新型感染性胃腸炎大流行！？

　毎年１０月～２月頃までノロウイルスによる感染性胃腸炎が

流行する訳であるが、東京地区では胃腸炎患者さんから検出

されたノロウイルスは従来のものとは違う新型らしいと報告さ

れている。したがって、免疫力がまったくないため大流行する危

険性があるのです。大人では下痢。嘔吐などの消化器症状は

２～３日で自然に改善する場合が多いが、高齢者や小児では

長引くケースがあり注意が必要であります。ノロウイルスは感染

力が非常に強いため、家族内や学校内感染が多く、手洗いやう

がいなどの頻回にする必要がある。消毒液ではアルクールは効果

がなく、逆性石鹸が有効とされている。残念ながら、根本的な抗菌薬

やワクチンはないので対症療法が基本とります。