警察犬
みなさま、こんにちは。
この子は、我が家の初代犬「ダンケ」です。かっこいいでしょう~!
訓練所でしっかり訓練を受けて、とても賢い子でした。
先日、家を出たまま帰ってこない父親を捜しているという番組がありました。軽度の認知症だったそうです。
警察庁の調査によると、認知症で行方不明になった人の数は、2022年には10,709人と、
統計をとり始めた2012年から10年間でほぼ2倍に増えている。
ただ、この数は警察に届けが出された人に限られているので、実際にはもっと多いだろうと。
うちの近くでも、数日前に行方が分からなくなっていた高齢の男性が、衰弱した様子で発見されたことがあります。
実は、県外で一人暮らしをしていた私の母も、久しぶりに歩いて少し遠くの友人宅に行くのに迷ってしまい、
近くで仕事をしていた見ず知らずの方に、連れて帰ってもらったことがあるのです。
その時ご近所の方が対応してくれて、その方がどなたかも聞いて下さっていたので、あとでお礼に行けたのですが…。
母が行きたかったお家とはかなり離れたところを歩いていたようで、そのままでしたら大変なことになっていたとわかりました。
身近でも起こる、こうした行方不明者の捜索に欠かせないのが警察犬。
高齢者の行方不明者増加に伴い、警察犬の需要が急激に高まっています。
しかし、犬を指導、育成できる人は限定されるうえ、戦力になるまでには一定の時間と費用がかかるため、
その数が需要に追いつかないのが課題。
今後、さらに増えるであろう出動要請にどう応えるか、関係者たちは頭を悩ませているそう。
警察犬には、各都道府県警察が飼育管理、訓練する「直轄警察犬」と、
民間人が自腹で育て鍛え上げる「嘱託警察犬」の2種類あるとか。
今、「ダンケ」がいたら、そうした警察犬で役立てていただけるように、私達で何かできないか考えたかもしれません…。
ワンコたちは、今回の能登半島の地震現場でも、災害救助犬として活躍していますね。
人間にはない能力を使って、人間のために力を尽くすワンコたち、本当にけな気です。
(いつも思うのですが、足を守るために何かはかせてあげて欲しいと思うのは、私だけではないはず?!)
―知人が「ダンケに似てる!」とオービュッソンの刺繍シェパードをー ―院長作の「ダンケ」ー