当院では経鼻内視鏡を導入して2年になるが、結構受けはよいようである。経鼻内視鏡終了後簡単なアンケート調査を実施したところ、10人に8.5人は思ったより楽だった。再度検査をする時は経鼻がよいと評価した患者さんが80%台であった。やはり、経鼻内視鏡は予想以上に患者さん受けがよいと改めて感じた訳であります。導入前は経鼻挿入時のトラブルなどで挿入不可の症例が10~5%程度いるのではと想定しておりまして、その導入には慎重でしたが、実際挿入してみると挿入不可症例が200例中1例のみで、その原因も挿入時の鼻出血持続によるものでありました。また幸い鼻穴は2箇所あるため片方が困難でも他方が可能な症例も3例ほどありました。てな訳で経鼻内視鏡の挿入不可の心配はほとんどないことが判明、安心して検査に集中することができました。操作医師としては生検時のしにくさが若干残りますので、精査の場合は経口に切り替えております!!宜しく御理解上、受診されますようお願い致します。
毎日楽しみに見ている朝ドラの”ゲゲゲの女房”で遂に悪魔君が復活しました!!ようやく貧乏神が退散して漫画本の人気も出だし、水木プロダクシォンを立ち上げた時分(ころ)、急に悪魔君TV放映化の話が舞い込み、そして遂に放送が決定したとの知らせがあったのであります。水木家の一員として嬉しい限りであります。貸本時代の悪魔君は妖気に満ちた恐怖感がありました(途中絶版)が、復活悪魔君は親しみ易いカワユイ感じもあり、素晴らしいの一言であります。当時のTVでは白黒実写版であったと記憶しておりますが、「エロエムエスタイム!」の呪文を聞くと”スッ”とした快感を感じたものでした。今考えても不思議な漫画TVであったと思います!!いや~!嬉しいで~す!!
昨夕は〇〇老人病院の当直をしてきました。夕方7時から翌朝の7時までであります。全く忙しくなく、留守番当直でしたが寝苦しいしいやら、枕が小さ過ぎるやらでほとんど寝付けず、今朝は寝不足でした。朝8時からは当院の内視鏡検査があり、3人程こなしてその後外来でしたが、結構疲れが溜まっていてはかどりませんでした。歳をとるとやはり当直明けは厳しいものがあります!!また枕が小さいと寝返りも打てず熟睡できないものでありますネ!!
昨日は興和創薬主催のMR勉強会にコメンテイターとして参加しました。日本発のストロングスタチン薬として期待されているリバロに関して、最新の各種STUDY結果について学術担当者のプレゼン終了後、臨床的立場からコメントさせて戴きました。現在ストロングスタチンとして3剤(リバロ・リピトール・クレストール)が使用されているが、最も安心して使用しやすいのがリバロであろうと思っております。リピトールは肝障害症例が散発的に認められ、脂肪肝などの肝障害症例では使いにくいし、クレストールは早期より悪心などの消化器症状があり、患者さん請けが悪い。また当院でのDM症例では最近チアゾリジン系剤(アクトス)を使用するケースが多くなってきておりますが、アクトス自体もPPAR-α刺激作用もありHDL-CHの有意増加や高TG血症の改善が認められるが、LDL-CHについては低下作用が弱いのでやはり、スタチンの併用が必要になる訳であります。またストロングスタチンの中ではリバロがApoA1の著明増加を伴うHDL-CHの有意増加が特徴的であり、心血管リスクの高いDM症例では酸化ストレスによる動脈硬化進展予防のためにも有用であろうと思われます。最近進行中のJ-PREDICTではIGT症例において有意なDM進展抑制効果も認められており、リバロ自体PPAR-γリガンド作用が予想されます。したがって、DMも含めたメタボ症例にその有用性が期待されます!!いい薬です!!
連続TV小説”ゲゲゲの女房”を毎回見ておりますが、遂に貧乏暮らしから脱却する日がやって来た~!!墓場鬼太郎からテレビ君への大変身にて、漫画優秀賞を獲得して一躍有名漫画家になった水木しげる先生と奥様!他人事ながら自分事のように嬉しかったです。遂にあの貧乏神も水木家から退散して行ったのである。この時水木しげる43歳であったらしい。遅い出世なのかも知れないが良いものがなかなか認められない時代でこの成功は本当に嬉しいかぎりであります!!これからのゲゲゲの鬼太郎の活躍が楽しみであります!!