嵐山回想記第7彈、最終章は「天龍寺」🌠
実は1番最初に拝観したのだけど、いくら回想記と言えど記事にするには色々と準備が大変なので、今日まで後回しにしてたと言うわけ、、(((^^;)
8月11日、大阪のお友達と嵐山に到着した私達は、ランチの前に1番近い「天龍寺」を拝観する事に🎵
「天龍寺」は、後嵯峨天皇の亀山離宮があったところに、暦応2年(1339年)、足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うため、夢窓国師を開山として創建した禅寺であり、京都五山の一位として栄えた名刹である。
方丈裏の庭園(史跡・特別名勝)は往時の面影を今に伝えている。嵐山、亀山を背景とした池泉回遊式庭園で、貴族文化の伝統と禅好みの手法が溶け合い、四季折々の美しさを見せる事で知られている。1994年に世界文化遺産にも登録された。
入り口はこちらで、広大な境内は京福電鉄・嵐山駅のすぐ目の前にある↓
案内板がこちら↓
境内に入って行くと、直ぐの所に「放生池」があり、見頃は過ぎていたものの、残っている花は大ぶりで綺麗に咲き誇っていた🌸
「放生池」を通り過ぎると最初にあるのが売店と御朱印所でこちら↓
勿論私もゲット👍御朱印はこちら↓後で気付いたのだけど、明確に" 天龍寺 "とは書かれていない、、f(^^;
御朱印所の裏には、天井に直径9mの円形枠一杯に描かれた加山又造画伯渾身の力作であり、天龍寺のシンボルとも言える「雲龍図」が描かれた「法堂(はっとう)」がある。こちら↓
こちらは特別拝観となっていて、拝観出来る日が決まっている。夏の特別拝観日が丁度私達が訪れた11日からだったのに、私達と来たら不覚にも1番のお目当てだったこの「雲龍図」を見落としてしまったのだ、、(((^^;)
天龍寺は拝観コースが決まっていて、建物と庭園の両方を拝観する場合は、最終的に出口が竹林に抜ける北門となるので、「雲龍図」を観たい方は1番最初にこの「法堂」で別料金500円を支払って拝観してから境内や庭園を拝観しないと、私達みたいに観ないで竹林側の出口に出てしまうので注意してね💦
と言う事で、11日に見逃してしまった私はどうしても諦めきれずに、17日に主人と息子を誘ってこの「雲龍図」だけ再度拝観しにやって来たのだ、、ホント、なんて二度手間なんだろうと自分でも情けなくなる、、(((^^;)
法堂の中は写真撮影が禁止なので、ネットから拾って来た「雲龍図」がこちら↓確かにどの方角から見ても目があってしまい、心の内を見透かされている気がしてしまうf(^^;
去年「相国寺」で見た泣き龍と同じで、圧倒的な存在感と迫力があり、ひれ伏してしまいそうな感じだ(^o^;)
家の天井にもあると、悪い事が出来なくて良いかも、、😅
11日に戻り、御朱印をゲットした後私達は、まず最初に建物の中を拝観する事に🎵
参拝入り口である庫裏(くり)がこちら右側の建物↓
入り口に飾られているのが、" だるま "のモデルである、禅を中国に伝えたインドの僧の" 達磨 "↓
禅寺では、最重要視されているとの事。なんだかアニメ風で愛嬌があってカワイイ(*^.^*)
この達磨の絵は、天龍寺の顔なんだそうだ👍
天龍寺も何度かJR東海の「そうだ 京都 行こう」の舞台となっている(^^)d
その時のポスターがこちらにも飾られていた↓
2016年の実際のポスターがこちら↓
「庫裏」を抜け「方丈」へと進んで行くと、東西に仕切る襖に描かれている雲龍図が目に飛び込んで来る。 これらは昭和32年に物外道人によって描かれた物で、こちらも圧巻である🌠
方丈の床の間にある達磨絵↓こちらもほっこりとさせられる↓
庭園から見た「方丈」の様子がこちら↓
方丈の建物の瓦の所に「天龍寺」と言う文字が刻まれているのを発見(^^)d↓見えるかな?
方丈から見える曹源池庭園(そうげんちていえん)↓紅葉の時期や桜の季節は彩りがあって、もっと見応えがあると思う(*^ー^)ノ♪
この「曹源池庭園」は、約700年前の" 夢窓国師 "作庭当時の面影を留めており、我が国最初の史跡・特別名勝指定で、世界的名園だそうだ🌠
夢窓国師(夢窓疎石)は、鎌倉時代から室町時代にかけて活躍された臨済宗の禅僧で、なんと伊勢国(三重県)出身なんだそうだ(^^)dご縁を感じずにはいられない💕
方丈についての説明がされている↓
この渡り廊下は方丈から「多宝殿」に繋がっている渡り廊下で、JR東海のCMでも出て来るので有名なのだ👍
渡り廊下から見える庭園も素晴らしい眺めである(*^O^*)
そして、渡り廊下の先にあるのが「多宝殿」でこちら↓
多宝殿は、亀山上皇が離宮を営んだ際、後醍醐天皇が学問所とした地で、現在の建物は昭和9年に完成させられたものとの事。
中の様子がこちら↓
中央奥には、天皇の像が安置されている。
襖絵や内装も見応えがある🎵
多宝殿の前には大きな垂れ桜もあり、春にはさぞかし美しいだろうなぁと友人と話していた🌸
2002年の「そうだ 京都 行こう」のポスターがこちら↓咲き誇る桜が見事である(*^O^*)
春にも来たいなぁ🎵
建物を一通り拝観した私達は、庭園を観る事に🎵
曹源池庭園を通り、小高い「望京の丘」の遊歩道を歩いて観賞して行くコースとなっている(^^)d
青紅葉の中を通り抜けて行く形なので、マイナスイオンたっぷり浴びて清々しい気持ちになれる🌠
「常寂光寺」、「祇王寺」同様、地面を覆う苔と青紅葉のコラボも素晴らしかった👍
上り坂の遊歩道をドンドン登って行くと↓
途中には、こんな休憩スペースもあって一休み出来る🎵
遊歩道を登り詰めた所には、嵯峨野を見渡せるスポットも💕
この地点より下り坂となって行き、竹林が現れ始める(^^)d
天龍寺の境内は本当に広大で、建物と庭園を一通り拝観するのに小一時間はたっぷりかかるので覚悟してね💦
竹林を抜けると北門の出口へと繋がって行く↓
この辺りの庭園も本当に美しい🎵
庭園拝観コースの出口である北門付近がこちら↓
北門を出ると竹林の小径が現れ、広大な天龍寺の拝観コースは終了となる👍↓
天龍寺は、広大な境内の中に「雲龍図」や「達磨絵」、「曹源池庭園」はじめ紅葉や桜、苔に竹林と見所が満載の嵐山を代表するお寺であることに間違いない。
その証拠に、かの有名なJR東海の「そうだ 京都 行こう」のCMでは、過去に3回もロケ地として選ばれている。これは、京都広しと言えど、清水寺、二条城、大徳寺塔頭寺院だけである。それだけに、天龍寺が京都を代表するお寺である事を物語っているのだ👍
一番最初1993年冬編の「そうだ 京都 行こう」のCMがこちら
キャッチフレーズは、【ここは、言わば禅の学校です。私も ちょっと 座禅なんか組んでみました。頭がスッキリしたぶん、足が痺れました…京都は1200年目の冬です】
2002年の春編の「そうだ 京都 行こう」のCMがこちら
キャッチフレーズは、【ここには絵に書いたような春がありました。絵を描くように建物の位置を決め、庭を作り、そして桜の木を一本一本植えていったのです。
なるほど 周りの自然もしっかり計算にいれてあるんだ。600年以上前の仕事大正解。】
2016年の秋編の「そうだ 京都 行こう」のCMがこちら
キャッチフレーズは、【お寺を建てて美しい庭をつくろう。600年以上も昔のプランです。外の景色をお借りして完成できたことを感謝する、そんな気持ちがここにはあります。
景色を借りると書いて借景。いい言葉じゃないですか。】
其々の季節により表情が違って見えるのが、このCMでよく分かる🎵
願わくば、自分を含めて全ての季節の天龍寺を体験して欲しいと思う(^^)d
天龍寺については、こちらを参考にしてネ
「天龍寺」
住所:〒616-8385 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
電話番号:075-881-1235
最寄り駅:嵐山(京福線)駅から徒歩約5分-道案内
営業時間:平日:8:30-17:30
実は1番最初に拝観したのだけど、いくら回想記と言えど記事にするには色々と準備が大変なので、今日まで後回しにしてたと言うわけ、、(((^^;)
8月11日、大阪のお友達と嵐山に到着した私達は、ランチの前に1番近い「天龍寺」を拝観する事に🎵
「天龍寺」は、後嵯峨天皇の亀山離宮があったところに、暦応2年(1339年)、足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うため、夢窓国師を開山として創建した禅寺であり、京都五山の一位として栄えた名刹である。
方丈裏の庭園(史跡・特別名勝)は往時の面影を今に伝えている。嵐山、亀山を背景とした池泉回遊式庭園で、貴族文化の伝統と禅好みの手法が溶け合い、四季折々の美しさを見せる事で知られている。1994年に世界文化遺産にも登録された。
入り口はこちらで、広大な境内は京福電鉄・嵐山駅のすぐ目の前にある↓
案内板がこちら↓
境内に入って行くと、直ぐの所に「放生池」があり、見頃は過ぎていたものの、残っている花は大ぶりで綺麗に咲き誇っていた🌸
「放生池」を通り過ぎると最初にあるのが売店と御朱印所でこちら↓
勿論私もゲット👍御朱印はこちら↓後で気付いたのだけど、明確に" 天龍寺 "とは書かれていない、、f(^^;
御朱印所の裏には、天井に直径9mの円形枠一杯に描かれた加山又造画伯渾身の力作であり、天龍寺のシンボルとも言える「雲龍図」が描かれた「法堂(はっとう)」がある。こちら↓
こちらは特別拝観となっていて、拝観出来る日が決まっている。夏の特別拝観日が丁度私達が訪れた11日からだったのに、私達と来たら不覚にも1番のお目当てだったこの「雲龍図」を見落としてしまったのだ、、(((^^;)
天龍寺は拝観コースが決まっていて、建物と庭園の両方を拝観する場合は、最終的に出口が竹林に抜ける北門となるので、「雲龍図」を観たい方は1番最初にこの「法堂」で別料金500円を支払って拝観してから境内や庭園を拝観しないと、私達みたいに観ないで竹林側の出口に出てしまうので注意してね💦
と言う事で、11日に見逃してしまった私はどうしても諦めきれずに、17日に主人と息子を誘ってこの「雲龍図」だけ再度拝観しにやって来たのだ、、ホント、なんて二度手間なんだろうと自分でも情けなくなる、、(((^^;)
法堂の中は写真撮影が禁止なので、ネットから拾って来た「雲龍図」がこちら↓確かにどの方角から見ても目があってしまい、心の内を見透かされている気がしてしまうf(^^;
去年「相国寺」で見た泣き龍と同じで、圧倒的な存在感と迫力があり、ひれ伏してしまいそうな感じだ(^o^;)
家の天井にもあると、悪い事が出来なくて良いかも、、😅
11日に戻り、御朱印をゲットした後私達は、まず最初に建物の中を拝観する事に🎵
参拝入り口である庫裏(くり)がこちら右側の建物↓
入り口に飾られているのが、" だるま "のモデルである、禅を中国に伝えたインドの僧の" 達磨 "↓
禅寺では、最重要視されているとの事。なんだかアニメ風で愛嬌があってカワイイ(*^.^*)
この達磨の絵は、天龍寺の顔なんだそうだ👍
天龍寺も何度かJR東海の「そうだ 京都 行こう」の舞台となっている(^^)d
その時のポスターがこちらにも飾られていた↓
2016年の実際のポスターがこちら↓
「庫裏」を抜け「方丈」へと進んで行くと、東西に仕切る襖に描かれている雲龍図が目に飛び込んで来る。 これらは昭和32年に物外道人によって描かれた物で、こちらも圧巻である🌠
方丈の床の間にある達磨絵↓こちらもほっこりとさせられる↓
庭園から見た「方丈」の様子がこちら↓
方丈の建物の瓦の所に「天龍寺」と言う文字が刻まれているのを発見(^^)d↓見えるかな?
方丈から見える曹源池庭園(そうげんちていえん)↓紅葉の時期や桜の季節は彩りがあって、もっと見応えがあると思う(*^ー^)ノ♪
この「曹源池庭園」は、約700年前の" 夢窓国師 "作庭当時の面影を留めており、我が国最初の史跡・特別名勝指定で、世界的名園だそうだ🌠
夢窓国師(夢窓疎石)は、鎌倉時代から室町時代にかけて活躍された臨済宗の禅僧で、なんと伊勢国(三重県)出身なんだそうだ(^^)dご縁を感じずにはいられない💕
方丈についての説明がされている↓
この渡り廊下は方丈から「多宝殿」に繋がっている渡り廊下で、JR東海のCMでも出て来るので有名なのだ👍
渡り廊下から見える庭園も素晴らしい眺めである(*^O^*)
そして、渡り廊下の先にあるのが「多宝殿」でこちら↓
多宝殿は、亀山上皇が離宮を営んだ際、後醍醐天皇が学問所とした地で、現在の建物は昭和9年に完成させられたものとの事。
中の様子がこちら↓
中央奥には、天皇の像が安置されている。
襖絵や内装も見応えがある🎵
多宝殿の前には大きな垂れ桜もあり、春にはさぞかし美しいだろうなぁと友人と話していた🌸
2002年の「そうだ 京都 行こう」のポスターがこちら↓咲き誇る桜が見事である(*^O^*)
春にも来たいなぁ🎵
建物を一通り拝観した私達は、庭園を観る事に🎵
曹源池庭園を通り、小高い「望京の丘」の遊歩道を歩いて観賞して行くコースとなっている(^^)d
青紅葉の中を通り抜けて行く形なので、マイナスイオンたっぷり浴びて清々しい気持ちになれる🌠
「常寂光寺」、「祇王寺」同様、地面を覆う苔と青紅葉のコラボも素晴らしかった👍
上り坂の遊歩道をドンドン登って行くと↓
途中には、こんな休憩スペースもあって一休み出来る🎵
遊歩道を登り詰めた所には、嵯峨野を見渡せるスポットも💕
この地点より下り坂となって行き、竹林が現れ始める(^^)d
天龍寺の境内は本当に広大で、建物と庭園を一通り拝観するのに小一時間はたっぷりかかるので覚悟してね💦
竹林を抜けると北門の出口へと繋がって行く↓
この辺りの庭園も本当に美しい🎵
庭園拝観コースの出口である北門付近がこちら↓
北門を出ると竹林の小径が現れ、広大な天龍寺の拝観コースは終了となる👍↓
天龍寺は、広大な境内の中に「雲龍図」や「達磨絵」、「曹源池庭園」はじめ紅葉や桜、苔に竹林と見所が満載の嵐山を代表するお寺であることに間違いない。
その証拠に、かの有名なJR東海の「そうだ 京都 行こう」のCMでは、過去に3回もロケ地として選ばれている。これは、京都広しと言えど、清水寺、二条城、大徳寺塔頭寺院だけである。それだけに、天龍寺が京都を代表するお寺である事を物語っているのだ👍
一番最初1993年冬編の「そうだ 京都 行こう」のCMがこちら
キャッチフレーズは、【ここは、言わば禅の学校です。私も ちょっと 座禅なんか組んでみました。頭がスッキリしたぶん、足が痺れました…京都は1200年目の冬です】
2002年の春編の「そうだ 京都 行こう」のCMがこちら
キャッチフレーズは、【ここには絵に書いたような春がありました。絵を描くように建物の位置を決め、庭を作り、そして桜の木を一本一本植えていったのです。
なるほど 周りの自然もしっかり計算にいれてあるんだ。600年以上前の仕事大正解。】
2016年の秋編の「そうだ 京都 行こう」のCMがこちら
キャッチフレーズは、【お寺を建てて美しい庭をつくろう。600年以上も昔のプランです。外の景色をお借りして完成できたことを感謝する、そんな気持ちがここにはあります。
景色を借りると書いて借景。いい言葉じゃないですか。】
其々の季節により表情が違って見えるのが、このCMでよく分かる🎵
願わくば、自分を含めて全ての季節の天龍寺を体験して欲しいと思う(^^)d
天龍寺については、こちらを参考にしてネ
「天龍寺」
住所:〒616-8385 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
電話番号:075-881-1235
最寄り駅:嵐山(京福線)駅から徒歩約5分-道案内
営業時間:平日:8:30-17:30