千葉県北西部の私鉄の北総線。京成電鉄の成田スカイアクセスの列車が通るのでご存じの鉄道線です。
この北総線をめぐり2つの民事裁判があります。
一つは沿線の白井市が、運賃値下げのために、当時の市長が専決処分で、北総線への補助交付をめぐる裁判。
こちらは昨日22日、千葉地裁で、現職の市長が当時の市長に対し、補助金の返還を求める判決がでました。
もう一つは北総線の運賃の認可申請をめぐる裁判。
今月26日に東京地裁で判決がでるそうです。この裁判には沿線の高校生も原告に加わっているとか。
2つの裁判に共通するのは、北総線がほかの私鉄より割高な運賃であること。
鉄道の運賃は、監督官庁である国土交通省の許認可の手続きにより確定します。割高でありながら、役所が認めるのは鉄道会社の経営状態も考慮していると思います。
しかし、都心に直結している私鉄であるならば、ある程度の需要が予測され、なおかつ、成田空港とも直接いけるのであれば、なぜ、割高な運賃になるのか、疑問になるのは当然です。
この北総線の会社には株主として、千葉県、市川市、松戸市などの沿線自治体が含まれている。千葉県が関与しているのであれば、なんらかの調整役をすべきではないか。少なくとも、運賃の値下げを可能な限りやるのであれば、資金的な支援というかたちでできないものか。
無駄に沿線の住民が裁判をおこすような事態になる前に、関係箇所が可能な改善策を考えるべきである。
この北総線をめぐり2つの民事裁判があります。
一つは沿線の白井市が、運賃値下げのために、当時の市長が専決処分で、北総線への補助交付をめぐる裁判。
こちらは昨日22日、千葉地裁で、現職の市長が当時の市長に対し、補助金の返還を求める判決がでました。
もう一つは北総線の運賃の認可申請をめぐる裁判。
今月26日に東京地裁で判決がでるそうです。この裁判には沿線の高校生も原告に加わっているとか。
2つの裁判に共通するのは、北総線がほかの私鉄より割高な運賃であること。
鉄道の運賃は、監督官庁である国土交通省の許認可の手続きにより確定します。割高でありながら、役所が認めるのは鉄道会社の経営状態も考慮していると思います。
しかし、都心に直結している私鉄であるならば、ある程度の需要が予測され、なおかつ、成田空港とも直接いけるのであれば、なぜ、割高な運賃になるのか、疑問になるのは当然です。
この北総線の会社には株主として、千葉県、市川市、松戸市などの沿線自治体が含まれている。千葉県が関与しているのであれば、なんらかの調整役をすべきではないか。少なくとも、運賃の値下げを可能な限りやるのであれば、資金的な支援というかたちでできないものか。
無駄に沿線の住民が裁判をおこすような事態になる前に、関係箇所が可能な改善策を考えるべきである。