みなさん、こんにちは。
日曜日の日経新聞に、「働き手予備軍半減」と題して、自分達の身にも迫る記事が載っていました。
ー日経新聞よりー
20年前900万人近くだった「働き手予備軍」が、昨年は約400万に半減した事実。
日本の働き手が枯渇してきたということです。
人口減だけではなくて、女性や高齢者の就業が進んだことで人材プールが細り、人手の確保は限界に近い状況。
その結果、非効率な事業は見直しが迫られ、低採算の事業は選別され撤退せざるを得なくなるだろうと。
そうなのですよね、私たち身近でも…。
以前は、ハローワークに職員募集を出すと直ぐに反応があり、応募者も多数で、面接も採用選別も大変でした。
ところが、ある頃から、募集をかけても反応が鈍く、確実に応募者の数も減ってきました。
確かに、当院は33年も経過した古~い、いや失礼、歴史を積み重ねたクリニックですので、
新鮮味は薄れているでしょう…?
しかし、委託している会計事務所の方のお話を聞くと、
新規開業でさえも職員の応募がなく、開業を延期するケースもあるとか。
まさに、人材プールの限界がやってきているのでしょうか。
話は戻って、この問題を解決するカギは、労働生産性の向上、雇用の流動化、外国人参画の3つとありました。
医療の分野で労働生産性となると、やはり医療DXの推進でしょうか。
(当院では、まず問題の電子カルテ?!)
それでなくても、この4月から医師労働時間の削減が実施されるようになったところに、]
さらに人材不足もとなると…。
当院でも、タスクシフトが進められる業務をピックアップして、流動性を持たせていますが、
さまざまな要因で、無理が生じてくる部署があるのも否めません。
それを、みんなで知恵を出し合い、お互いできることを引き受け、カバーし合って乗り越えようとしてくれるのが、
当院のスタッフです。
本当に、ありがたいです。
原監督の本にもありましたが、
うちのスタッフは、「リーダー不在でも、個々人が自主的に考え行動できる組織である」と誇らしい院長です。
「リーダー不在…」については、またいつかお話できればと思います!