伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

フィギュアスケーターズ

2022年03月07日 | 羽生結弦
「フィギュア・スケーターズ」は大判の迫力ある画面が特徴の写真集。


何冊、雑誌を買えば気が済むのかという感じだが、
雑誌はそれほど高いわけではなく、
一冊、1万も2万もするわけではないし、5冊で1万円くらいだ。
それくらいなら写真集として安上がり。
高いノベルティつきは買わないから、
それより写真として記念に残しておきたくて…
「スケーターズ」も買ってしまった。


何しろ美しいのが一番なので、羽生結弦選手はやっぱり美しい。。
絵になるし、目の保養になる。
何冊発売されても美しいものはいい…美しいものは美しい
いくらでも欲しくなる(>_<)。







いつものように半分くらいが羽生結弦選手。
公式練習から、このスケーターズはエキシビションまであった。

あとはメダリストの女子と男子、
そして団体戦の日本選手というラインナップ。
写真はアフロが多い。

羽生選手以外も沢山載ってるので
羽生オンリーがいい人は買わなくてもいいかもだが、、

でも練習着から美しい写真がいっぱい。







そしてSPのロンカプ衣装でオーサーとツーショットの写真とか、
貴重な写真もあった。


エキシビションのフィナーレでの楽しそうな様子がよかった。

ヴィンセント・ジョウ選手や、ビンドゥンドゥンや、
ボーヤンとのツーショット写真もある。
ワンリウのリウ選手のお姫様抱っこ写真もあった。

フィナーレでは、羽生選手が楽しそうだったなー、と
思い出した。

練習の時は一人きりで孤独な時間を過ごしたはず。
でもこうしてオリンピックに出て、試合が済めば、
いろんな選手たちと交流が出来て、それがとても楽しかったんだろうな、
と、楽しそうな羽生選手にこちらも楽しい気分になる。

やっぱりオリンピックに出て良かったな・・・と。
もうずいぶん前のことに思える。
まだひと月くらいしか経ってないのに…。
少し感傷的になってしまった。



そして3月9日発売の「フィギュアスケートLife」






羽生選手のジャンプコーチの
ジスラン・ブリアンのインタビューが掲載されてるが、

中身が少し公開されてた







オリコン
https://news.yahoo.co.jp/articles/de87f488810586497b10cc093b6d2692811ac387
羽生結弦、練習で4回転アクセル成功「立っていた」 
ジャンプコーチが北京五輪“史上初の挑戦”の裏側を証言

(抜粋)

その羽生選手を2014年から見守り、
コロナ禍中でもリモートで4回転アクセルを指導し続けた
ジスラン・ブリアン氏のインタビューを掲載。


昨年の全日本選手権の1ヶ月半前には羽生選手から
動画が送られてきたことを明かし、
「『Check this out』というメッセージが添えられていて。

動画を見たら(4A着氷後)立っていたんです。
それまで降りたとしても転倒、また転倒、転倒の連続でした。

それがこの日は5つほどの動画が送られてきて、彼が立っているんです。
もう僕はそこでパニクりましたよ。

冗談抜きで、あの動画を見た時、僕は家の中でぴょんぴょん飛び跳ねました。
『Oh my god! 立ってるじゃないか!』って。
その時からすべてが変わりました」と振り返る。

 さらに、ブリアン氏は
「北京で跳んだジャンプはそれよりもさらに良かった」と言い、
「転倒はしましたが、ジャンプに高さがあったし、飛距離も伸びていいたし、
着氷もいっそう明らかに片足で降りていました。

僕に言わせれば、試合でこれまで誰が跳んだ4Aよりも、
あれがぶっちぎりで最高のジャンプでしたね」と絶賛。

インタビューは、理想のジャンプや羽生選手へ送りたいメッセージなど、
多岐にわたる。



ブリアンとリモートで頻繁にやり取りしていたんだな…と涙。
そりゃそうだ。ジャンプコーチだもの。
4Aについて沢山アドバイスをもらっていたんだろう。
羽生選手が今でも流暢な英語を喋るのも、
クリケットとずっとやり取りしてるからだろうな。

立った、というのは怪我をしてNHK杯を欠場する前のことだろうか。
ブリアンが大喜びしている様子が目に浮かぶよう。。


全日本フィギュアの公式練習の時みたいな、
両足でのすごく惜しい着氷だったのかも。
北京で跳んだ4Aの方が出来がよかった、ということだから。

確かに北京五輪での4Aは軸が細くて真っすぐで、
きれいな放物線を描いていたと思う。
転倒はしたけれど、片足の着氷だったし、素晴らしかった。


…こうしていくらでも北京五輪の羽生選手の演技を追想してしまう…。

ブリアンのインタビューのつづきが読みたいし
「フィギュアスケートLife」も、慌てて頼むことにした。


















マガジン総集編は3月11日発売
何という素早い編集(;゚Д゚)
座談会もある…予約はまだか







ところで「スターズ・オン・アイス」の先行販売のお知らせが何度も届く。
プレリザーブとか、先着抽選とか。
しつこいくらいなんだが何でだろう?チケット売れてないとか?
羽生選手が出ないのだから見る気はないが─




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羽生結弦に知名度があるので

2022年03月06日 | 羽生結弦

相変わらず未だに少しずつ、北京五輪の時のHDDの録画を整理している。


予想以上に羽生結弦選手の話題が多く、大きく取り上げられていた。

メダリストを上回るほど、
と言っていいくらい沢山の報道が羽生選手を特集をしていた。


それが気に食わなかったのか、メダリストでもないのに、とか
メダリストの方をもっと報道しろ、と文句を言う人がいたらしい。

 

そのような声にも関わらず羽生選手は大きく取り上げられていた。

羽生選手にそれだけの注目が集まっていたようだから、
しょうがない、と思うが…。

 

自分は羽生選手だけにフォーカスして見ていたので、
客観的には考えられなくなっていたが、
今回、五輪三連覇、そして4Aへの挑戦、が、
北京五輪、というイベント上で大きな話題だったのだ。

フィギュアスケートという括りを超えて、
五輪競技として予想以上に日本中から注目されていたのだ。

 

内村航平が見ていたのは予想できたが、
他にもアスリート、白井健三、桃田賢斗なども、

他にも反田恭平や、松任谷由実、
そして松山千春までが羽生選手の演技を見ていた。
(好意的な意見だった)
ローソンの社長も、
五木寛之も見ていたようだ…。
それぞれ刺激を受けたという。

まるで日本中が羽生結弦に注目していたかのように。

 

それは今までの羽生選手のキャリア、
五輪2連覇を始めとして、いろいろなレコードブレイカーとしても
積み重ねて来たものがあるからで、
それが今の、日本中に名を知られるほどの知名度になり、
注目度になったのだ。


そしてその日本中が注視する中での演技は、
それだけに値する大いなる挑戦と演技とだった。
だからこれだけ多くの人々が羽生結弦について語ってる。
語らずにおられないほどに。

 

公式練習が生中継されていたり、
試合後の記者会見までも複数のテレビ局が生中継をしていた。

破格の扱いだ。













北京五輪に出場した全選手のうちで、
もっとも注目を集めた選手の一人だったのだ。

 

メダルを取った、取らないに関わらず、
羽生選手はメディアの関心事だった。
4Aへの挑戦など、話題が集中したからでは。

そして日本だけではなく、世界中の関心も集めた。

 

 


羽生選手のあの14日の記者会見には8ヵ国の同時通訳がついたそうで、
金メダリストのネイサン・チェンでさえ5ヵ国だったというから、
羽生選手の注目度は世界的だった。
それほど関心を集めたのだ。





ソチオリンピックの時は、
金メダルを取った羽生結弦選手より浅田真央の方が
報道が多く話題にもなったという。
その当時は浅田真央の方が人気があったから。

そして羽生結弦はソチで金を取ってからも実績を積み、
試合のたびに人気が出て、注目され、知名度が上がっていった。
今が注目度マックスだ。

メダリストはメダルを取ってから注目されるもの。
これからキャリアを積んで、活躍し続けることで注目度も上がり人気も出る。
それが順番というもの。
(ビジュアルも大事…)

 

報知
https://hochi.news/articles/20220305-OHT1T51039.html?page=1

桃田賢斗、ウクライナ情勢に神妙「願うことしかできないけど…」
 欧州遠征へ出発、急きょ便変更も

(抜粋)

先月の北京冬季五輪は、
同学年のフィギュアスケート男子・羽生結弦(ANA)に刺激を受けた。

「3連覇を目指すのは、どんなメンタルで試合に入るのかなと思っていた。
結果、(4位で)メダルはとれなかったけど、
五輪の主役だったんじゃないかなという印象を受けたので、
すごいなと思いました」と振り返っていた。

 

桃田選手は「五輪の主役は羽生結弦だった」、と。
アスリートからも注目されていた。
それほどまでに今回も…北京の羽生結弦の印象は強烈だったのでは。

人々の期待に違わない演技と勇気ある挑戦。
心に残る、突き刺さるものだったからこそ北京五輪でも注目度が格段になった。

 

フィギュアスケート選手という枠を超えて、
日本を代表するアスリートと言えるまでになってるのだ。

 





北京五輪で印象に残った選手のアンケートでは─

 

All About NEWS
https://news.allabout.co.jp/articles/o/38525/
北京五輪で「印象に残った選手」ランキング! 
3位「高梨沙羅」、2位「平野歩夢」、1位は?


https://news.allabout.co.jp/articles/o/38525/p2/
北京五輪に出場した選手の中で印象に残っている選手は誰ですか?





1 羽生結弦     71
2 平野歩夢     64
3 高梨沙羅     52 
4 カミラ・ワリエワ 33
5 藤澤五月     23
6 高木美帆     17
7 高木菜那     12 
8 ショーン・ホワイト11
9 小林陵侑     9 
10 女子カーリング日本代表 8
10 鍵山優真     8
12 吉田知那美    7
12 ネイサン・チェン 7
14 坂本花織     6
15 小平奈緒     5

 

いい意味でもそうでなくても、
北京五輪で人々の印象に残った選手たちの中で、
一番なのは羽生結弦選手だった。


メダリストより露出が多すぎる~と言われても、
強烈に印象的だったのは羽生選手なのだから
人々の気持ちを変えることは出来ない…。

 

かつてフィギュアスケート界で人気者だった、
浅田真央や高橋大輔も素晴らしいスケーターではあったものの、
彼らとはスケールの違うアスリートになってしまった。

彼らのファンがいくら嫉妬しても(嫉妬よねえ…?)
羽生結弦は彼らの手の届かない、
フィギュアスケート界を超えた大きな存在になってしまってる。
それを妬んで?(誹謗中傷を吐くのは)無駄だと思うのに。

 

画像


AFP
https://www.afpbb.com/articles/-/3390544?pno=0&pid=24220861
【写真特集】戦い終えて…新華社が活写した羽生結弦

(↑写真もいいけど記事もいい)

 

羽生表紙本(中身も殆んど羽生が主人公)が溢れているのも
理由があるのである
(ビジュアル大事・・)

 


週刊女性が特集号を出すらしい…


フィギュアスケートジャパン2022 (週刊女性臨時増刊) 雑誌 
 2022/3/16
¥1,100




 



 



 



 



 



 



 



 



 

 


それにしても、桃田賢斗選手は大丈夫だったのだろうか?
世界で試合をする選手に影響が出ている。
ウクライナ情勢が…まさかこんなになるなんて思わなかった。
毎日ニュースを見て愕然としてる。
…恐ろしいことだ…

 

 

 


みうらじゅん マイ遺品展

2022年03月05日 | 展覧会・絵


みうらじゅんの「マイ遺品展」
という展覧会は、新聞に宣伝が出ていたので知った。
その時から行きたい、と思っていたのだ。

断捨離とは無縁のみうらじゅんのコレクションに興味があった。



みうらじゅんの本はたくさん持ってるし、
いとうせいこうとの共著「見仏記」は私にとって教科書のようなもの。

「月刊HANADA」に連載をしているのを知った時はぎょっとしたが、
節操のない人なんだろうと解釈することにした。



展覧会は、ずっと長く開催されていたので、
3月末くらいまでやっていると思っていたら、
3月6日で終わりだと新聞で知り、慌てて行こうと思った。




アサヒビール大山崎山荘美術館
https://www.asahibeer-oyamazaki.com/

https://www.asahibeer-oyamazaki.com/tokubetu/43936/
開館25周年記念「みうらじゅん マイ遺品展」
2021年12月18日(土)-2022年3月6日(日)





展示会のタイトルや、メインビジュアルはかなりヤバいが…。
みうらじゅんのシニカルな、やや自虐的なギャグだろう、と思った。
露悪的なところもあるようだ。

 

大山崎山荘美術館へは以前に一度行ったことがあるが、
すっかり行き方を忘れていた。


アクセスを調べたり、JRの駅を調べたり、電車の時刻を調べたり、
下調べをしているうちに、
そんなに準備をしてまで行く値打ちのある展覧会なんだろうか、
という思いがむくむくと湧いて出て来た。

 

大山崎山荘美術館は、かなり遠い。
京都府乙訓郡大山崎町にある。

しかも山の中腹にあり、坂を登らなくてはならない。

腰を痛めているのでそれがきつい。
そこまでして…そこまで苦労して行く必要はあるのか?
町中の美術館ならすぐ行けるからまだしも…と。

みうらじゅんのしょうもない(?)コレクションを見るために…


自問自答しながらも行くと決めていたので、
京都駅まで歩き、JRに乗り、大山崎まで行って来た。

 


美術館へ行く坂の途中に、
いくつかの「みうらじゅんの飛び出し坊や」が設置されていた。


飛び出し坊やは滋賀県に最も多いという。
その滋賀県の飛び出し坊やを制作している会社が、
特別に「みうらじゅん飛び出し坊や」を今回のために作ったという。

みうらじゅん的には本望だろうと思った。









美しい外観の瀟洒な美術館の中へ入り、展示物を見ると、
まず思ったのは、予想はしていたものの、
その予想以上にがらくた(コレクション)が多い。

どうでもいいものばかりある。
旅先の土産物屋で売ってる実用にならなそうな栓抜き、
ヤシの実の置物、ゴム製のヘビ、水回りの救急宣伝マグネット、
甘えた坊主、ヌードボールペン、ヌードトランプなどなど。
(エロはみうらじゅんのテーマでもある)

旅行先のどうでもいい土産物が多い。

 

そして一番変だと思ったのは、それらのカスのようなコレクション
(本人がカスだと言ってるので、そう言ってもいいだろう)が、
大山崎山荘美術館という、内装が素晴らしく、気品があり、
格調の高い展示室や、棚や美しい展示ケースに、
あたかもとても大事そうにきちんと並べられ、
それらが何か、とても値打ちがあるかのように展示されている事だった。


みうらじゅんにしか価値がないようながらくたたちが、
整然と美しく、とてもきれいな展示ケースに一つずつ並べられることで、
俄然輝き出している。
それらがまるで美術品のように見えて来たりして…。

 

不思議な光景だった。


大山崎山荘美術館には似つかわしくない、
がらくたとのミスマッチが不思議な異空間を形成していた。

大山崎山荘美術館がよくこのコレクションを展示する気になったな、
というほど似つかわしくないのだ。

 

そして、もっと不思議だったのは、展示されていたコレクションが、
とてもきれいに保存されていたこと。
保存状態がとてもいいのだ。


金プラ(金メッキの五重塔などの土産物)はピカピカに磨き上げられ、
新品のようだった。

そのほかの展示品もすごく状態が良い。


カスのようなコレクションだが、すごく大事にして、
ひとつひとつをなおざりにせず、大切にされていた。










みうらじゅんは、今回展示されているこれら以外にまだ沢山所持していて、
特別に倉庫を借りて、そこに保管しているそうだ。


思ったのは、倉庫でもそれらのコレクションは、
ごちゃっとただ入れられているのではなく、
特製の棚を作り、一つずつ、整然と並べられているのだろう、
と言うことだった。

劣化を防ぐため、温度も管理しているだろう(笑)。

 

「マイ遺品」と名付けられてるが、
その名の通り、みうらじゅんはコレクションを死ぬまで手放さず、
彼らと運命を共にする覚悟なのだ。


みうらじゅんに買われた土産物はきっと幸せだ、と思った。





展示室のうち、別館のような廊下を隔てた一室、山手館のみ撮影可能だった。
そこにある展示物の写真を撮って来た。











ちゃんと写せなかったものもあり、残念



所々に等身大のみうらじゅん像がある。
それを見ても分かるように、
この展覧会はみうらじゅんそのものを見る展示会だった。

 


コレクションを見ればその人となりが見えて来る。
みうらじゅん本人が言うとおり、これはコレクションを見る、
というより、
みうらじゅんの人生や歩みを追体験する展覧会なのだった。





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羽生選手、4A挑戦の意味

2022年03月04日 | 羽生結弦


「アイスジュエルズ」を出版している舵社から、
羽生結弦選手の北京オリンピック特集号がまた発売、
これで北京五輪の羽生特集は何冊目になるのだろう?

オリンピックの威力はかくもすごい??

ただ羽生結弦選手の場合は試合ごとに、
雑誌形式の写真集が発売されるのは恒例になってる…

 

Ice Jewels SPECIAL ISSUE
羽生結弦 北京オリンピック2022
フォトブック
1,650円(税込)
2022年3月23日





http://www.kazi.co.jp/icejewels/backnumber/photo_olympic2022/hanyu_olympic2022.html

 





しかし、一人の選手で一冊まるごと特集される雑誌(写真集)が
試合のたびに発売されるというのは、
羽生ファンは慣れてしまってるが、これまでは、まるで前例のないこと。

羽生選手が出現以前は、フィギュアスケート雑誌で
一冊まるごと一人の選手が扱われるなんてとんでもなかった。

 

かつて「カッティングエッジ」という雑誌が
日本男子選手のみの本を発売し始めた時には、
フィギュアの日本男子選手だけでまるまる一冊出る時代になったのかと、
感慨を覚えたものだ。

あの頃全盛期だった高橋大輔でさえ、一冊まるまる一人ということはなかった。
必ずほかの選手も掲載されていた。

 

それが羽生結弦の出現でフィギュア雑誌が激変してしまった。

羽生ファンは住み分け、というが、
もともと雑誌に住み分けなんてなかった。

メインの選手は多めだとしても、
そのほかの選手も必ず掲載される。それが普通で当たり前だった。

 

今の、羽生結弦のみの雑誌がこんなに沢山出版されることの方が異例であり、
あまりにも特殊である。

この羽生結弦特集の雑誌・写真集の多さを見ても、
羽生選手がこれまでのスケーターからしても、いかに突出した選手であるか
まざまざと見せつけられる。(ビジュアルがもちろんよいからでもあり)

つくづく巨大な存在である。

 

舵社からは続けて羽生結弦ダイアリーも発売・・・


羽生結弦ダイアリー ALWAYS WITH YUZU 2022.4-2023.3 
WEEKLY DIARY
田中宣明
2,750円
2022年03月24日頃




 

ファンにはうれしい必携品?(北京五輪の写真はないという)


 

 

 

 

 



+++


ところでもうずいぶんあちこちに拡散されてるが、
羽生結弦選手が英語の質問に英語で応えているインタビューの動画がある、
4回転アクセルについて短く考えを語ってる。


KillUA1111さんツイより
https://twitter.com/killua11111/status/1498849986679042050



「もし本当に僕が4Aだけに集中したら着氷できるだろう。
でもフィギュアスケートはプログラムすべてが本当に大事。
フリーでは本当に4Aをやりたいと思うが、
でもすべてを音楽に合わせてする方がもっと大事だと感じてる。」

 


---

羽生結弦選手は4A単体で跳ぶだけなら着氷できると答えている。

そこまで完成していたのかもしれない、と思うと驚きを隠せない。

 


けれども彼の中では、4Aは、ただ飛ぶだけでは理想の4Aではなく、
プログラムの流れの中で、その一部として飛ぶ。

「4Aを含めたパーフェクトパッケージ」と以前言ったように、
それが羽生選手にとっての理想のプログラム、
理想の4Aだということだろう。

 

4Aを飛ぶだけでも前人未到と言われるほど困難なことなのに、
フリーは確かに「4Aだけではないので」と言っていたように、
プロの流れの一部として飛ぶ、というより難しいことへの挑戦なのだった。

 

しかも羽生選手の4回転アクセルは、彼のトリプルアクセルと同様、
ごまかしのない、プレロテのない、はっきりと前を向いて飛ぶ4Aだった。

 

何度も引合いに出して悪いが、事実なので。。
五輪王者のネイサン・チェンは、
以前トリプルアクセルが苦手で、いつもミスばかりしていた。

それがある時から絶対にミスしなくなった。
きれいに飛ぶようになった。不思議に思った。
あんなに3Aで手こずっていたのに。

が、そのアクセルは前向きではなくて、氷上で回ってから
後ろ向きで跳ぶプレロテのアクセルだった。

このプレロテのアクセルのやり方をあみ出してから、
ネイサンはミスしなくなった。でもそれはごまかしたアクセルだ。

 

羽生選手がこのタイプの(下回りの)アクセルを跳んでいたとしたら、
4回転アクセルはもっと早く、そして今回のオリンピックでも
降りられていただろうと言う人もいる。
もっと楽に跳べていただろうと。

 

しかし羽生選手は北京五輪で跳んだ4Aを「自分の誇り」と言った。

下回りの、ごまかしの一切ないアクセルの飛び方で4Aに挑んだ。
どんなに難しい挑戦だったとしても譲らなかった。

酷い捻挫をして怪我を負って、
本来ならとても飛べる状態ではなかったかもしれないのに、
臆することなく、あくまで正しい技術で4Aに挑んだ。
考えてみると、とんでもない精神力と勇気だ。

しかも本人の言う通り、4Sこそ転倒があったが、
そのあとの要素を滑り切り、プログラムの世界観を表現し、
4Aはその一部として成り立っていた。

 

だからこそ、北京の4Aは羽生選手にとって誇りであり、
フィギュアスケートとオリンピックの歴史の中に残る偉業だった。










画像

AFP
https://www.afpbb.com/articles/-/3390544?pno=0&pid=24220861
【写真特集】戦い終えて…新華社が活写した羽生結弦


・・・・・この記事も古い話題になるけれど。
内村航平選手が北京の羽生選手を見ていた。
内村さんなら見るだろうと思っていた。

内村さんはぶれないな、
「羽生結弦というオンリーワン」というパワーワードが出た…


スポーツ報知
https://hochi.news/articles/20220303-OHT1T51055.html?page=1
内村航平、4回転半挑戦の羽生結弦見て
「彼は結果を残そうが残すまいが、羽生結弦というオンリーワン」


報道陣から、北京五輪で4回転アクセル(4回転半ジャンプ)に挑戦した
フィギュアスケート男子の羽生結弦(ANA)について問われると
「やっぱり羽生結弦だったなって印象が強い」と語り、

「もちろん本人は3連覇目指したい、勝ってこそって言ってましたけど、
やっぱり結果じゃない部分を重視してやったのが
4回転アクセルへの挑戦だったと思う。

あれだけの注目の中、今まで誰も挑戦したことのない技に挑戦して、
失敗はしましたけど、挑戦するってところに価値があるんだなと感じた。

彼は結果を残そうが、残すまいが、羽生結弦というオンリーワン。

それで日本中、世界中の人々が刺激をもらって、
その人たちに感動を届けられている存在っていうのは、
僕自身も非常に刺激になる。ほんとに尊敬できるなと見ていた」
と思いを話した。

 


あれだけの注目の中、と内村さんが言っているように、
羽生選手本人がみずからプレッシャーをかけるかのように、
4回転アクセルに挑戦すると明言して、そして実行した。

そして世界中が注目する中、
緊張する大舞台で自分の持てる技術のすべてを文字どおり出し切った。

だから世界も感動した。
羽生結弦というアスリートの凄味を感じる。


羽生選手はつくづく度胸がある。
肝が据わっているというか、根性が並ではない。

 


オリンピックという舞台で自分自身だったという4Aの軌跡を刻んだ。
自分を信じ、自分の技術を信じた。





これからこの後、4Aに挑戦する選手がいたとしても、
それが果たして正しい技術によるものか。

羽生選手は正しい技術で4Aを飛ぶ指標を示した。
だとしたら
それ以外のごまかした踏切りでの4Aを認めることは許されないはず…。

 

☆追加☆


この可愛い動画は「これからも応援し続けて下さい」と
言っていた時と同じ時期に撮られたものかな?
驚異の可愛さ



TEAM JAPAN
https://twitter.com/Japan_Olympic/status/1499595143539994624





「えー8年後に札幌でオリンピックの開催が決まったら、
やっぱりフィギュアスケートの選手の皆さんが
最高の演技をしてほしいですし。
僕も…出たいです、ふふふふふっ。
でもそれぐらい楽しみにしています。
北海道、札幌で会いましょう」

出たい、というのは可愛く笑ってるから冗談だろうけど
とにかくかわいすぎてふり幅が大きすぎ

 


ワクチン、3回目接種した

2022年03月03日 | 日常生活・つぶやき
2月中旬になるが、コロナワクチンの3回目接種をして来た。


接種券が届いたので、どうしようかと思っていると、近所の奥さんが
1回目、2回目に接種をしてもらった所と同じ近くのお医者さんで、
3回目の接種を受け付けていると教えてくれた。

ワクチンは最初の接種の時と同じファイザー製だという。



自分はしもやけの指が痛く、外から帰ってもなかなか指をちゃんと洗えない。

朝の散歩の時などは殆ど人に合わないから、と消毒液で済ますこともある。
それがかなり不安でもあった。


だからオミクロン株が蔓延してる時に少しでも安心出来るように、
と、ワクチン3回目を打つことにしたのだ。

3回目もファイザーがいいと思っていたので、ちょうどいいと思い、
1回目と2回目に接種してもらった近くのお医者さんで予約して、
打ってもらった。



1回目の頃は夏だったので薄着だったからまだ良かった。

が、今の冬の時期だと何枚も服を着ているので、
ワクチンを打つのにも薄着にならなければならない。

まだ寒い時期だったので、それに苦労した。
腕が出せるような服で行かなければならなかった。




そして副反応としては、
打った日とその翌日に腕が痛くて上に上げられない。

熱は出なかったが、2日間、腕が重く、痛かった。
熱はないものの、最初の時にもらった解熱鎮痛剤を2度飲んだ。



夏なら服は一枚だけだから楽だったが、
冬の今は何枚も着ているので、服の脱ぎ着にすごく苦労した。

腕が上がらないから、服を着るのに時間がかかる。
脱ぐのも痛くて、身を捩りながらそうろっと脱がなくてはならなかった。



それでも痛みも2日間で元に戻った。
2日間の我慢だった。
人によって副反応は違うというが、自分の場合は熱が出ないのが何よりだった。


コロナなのに手がちゃんと洗えていなくて、それが不安だったので、
ワクチンを打って良かったと思う。





・・・・・・




ある時、母が入院している施設から連絡があり、
母にコロナの陽性反応が出たという。


その時は驚いて、絶句してしまった…。
電話を聞きながら、もし万が一のことがあったら…、と、
動揺してしまった。



施設では細心の注意を払っているとは思うが、
大勢の人を預かっているのだから、
考えてみればいつ陽性者が出ても不思議ではない。

けれどもうちの母にまさか陽性反応が出るとは、と青くなってしまった。

高齢者は重症化しやすいと聞いているから、とにかく心配だった。



不安になってその日に姉に電話したら、
体は丈夫な人だから、基礎疾患のようなものはないから、
あまり心配することはないのではないか、と言われ、
やっと少しだけ気持ちがおさまる。


施設から治療をするにあたって許可するための書類が届き、
サインをして送った。

母は今ごろどうしているだろうか。
ほとんど寝たきりだと思うが、面会は出来ないので、
ただ家でこうしてじっと施設に任せるしかない。

治療して治るのだろうか。
会えないのでとにかく何も出来ない。向こうに任せているだけだ。
向こうからはその後、何も連絡がない。



・・・

その後、どういう状態なのか、症状は…、
と心配になってこちらから電話してみた。

熱はなく、食事も普通に食べている、という説明があり、
やっとほっとする。
熱がないのなら、それだけでも少し安心出来た。
気持ちが少しだけ楽になった。







そしてシャンプーしてもらっていた近所の美容院で、
客の一人がコロナ陽性者が出たと連絡があった。


しばらく店を休むという。
これにも驚いた。

コロナがこんなに身近に迫って来ているということを改めて感じた。
実感は湧かないが、油断は出来ないのだと改めて思った。

でも今までどおりの生活をするしかない。



しもやけの指で髪を洗うことや、
濡れた髪をタオルで拭くのが苦痛だったのだが、
何とか自分でやるしかない。


それにしても普通の生活がしたいだけなのに…。



朝、散歩の時、だいぶ明るくなって来た。
前はまっくらだったけれど。
春が近づいているのだ。


お水取りももうすぐ。
もうすぐ春、春が待ち遠しい。

今年の冬はことのほか寒かった。
朝はまだ指がつめたく感覚がない。

暖かくなってくれば、きっとこの辛さも終わるはず。



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キスクラには
「フィギュアスケートマガジン」「通信DX」には間に合わなかった
羽生結弦選手のエキシビション写真が掲載されてる。
やっぱり楽しそうだったエキシビションの様子も写真で欲しい。



TVガイド特別編集 KISS&CRY Vol.43 北京五輪Premium号(仮)
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1,980円
2022年03月23日頃





痛めた足でも痛み止めを飲みながらエキシに出場したのは、
世界中の人に自分の北京、最後の滑りを見てもらいたかったからだと思う

エキシの演技までが羽生選手のひとつのパッケージ、
エキシも演技の一つ。3つ滑って完結する、というような。

そしてエキシのあとは足の治療でしばらくは滑れなくなるから…
是が非でも滑りたかった…のでは。。
フィナーレでスケーターたちと楽しそうにしていたのも、
束の間の時を楽しみたかったからだろう、、






















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羽生結弦 北京オリンピック2022
フォトブック
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2022年3月23日






今年の冬はとくに寒かったらしい。
こんなにつらい冬は初めてだった。
だんだん暖かくなって来たけど、早く指が治って欲しい



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