明日４月１日から、診療報酬点数の改定に伴い、医師が５分以上診察しなければ報酬の加算を受けれなくなる。医療費抑制を目指した「５分ルール」は患者さんと医師の両方に多大な不利益を生じそう。患者側の問題としては実際「薬だけとか忙しいとか」で診察を受けず、さっさと薬だけで帰る患者さんが結構おります。自覚症状の乏しい慢性疾患だとしても、投薬治療をしている限りは薬効の評価はもちろんのこと副作用のチェックも当然必要となります。また慢性疾患に起因する合併症の進展も心配であり、定期的な問診や血液検査などが必要となります。「５分ルール」でこの診察拒否に拍車がかかるのではと心配であります。また医療側では診療報酬の加算がなくなるため、病院経営が困難になり、廃業につながりかねず医療崩壊が加速することが心配されます。最も恐れるのは「医者と患者さんの信頼関係」の崩壊であり、５分用のストップウォッチを首にぶらさげて待合室で診察をまっている患者さんを想像するとゾッ～とするのは小生だけでしょうか！？
昨夜大館の某クラブに野郎ども３人で行ってきました。その中に金太郎さんみたいなボデコンギャルがおりまして、いろいろ世間話をしていたところ、熊鍋の話になりまして、今年は豊作で熊がいっぱい取れているらしいのです。実はそのホステスはマタギの里阿仁出身でありまして、とにかく熊鍋大好き人間？だそうです。他にも鹿刺しや兎鍋や狸汁などを食べているそうで、町ではめったにお目にかかれない食材を好く食べているらしい。そのせいか金太郎さんみたく立派な体つきで熊の肉ではち切れそうであります。小生も兎な食べたことがありますが、熊は記憶にございません。結構硬いそうでよく煮込むのがポイントだそうです。金太郎が熊鍋で育ったという実話を確認いたしました。
ダイリーグ挑戦中の桑田真澄（３９）選手が引退宣言をした。桑田といえばＰＬ学園出身で清原と並んで球界を代表する名選手であるが、肘痛の手術などの満身創意の時期を克服してカムバックしたが、思い通りの結果が出ず、今季はパイレーツとマイナー契約で調整中であったが、ＧＭより今季の一軍登板はないと宣告され、これが事実上引退宣言につながったと思われる。桑田選手よ！ご苦労様でした！
いよいよ北国秋田でも花粉（杉）の飛び交う時期になりました。今年は例年に比して花粉の飛散量が多いようであります。基本的にアレルゲン同定と重症度（軽症～重症）をしっかり検査してから治療を受けるべきだしょうが、その結果（１週間）を待たずに臨床経験から投薬をする場合もあります。花粉症の治療は抗ヒスタミン剤・抗アレルギー剤・抗ロイコトルエン剤そしてステロイド剤があり、患者さんの程度や体質に合わせて薬剤選択する訳であります。当院では毎年反復性で重症の患者さんには早めの受診を勧めております。症状がでる前（１～２週）に長時間作動型の抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤を１日１回服用から始めて頂くと軽く済みます。最近では抗ロイコトルエン製剤（シングレア）が認可され、その切れのよさから、臨床効果が期待されます。また重症例では併用療法もかなりの効果を上げておりまして、お悩みの方は一度当院に御相談ください！
台湾総統選が２２日行われ、野党保守の国民党が支持された。このことで台湾問題の最大の焦点である「一つの中国」論が再浮上しそう。この保守派台頭の流れはお隣り韓国でも同様であり、痛みを伴う民主化政策より現実主義・経済重視を掲げた保守政権へ交代することになった。実質的な政策を望む国民の声が混沌とした民主化政府に嫌気がさし、現実的生活重視を支持した形になった。目覚しい経済成長を遂げている中国の恩恵にあずかろうとする国民党総統”馬英九（マーインチウ）”氏がこれからの政局を如何切り抜けるかが楽しみであります。チベット騒乱などに絡め「一つの中国」を指示する国民党を民進党の謝長廷氏が非難したが、大局はすでに決しており、野党国民党が８年ぶりに政権を奪取した。この影響は少なからず米寄り日本に影響があること必死であろう！
