皆さんご存知ですか!?心筋梗塞は致死的な急性冠動脈疾患であり、たった今!会話していた人が急に倒れる恐ろしい病気です。この原因について最近発表された某大学病院のデータでは心筋梗塞でインターベンション(血行再開通)した症例の内、DM(糖尿病)と診断されていなかった群全例に対し、75gGTT(糖負荷試験)を施行したところ、何と66%の患者さんにDM体質[DM:31%、IGT(境界型):35%]であったとのことである。この結果は内科医としては想像を絶するものであり、非常に驚いております。このデータを基に計算すると心筋梗塞患者の少なくても70~80%はDM関連疾患に起因するものであると推測されます。従って心筋梗塞を未然に予防(1次あるいは2次)のためにはDM(IGTも含む)治療の早期開始(食事・運動)とインスリン抵抗改善薬(アクトス)の併用が不可欠であります。従来のSU剤だけでは細小血管病変はある程度防げても、大血管(大動脈や冠動脈)病変はまったく防げません。したがって、心筋梗塞にならないためにも、DMの精査(75gGTT)を早めに受けて、はっきり診断してもらってください。そして必要があれば早めにインスリン抵抗性改善薬を処方してもらうべきでありましょう!
広島在住の30代の男性が通販で中国製精力剤「男根増長素」を8箱購入。さっそく試してみたところ、意識不明の重態となり救急車搬送されたらしい。県がこの薬を検査したところ、糖尿病治療に使われる医薬成分「グリベンクラミド」が1カプセルから1日最大使用量の12倍に当たる120㎎が検出されたらしい。「グリベンクラミド」といえば最近までDM治療薬として最もポピュラーに使用されていた薬剤である。この薬は効果が強力で長時間作用する特徴があり、遷延性低血糖が副作用として注意しなければならない薬剤でもある。最近では同じ仲間の第3世代アマリール(グリメピリド)に押されてその使用が減少している。いずれにせよこれは精力剤というより、劇薬でありこの量では致死量と言わざるを得ない。したがって「男根増長素」というより、劇薬「必殺増長元」とでも言うべきしろものである。男性の弱みや煩悩に付け込んだ”薬害テロ”であり、断固中国政府に抗議すべきであろう!
先日千葉県沖で自衛隊のイージス艦と民間漁船が衝突して、漁船は大破し乗組員2人が行方不明との報道があった。イージス艦といえば最新鋭の護衛艦であり、500キロ四方の200以上の物体を瞬時に捉え、必要があれば同時に攻撃できる最新兵器を装備しており戦艦と航空母艦以上の戦闘能力のある最強護衛艦である。その名前はギリシャ神話に由来しており、主神ゼウスが娘の女神アテナに贈った盾(Aegis)からきている。この盾はあらゆる災難や苦難から彼女を解き放つ力が秘められており、その盾の上には妖獣メデューサの首(見つめられると石になる)が付いているのである。この攻防の盾こそがイージス艦のイメージにピッタリであり、”海の要塞”といわれる由縁であろう。その完璧なはずの護衛艦が漁船と衝突するなんて信じられません。もしかしたらあまりに近過ぎてレーダーに捉えらえず、盲点になっていたのかも知れません?まさかとは思いますが、油断からくる人為的なミスで無い事を祈るばかりです。もはや!主神ゼウスは居なかったのか!?
世界プロテニスのデルレービーチ国際選手権において18才の新鋭錦織圭選手が見事優勝を飾った。これは日本男子としては史上2人目の快挙であり、16年前の松岡修造選手以来のことである。彼は3才からテニスを始め、世界ジュニアで活躍し、13才からは渡米して、本格的に修行を重ね、昨年10月にプロ転向したばかりの新鋭選手(世界ランク244位)である。その才能は群を抜いており、これからの活躍を大いに期待したい。やはり世界的な選手になるためには、小さい頃(3才)より始め、さらに体が出来てきた頃(中学生)より、本場に移住して生活することが最も近道なのかもしれない。彼はまさにプロ根性の座った日本を代表する選手になること間違いなさそう。結構なイケ面であり、女性陣にも人気が出そうであります!今後に大いに期待したい!
昨日一昨日とフィギア四大陸選手権が韓国を会場に行われていたが。浅田真央ちゃんが、ショートPG&ファイナル(フリーSP)を伴にTOPとなり、完全優勝を飾った。安藤美姫は4回転が不発に終わり、3位に甘んじた。今季初の国際大会でもあり、日本選手の仕上がり具合が心配されたが、ほぼ予想通りの結果となり、一安心であります。真央ちゃんの素晴らしい演技と衣装で個人的にも感動いたしました。この調子で国際フィギアを制覇してもらいたい。17歳の真央ちゃんであるが、最近では女性の魅力も”ムンムン”感じさせる演技で、TVの前のおじさんたちもかぶりつきで応援していること必死でありましょう。いやいやこれから先がますます楽しみであります!