昨日はバーリーズクラブにてDMシンポがありました。MDS主催の
研究会ですが、新薬続効性のDPP4阻剤マリゼブの発売記念でもあ
り、新製品の説明後、本題の”DM治療薬UPDATE”のテーマで弘前
大学の助教授松浦有紀先生の御講演がありました。現在使用可能な
DM薬は7種類あり、これらを駆使してより良い血糖管理を目視してい
る現状から、血糖管理にはどのような対象をどの薬剤単独あるいは併用
すべきか検討結果を示されました。それによると肥満症・比較的若い患者
症例、長期SU剤や大量のインスリン使用症例ではDPP4との併用効果
は減弱するとの報告でした。特に肥満症例では減量が最重要であるとの
再評価が強調されておりました。・・・・・。個人的にはSGLT2阻害薬やGLP
1受容体作動薬の減量効果などについて最も知りたかったのですが、これら
のデータ報告はまったくなかったので残念でした!以上
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