10年前に「奪われし未来」というタイトルで環境ホルモンの驚異を赤裸々に記載した本が発表され、全米をはじめ世界中で話題となり、一時騒然としたが最近ではあまり騒がなくなった。しかし、その本によると環境中に放出されたDDTやPCD、ダイオキシンなどの環境ホルモンが、超微量で人体のホルモンの働きを撹乱し、その結果生殖器異常をきたす。特にその影響は胎児に現れ、さらに胎児の脳の発達にも影響して、知能や行動、さらには精神にも変化をもたらすとされる。環境ホルモンとは「動物や人間の体内でホルモンと類似した作用をもたらす化学物質」のことであり、ホルモンの作用するレセプターと競合してその作用を撹乱するとされる。その特徴を記すと①知能指数の低下や認知能力・記憶力の低下を起こす。②精神運動性の低下を来す。③多動症が多く、ストレスに対する過剰反応がみられる。この影響が考えられている子供の病気にADHD(注意欠陥・多動障害)があり、別名「のび太・ジャイアン症候群」ともいう。すでにアメリカでは13歳以下の子供の内5~10%がADHDあるとされる。日本でも5~7%であると推定され急増しているらしい。いわゆる「じっとしていられない子供」あるいは「すぐ切れる子供」では注意が必要であろう。実はADHDの子供はドーパミンという神経伝達物質が減少していると考えられ、「リタリン」という薬剤が有効で、ADHDの子供に投与すると学習効果や精神安定が図られ、著名に改善すると報告されている。ところで、あなたの子供は大丈夫!?
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友人の検索でご同業のあなたを発見しました。ずいぶん熱心に日記書いてらっしゃいますね。たびたびお邪魔させてもらってよろしいでしょうか。あまり気の利いたこともいえませんけども。
それからこのADHDですが、先天的な要因でそのようになってる子がさらに環境ホルモンでやられちゃったらどんなことになるでしょうね。