感じるままに・・大人の独り言

日頃感じる事や、国内外の行く先々の美味しいグルメや観光スポットを独自の目線と本音で発信して行きたいです。

京都・五山の送り火🌠

2017-08-18 21:38:00 | 観光・オススメスポット(京都、他県)
8月16日、息子を送りがてら再度家族で京都に🚙
今年のお盆は夏休みも兼ねて、17日までと言う例年にない長期休暇を貰ったのと、主人がたまたま同じ日までお休みだった事もあり実現👍

職場のM君の強いオススメもあって、どうせなら京都の夏の風物詩でもある「五山送り火」を見ようと言う事になった(^^)d
送り火は、お盆に迎えた先祖の霊を送り出し、無病息災を祈る伝統行事である。

ネットで調べてみると、8時から時間をずらして京都市内を囲む山々の5つの文字(大、妙法、船形、左大文字、鳥居形)に点火されるそうで、その時間は約一時間だと言うのだ💨(実際のところ、1つの文字が点火されてから火が灯っている時間は、せいぜい15分程度だと思うf(^^;)


嵐電の始発駅・四条大宮駅の入り口には、こんな看板があったくらい京都では大切なイベントの1つらしい↓見えるかな?


拡大すると、こんな感じ↓


途中、新名神に渋滞が発生してた事もあり、限られた一時間と言う時間に着くのか、そして、この送り火を果たして見ることが出来るのか、車中ヤキモキしながら京都に向かった私達f(^^;

しかも、観光客が見る事の出来る場所と言うのも限られている様で、例えば高い所〜京都タワーやホテルの最上階や、鴨川の川原等幾つか紹介されていたが、昨年息子のお誕生日お祝いをした「ホテルオークラ」の京都市内を見渡せるレストラン等は1年前からこの日の予約が🈵になったり、ホテルの部屋も送り火を見る為の宿泊客で、中々予約も取れないくらい人気なんだそうだ(((^^;)

鴨川の川原も交通規制がされているらしく、ギリギリで出発した私達が辿り着くまでに、間に合わない可能性が高く、M君が一番オススメしてくれた、四条大宮から近くいつも行っている「イオンモール京都五条店」の屋上が一番分かり易いとは思ったものの、きっとこちらも人が一杯で辿り着けないだろうと言う悲惨な状況だった、、

取り敢えず、8時くらいに息子のマンションに到着した私達は、イオンモール京都五条店の屋上から送り火が見えるなら、それより高い息子の部屋からなら、もしかして1つくらい見えるかも、、と、微かな期待に胸を弾ませながら、ベランダに出てみると、" なんと言うことでしょう 〜❕ "、「舟」と言う文字が見えるではないか(*^O^*)
(この写真は、非常階段から撮ったもので、見えにくいかも知れないけど、真ん中右側に見える赤い明かりが「船形」、左側が「左大文字」)↓


もしかしたら、非常階段からならもう少し見えるかも〜と、出てみると、三つの送り火がはっきりと見えたのだ\(^o^)/
午後8時に東山の如意ヶ嶽(ニョイガタケ)に点火された、一画が最長160メートルの「大」がこちら↓


続けて五分おきに、「妙法」、「船形」、「左大文字」、「鳥居形」に火が灯されるのだそうたが、その内の「船形」と「左大文字」が並んでハッキリと見えた👍


「左大文字」がこちら↓


主人と「高い家賃払ってる甲斐があったね〜👍」と、この時ばかりは大喜びした私達(*^O^*)

次第に消え行く送り火を見ながら、何とも言えない神聖な気持ちと満ち足りた気分で一杯になった。
送り火と共に昨年と一昨年に亡くなった父と義父を思いつつ、心中で見送る事が出来たのが何より幸せだと思えた。

昨年は大雨だったし、息子が家に帰省してた事もあり、まさかマンションから見えるなんて思いもしないまま、M君の強いオススメに背中を押されて来てみたが、三つも送り火を見ることが出来て本当に良かった🎵
ネットで拾って来た実際の五山の送り火がこちら↓
因みに、イオンモール京都五条店の屋上からは、これらが全部見えるらしい👍


そう言えば、小学生の時に京都でシスターとカトリック系幼稚園の先生をしていた" 鬼軍曹 "の様な伯母の所に東京の従姉妹と一緒にお泊まりに来て、ハードなスケジュールの京都観光をした時、この送り火を見た記憶が甦って来た。
そう、確かにあの時、遠くの山肌に灯る「大」の字の炎を私達は見ていた。

余りにもハードなスケジュールだったので、その時の記憶が殆ど残っていないが、今改めてこの一年に一度の僅かな時間にしか見れない貴重な「送り火」を見せてくれた伯母に心から感謝したい。

そして、こんな機会を再び与えてくれた息子にも。

と言う事で、期間限定の京都を、これからも心行くまで楽しむぞ〜❕、オーッ((o(^∇^)o))

*鬼軍曹の様な伯母(ホント、鬼より怖いんだよォ〜(;゜∇゜)との思い出を書いた記事はこちら👍"近くて遠かった京都の思い出

あの頃は、見馴れていた伯母のシスター姿を何も不思議に思わなかったけれど、キリスト教であるシスター姿の伯母が異教である神社仏閣に乗り込んで来た姿を目にした神職さんやお尚さん達は、さぞかしギョッとしたことだろう、、なんて、今となっては思い出し笑いしまう私なのだ、、(;´∀`)