先週の予定では 今日は母が新しいデイサービスの体験をする日でした
でも 説得するもむなしく 母は ”行きたくない・・”と
姉は母親っこで 私よりも優しいから 強く言い含めることなんて 出来なかったのでしょう
でも 母はすでに85になります
今の状態を少しでも保つ為には ここで 新しい風はとても 良いチャンスだと 私は思いました
姉の旦那様は ”後どれくらいの時間があるのか?”と言ったそうです
確かに 高齢の年よりですから いつ 何があっても おかしくない・・って言うのは理解できます
でも あの 色々病気を抱え 何度もの手術をした 父でさえ 男性の平均寿命をはるかに超えるまで
自宅で 亡くなる 前夜まで一人でお風呂に入れるほどの状態で暮らしていました
そして 母は 片耳が突発性難聴で 腰 ひざに若干の支障はありますが
いま現在も 杖なしであるけますし 身の回りのことは全部自分でしています
また 今まで病気らしい病気は したことがなく 血圧は少々高めでも心臓も血糖値も異常なしです
歯は20本 自分の歯だし 食欲旺盛で 便秘知らず・・・
データ的にも 祖母も長生き(94)でしたし 母もそうだと思ってます
10年後 姉は75です 私とて 70になる計算です
見事な老老介護になる予定です
その時に ”あぁ あの時にしておけばよかった・・・”と悔やんでも遅い・・・
今 手を打てるなら 打つのは 母にとっても 得策だと思うのは おかしいでしょうか?
今の私達は なんの準備もしていないに等しいです
家の中は トイレとお風呂にしか手すりすら 付いていないのですから・・・
家の中は 私が何度口を酸っぱくしても バリアフリーにはしないし
かといって 万が一 車いす生活になったらどうするのか?なんていうのは
考えることすらしていないでしょう
私は5年も前から
”母が車いすなったら この家から出られないよ!”と 言い続けています
玄関を出て 7段ほどの階段があるんです
それをスロープにしたら・・・って ・・・それはもう言い飽きました
私の家ではないので それ以上は 強くは言えませんでしたし・・・
10年後もそんな状態なら さすがに 私達も 母の介護には支障が出るでしょうし
そのころには 私たち自身が子供に心配される 年齢になりますから・・・
それに 母の認知症がこのままでは 10年後はどうなってるかなんて 考えたくもないです
まだ ゆっくりとしっかりと話せば 理解出来る今 もう 一度 チャンスをつかんでほしい・・・
皆の事がわかって なんとか有意義に過ごせる時間を少しでも長く 続けさせたい。
もし もっと進んで お風呂もままならなくなったら
本人の意志を無視してでも デイサービスに送り込まなくてはならなくなってしまう・・・
それならば 今のうちに 慣れておいて欲しい。
こんな 考え方には 何か間違いがあるでしょうか?
私からケアマネさんに直接相談するのは 順番が違うし 納得してもらうにはやはり
姉に実感してもらうしかない・・・
そろそろ ”可哀想・・”とか”仕方ない・・”では 済まない気がして ここのところ
イライラ ザワザワして 仕方ないんです
やっぱり 姉ともう一度しっかり 話してみないと・・・
せめて お天気がスッキリしてくれると もうちょっと 元気が出るんだけどなぁ(笑)
因果はめぐる糸車・・なのかな?
私は主人と結婚し 主人の田舎から 遠く離れて暮らしていましたから 義理の両親のお世話は 何もしていません
義母は早くに事故で亡くなりましたが 父が終末時に 田舎の義姉からは 手厳しい一撃を受けても
あまりに遠く 事情もあって動けなくて 結局なんのお世話も出来ませんでした
だから 自分自身の親の面倒は 例え どんなに辛かろうが 義父母の分まで・・って言う そんな 因果かも知れませんね(笑)