館山・坂田の31 日など

昨日10月31日の千葉県館山市の坂田の残土の件に関する、西岬地区区長会連合会での当該事業者の説明会についてなど書きます。

まず、この説明会の正確な位置づけを始め、昨日どのように話があり、質疑応答がされたのかという、情報は届いていません。

説明会そのものよりも、入り口での情報が届きました。
この昨日の説明会には各区=各自治会より3人の出席が可能だったそうです。
しかし、一部の出席できる方の中で、あらかじめ、区の区長さんの了解を得た出席希望者が、説明会自体に参加ができない、つまり、拒否を受けたそうです。それが、当事者の残土の業者と坂田の住民ものが拒否をしたようです。

また、残土の運搬ルートにあたる館山市沼から西岬までの地域への説明会は開催することを、この業者の関係者が明らかにしたそうですが、責任ある人物の話かどうかは確認はできていません。


このような状況を受け、館山市内西岬地区の波佐間漁協ほか団体2者は、

館山市へは、市有地用途廃止申請の異議申し立て

千葉県へは説明会を条例に基づき開催を求める通告書

業者へは説明会開催の再要望


以上の要請などをしたようです。


業者の千葉県への許可申請の状況ですが。
ある方の情報では、ほぼ申請通りに進行しているという話。別の方の情報では許可申請に関わる書類の中で、地元への説明会開催などに関する文言で止まっている、という話もあります。
ここにきて、千葉県庁でのこの種の情報公開が慎重になっている話も聞きます。

今の時点で、どのように手続きが進行しているのか、正確な情報を得ていません。

私の余談を書くべきではありませんが。
昨日の説明会などの動きは、ある程度、考えられた動きです。これから年末、特に12月の県または市の議会があり、そこがあらたなヤマになると思います。

森田知事。館山の自然を

千葉県の森田知事、環境生活部部長へ申し上げる。

千葉県館山市の坂田で、非常に将来に関わる選択と決断が求められている。
残土問題ということで、当該地域の住民が、辛い想いをしている。

森田知事。
あなたはアクアラインのあの施策により、地域に効果をもたらしたことは評価したい。しかし、その先の展望が見えない。
3月の震災により、千葉県も被害を受けました。今現在も厳しい生活をしいられ、間接的に千葉県内各地の経済も良好とはいえない。
その中で、観光立市とアピールしている館山市が残土の問題をかかえている。しかし、あなたは許認可の責任者として、一切の言動をされない。


あなたは千葉県の観光地たる館山をどのようにみているのか。
残土の問題をかかえている状況下、自然を活かすのか、切り捨てるのか。


あなたの今回の坂田の残土の件を通じて、館山の自然をどうしていくかを、明らかにしていただきたい。

あなたの言動が、館山をはじめとする県南地域の観光を左右するだけでなく、2年後の選挙において、かなり重要視する判断材料であることを、強く申し上げる。


重ねて書きます。
森田知事、あなたは館山の自然を活かすのか、それとも切り捨てるのか。
お答えを。