材が必要になり、その枠を広げていくのだという。
ーフリー素材よりー
リーダー論
・リーダーは夢のある話をしなくてはいけない。
・理念や目的は、畳みかけて伝えていく、短い言葉に込めた思想を相手に刷り込み常に意識させる
・指導者としての資質は「己を知る」こと、部下とお友達上司はいらない、行くべき道を指し示すのが役目、
目線は部下に合わせるが「言うべきことはきちんと言う」、
・真意を見抜かれるから、正直かつ真っすぐ伝えることが大事で、
部下は自分のことを思っての指摘と分かると厳しい事でも受け入れる
・リーダーが上から蓋をしたら、チームはそのリーダー以上の仕事はできない
・リーダーは、部下の情報を引き出して、整理し実行するタイミングを作り、そこに責任を持つ、
雰囲気や風土など目に見えないところを感じ取る、気付き目配りすること、気付きを与えること
・リーダーは、コミュニケーション能力がベースにあって、素直さと謙虚さを備えた懐の深さがいる。
ー報知新聞よりー
こうしたリーダーの下で、箱根駅伝優勝、連覇などの偉業がなしとげられたのですね。
<原監督 語録>
感動を人からもらうのではなく、感動を与えることが出来る人間になろう。
今日のことは今日やろう。明日はまた明日やるべきことがある。
人間の能力に大きな差はない。あるとすればそれは熱意の差だ。