伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

靴下の穴あき

2005年11月08日 | 日常生活・つぶやき
私の足は、笑ってしまうほど親指が大きい。

親指よりも中指の方が大きい、または長い人が中にはいて、
そういう人は足が速いという風に
子供の時によく言い合っていたものだ。
事実かどうかは分からない。
でも私は親指の方が大きく、
自分では長年それは普通だと思っていたのだが、
あまりにも靴下の親指部分にすぐに穴が開くので、
ひょっとしたら、私の親指は異様に大きいのかもしれない、
ととうとう気がついたのだ。

とにかくぼっこりと親指が大きいものだから、
そのせいで外反母趾にもなった(?)。

ストッキングやタイツやソックスにすぐに穴が開く。
穴が開いたら、もう使えない。
けれども、タイツに親指部分が穴が開いた時、
穴が開いたのは指の部分だけで、ほかは何ともないのだ。

伝線がいったらもうタイツは穿けないが、
指部分だけなら靴を履いたら分からない。
ストッキングなら穴が開いた部分から伝線が行くけれど、
タイツは頑丈だから、伝線が起こらず、穴が広がらない。
だから、私はこれまでずっと穴開きタイツをはき続けていた。
でも、はいているうちに、穴がだんだん開いてきて、
指がぽこんと出てしまう。
靴の中で指がむき出しになる。
今まで、これを我慢して穿いていた。
けれども、今年、私はついに決心した。


タイツを捨てる決心をしたのではない。
穴を塞ぐ決心をしたのだ。
タイツの穴をちくちくと糸で繕った。
そうしたら、タイツが見事に復活した。
こんなことならもっと早く縫えば良かった。

履き心地も全然悪くない。
穴が開いていた時はすぐに穴が指を浸食して気持が悪かったが、
まるで新品同様のタイツになった。
よく見れば、私の冬用のソックスにも穴が開いていた
(夏用にも開いているが、最近冬用を取り出して来たので、
気がついたのだ)。
これも繕った。

冬用の、家で穿く分厚いソックスは、
薄手のストッキングよりも破れやすいのだと母が講釈した。
そんなものなのか。
この厚手のソックスも親指部分がみごとにぽこんと穴が開く。
あんまり開くから開いたまま穿いていた。
これをざまあみろとばかり糸で縫いつけた。
繊維が磨耗して減ったものだから、穴を塞いだら、
その分短くなってしまった。
だが、どうだ、これでもかという感じで、気持が良い。

このように私はソックスやストッキングやタイツは穴が開いても捨てない。
ストッキングは伝線しても捨てない。
まだズボンの下になら穿けるからだ。
ざまあみろ。
今回、タイツに穴が開いても捨てないで済む方法を編み出した。
何と嬉しいことであろうか。
というか、今まで繕うという行為が念頭になかったことが、
我ながら大変悔しい。
私も消費社会に毒されていたのだろう。




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