今日!!胃腸障害で食欲不振、吐き気、苦味を訴える85歳のおばあちゃんが、GTF(上部内視鏡)検査を受けました。風邪が長引いて胃腸がスッキリせず、数日前より当院外来で点滴をしておりました。それで、主治医(小生)としては心配なので”一度GTFをしてみませんか?”と勧めてみましたが、おばあちゃんに頑(ガン)と拒否されました。それでも、同じような症状のおじいちゃんが、検査を受けて悪性(ガン)が早期に見つかり、手術を受けて助かった話をすると、さすがのおばあちゃんもカンネンしてGTF検査を承諾してくれたのです。その結果、幸いにも大きな物はなく、胃酸過多に伴う胃食道逆流症(GERD)と診断され、おばあちゃんもおなかスッキリ!!です。
昨年より新型(鳥型)インフルエンザの脅威論が吹聴され、我々民間人は少なからず動揺している。そんな中、国による鳥型インフルエンザに有効とされるタミフルの買占め報道が報じられ、地方での同剤の確保が懸念されている。小生は一開業医であるが、この脅威論には疑問を抱いており、むしろ楽観論者である。その理由を次に述べる。
(1)鳥型インフルエンザは人から人に感染しない。
(2)その散発発生地域(ベトナムや中国)に在住の日本人に一人も発生がない。
(3)1918~20年代大流行したスペイン風邪も鳥型であり、全世界で少なくても一度は経験済みであり、ある程度先天的抵抗免疫を獲得していると考えられる。
以上の理由より新型インフルエンザが大流行するとは考えにくい。以上。
(1)鳥型インフルエンザは人から人に感染しない。
(2)その散発発生地域(ベトナムや中国)に在住の日本人に一人も発生がない。
(3)1918~20年代大流行したスペイン風邪も鳥型であり、全世界で少なくても一度は経験済みであり、ある程度先天的抵抗免疫を獲得していると考えられる。
以上の理由より新型インフルエンザが大流行するとは考えにくい。以上。
当院外来では、下痢(水様性)腹痛・悪心・嘔吐を主症状とする患者さんが、毎日10人前後来院しており、点滴補液および止痢剤・整腸剤を主体に治療しており、約3~4日で症状は改善していいます。ノロウイルスや細菌性食中毒についても注意を要するが、症状が3~4日経っても改善しない場合は便培養や抗体検査施行後、その原因菌に感受性の抗生剤を検討する訳ですが、経験的に腸炎ビブリオや黄色ブドウ球菌に有効なバナンあるいはサルモネラ菌に対してはニューキノロン系の抗生剤をまず始めに投薬して、経過観察しています。特に集団食中毒が疑がわれる場合は必ず便培養をするべきと考えます。自宅では紅茶が下痢止め効果があり、是非試してみてください。
先日(1月4日)、小生が夜間急患センターに当番医として詰めていた日のことす。大雪のためか?その日の夜間診療を受診された患者さんは4名で、この時期としては非常に少なく車での送り迎えが大変だったようです。センター敷地内で雪のためスリップして動けなくなった車もあり、交通網が遮断された一日でした。