OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
Mマニュアルモード撮影
絞り F/8.0
シャッタースピード 1/50秒
ISO感度 100
焦点距離 12mm
北陸旅行三日目。明日はほぼ戻るだけなので観光は実質最終日となる。少し疲労も溜まってきたのであまり長い距離は走らないルート設定にした。
輪島~国道249で能登半島西海岸に出て奇岩怪石の風景を堪能しよう。本来なら時計回りで走りたかったが逆回りとなるがお許しいただきたい。
このコースは笹川流れと似て風光明媚な日本海を見ながら走れるのでバイクツーリングにも向いてる道である。
輪島から里山風景の中を走り門前町集落で日本海に出る。「道の駅赤神」で休憩。やっと日差しが出てきたが波は高い。
この区間は訪れる人も少なく長閑な雰囲気だ。やっと日本海側を旅してる雰囲気になってきたな。鳶はどこにでも居る。国道脇の照明に留まっている。お気に入りお立ち台なんだろうな。
300mmの超望遠をセットする。
すると「イソヒヨドリ」が寄って来た。日本海にようこそ!と挨拶をしているようだ。見たのは初めてで筆者も高揚している。海沿いに住んでる人には珍しくないようで内陸のヒヨドリみたいな存在なのかな? やっぱ野鳥の撮れ高があがるとテンションが上がるね!
国道249を南下。ツーリングの画で良く見る権現岩(トトロ岩)に出た。普通に撮っても面白くないのでモノクロにさせてもらった。
国道は内陸部に入るので海沿いを走る県道49号線に入る。幅員は狭くなり舗装林道の様相となってくる。ほどなく「ヤセの断崖」に出る。
映画「ゼロの焦点」のロケ地だったようだ。筆者は映画館で見ている。厳しい冬の日本海を描いていて好きでのAmazonプライムビデオでまた観た。
前のめりモードになって憑かれたようにシャッターを切った!
如何にも事件が起きそうな断崖絶壁。
波が岩を洗っているところに殺人事件の亡骸が流れ着きそうなシーンを連想させる。
でも春の日本海はどこか優しい。やっぱ冬だな。
岩を洗う波の表情を画にしたくてライブNDのスローシャッターで撮っている。
OLYMPUSの強力な手ぶれ補正で簡単に撮れる。
東映のオープニングシーンにはまだ波が小さいか?
白飛びギリギリまで追い込んで波を画にしてみる!
頼朝に追われた義経は安宅の関を越えてこの景色を見ながら歩いたのだ。鎌倉殿の13人を見たばっかだから何となく伝わるものがある。
県道から国道249に再合流して程なく「道の駅とぎ街海道」で休憩。敷地内から海岸に出ると“世界一長いベンチ”がある。
ちょっとお疲れで画にするのが躊躇われたのでセピア色に加工させてもらった。
道の駅と国道を挟んで食事が出来る店が並んでいる。前日宿で観光パンフレットで予習をしていた店がある。夕食が質素だったのでちょっと贅沢をさせてもらう。
ランチはてらおか風舎で能登牛をいただこう!
広い芝生のあるお店。平日の12時少し前入店で他に客は一組で席は自由に選べた。
メニューを見るとピンキリで高級能登牛の本格ステーキになると諭吉登場になる。
ランチメニューにカットステーキと能登牛メンチのセットがあり大衆的にいただける♪
スープとサラダからの…
メインディッシュ。能登牛三枚はミディアムレアな感じで舌に溶ける♬ メンチも熱々の揚げたてでノンアルコールビールで流し込む。
食後は珈琲かシャーベットが選べる。
ごちそうさまでした。
食後すぐに機具岩(はたごいわ)がある。しかし読めない(笑)
超広角レンズでないと入らない。焦点距離9mmで画角で収める。
やっぱオレンジ色に輝く日没に撮りたい被写体だね!
さて待望の能登金剛巌門めぐり遊覧船であるが予想通りの欠航
これで笹川流れに続いて二連敗となった(笑)
そんな筆者をなぐさめるかのようにジョウビタキが出てきた。
北関東平野部ではとっくに居なくなっていたが日本海側にはまだ居るようだ。運転しながらメスも飛んでいたのが解かった。
アトリも駐車場の脇でなにやら餌をついばんでいる。
遊覧船が欠航なので敷地内を歩いてみる。
ゼロの焦点作者の松本清張の碑もあり事件性マシマシの雰囲気だ(笑)
断崖を渡る橋からの絶景。
それでも何処か事件性を感じる(笑)
TOPの画像が巌門となる。
巌門の脇に洞窟状になっており奥は細くなるが潜って抜けられるのだ。
上り下りがあるので足腰がしっかりしてないとちと辛いかもね…
これで日本海側の奇岩怪石ツァーを終了して最後の宿に向かう。
春の撮影旅行そのⅥに続く。
疲れるでしょうがバイクで行きたい海岸線ですね🌊
そうなんです!
いつも近いトコでちょろちょろ走ってますがロングツーリングやらなくちゃって思いますが良い天気ばっかじゃないんですよね~~(笑)
北海道とか行っちゃう人ホント尊敬します