前号から1ヶ月も経ってない。
今号は「北京五輪総集編」
力の入れようがすごい。熱量がすごい。
いつものことだけれども、羽生結弦選手への愛に溢れてる。
このような雑誌が発売されることが、
羽生選手がいかに多くの人々に愛されているかの、その証明のよう…。
というより、
編集者が羽生選手に魅了されているのかもしれない。
そうでなければこれほど熱いエールを雑誌という形で世に送れないだろう…
フィギュアスケートマガジン
2021-2022 vol.5「北京五輪総集編」
3月11日
1,390円

写真も多いが、びっしりと埋め尽くされた文章はまだほとんど読んでいない。
座談会も読んでいないが─
(いろいろあって時間がなくて)
ただ印象的な言葉があった。
「これまで勝つことでファンを増やして来た羽生が、
今回は優勝ではなかったにもかかわらず、結果として
これまで以上に「羽生結弦が好きだ」という人を増やしたのだ。」
「結果を見れば4位、メダルには届かなかった。
それでいて、過去2回の五輪と同様、もしかしたらその時以上に
世界の人々が羽生結弦を称賛したのはなぜなのか」
とも。

北京五輪で羽生結弦のファンが増えた、というのは本当らしい。
本当なのなら、そのわけを知りたい。
勝つために…自分の夢を実現するために、
あえてリスクの高い4回転アクセルに挑んだ。
勝つだけなら4Aより成功率の高い他の4回転を飛ぶ選択もあったが、
あくまで明言した4Aを明言通り実行した、
そのぶれない姿勢が感動を呼んだのだろうか。
五輪を二連覇までした王者が、なお高難度の大技に挑もうと、
もがきながら、苦しみながら、それでも諦めず、
目標を決めて一生懸命に頑張る姿が感動的だったのだろうか…、
そして努力の結晶を五輪という大舞台で跳んで見せた。
それが人々に強烈に印象づけられたのだろうか。
それとも、どの選手よりも美しいスケート、
技術と芸術を併せ持ったスケートに魅了された人々がいたのか、
技術だけでは人の心は動かない。
技術を伴ったうえでの芸術的な美しさがなければ、
演技に説得力は生まれないだろう。
人を惹きつける何かがそこにある。
それをカリスマというのだろうか…
私の心はあの北京のフリー「天と地と」を見た時のまま、
止まってる。
羽生結弦選手のスケートは、それほど忘れがたいものだった。
心を掴まれた。
羽生選手はそういう意味で自分にとって唯一無二のスケーターだ。
そう考えれば考えるほど、改めて現在のルールは間違っている、
という所に行きつく。。
羽生選手の演技を評価しない現行ルール、それがおかしい。
平昌五輪後、ルール改正が行われ、羽生選手に不利になった。
というより、ルールが正しく運営されていただろうか?、と。
羽生選手は不可解な判定のジャッジに何度も苦しめられた。
羽生選手本人が「今が一番上手い」
と言ったのに、PCSは下がり続けた。
そのことの矛盾も羽生選手が一番感じていただろう。
ただ、単に点数の取れるスケートが一番いい、とは限らない。
人によって感じ方も違う。
私にとっての理想のスケートは、
(現行ルールでの)点数が取れるだけのスケートではない、
ということか…。


フィギュアスケートジャパン2022 (週刊女性臨時増刊) 雑誌
2022/3/16
¥1,100

…いつものように、試合のたびにこんなに羽生選手の表紙本が。
しかも軒並みベストセラーである…
不世出のスケーター、カリスマ、スターという所以である…

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