伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

記憶遺産 東寺百合文書

2015年10月10日 | 京都の社寺と文化財
東寺百合文書が記憶遺産に決定した。
この前、見に行ったばかりなのでとても嬉しい。

http://hyakugo.kyoto.jp/

東寺百合文書は、現在京都府立総合資料館が持っていて保存している。
散逸を防ぐため東寺から京都府が買い上げて、
修理保存しているのだという。

総合資料館は確か無料で見られると思うので、随分太っ腹だ。
今、百合文書を公開しているので、
京都の人はこの機会に見ておくのも悪くないと思う。
地下鉄北山駅からすぐらしい。

http://www.pref.kyoto.jp/shiryokan/index.html


この前、京都文化博物館で見た時は、
足利義満とか、足利尊氏の自筆の文書がずらりと並んでいて壮観だった。
学校の歴史で習った、
歴史上の人物が書いた本当の字を目の当たりにしてすごいなあと思った。

イギリスではマグナカルタの実物が保存公開されていると
昔聞いた時は、そんな歴史上のものが実際に今もあるなんてと、
大変驚いたものだが、日本だって全然負けていない、すごいと思う。

記憶遺産には、前に「御堂関白記」が登録されたが、
これも平安時代の藤原道長が書いた日記で、
千年近く前のものだろうから、やっぱり日本はすごい国だ。

http://www.unesco.org/new/en/communication-and-information/flagship-project-activities/memory-of-the-world/register/full-list-of-registered-heritage/registered-heritage-page-5/midokanpakuki-the-original-handwritten-diary-of-fujiwara-no-michinaga/

御堂関白記は、確か陽明文庫が所蔵していて、
良く知らないがこれも京都にあるはず。
現在、文化博物館で公開中なので、こちらも今見られる。

http://www.bunpaku.or.jp/exhi_shibun_post/youmeibunko5/

何にしても日本は改めてすごい国だ。
ちゃんと昔からの資料が残っていて、
こうして伝えられて来ているのだ。
京都っていう都市もやっぱりすごいよね。
歴史の底力というか、分厚さを改めて見せつけられた感じ。


それから関係ないが、前に、
近くのスーパーで光悦堂の和菓子が改装でなくなってしまったと嘆いたのだが、
無事復活していて、御土居餅をゲットできた。
嬉しい嬉しい。




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