子供達は「おやすみ」を言った瞬間に、寝入った。
さぁ、これからは大人の時間。
久しぶりに男同士(死別シングルのパパ同士)、お互いのこれからを話した。
Tさんは私に比べ、非常に積極的に物事を考え行動している。
そう、彼は新しいパートナーを探し始めている。
そのこと自体は悪い事ではないし、善し悪しを決めるのは他人ではなくTさん本人。
ただ、私は同じようには考えられないし、行動も今一歩踏み出せないでいる。
羨ましさもない訳ではない。が、焦っている訳でもない。
まだ時間はかかりそう。
ぶっ壊れちまった私のココロは、そう簡単に修復できないようだ。
その後、彼の悪戦苦闘の恋愛話を聞いて、笑って……。
私は一人でも生きて行ける種族だと思っている。
一日中話さなくても良いのなら、誰とも話さずにいられる(笑)。
だからといって、寂しさを感じない訳でもない……。
街中やテレビの中で、夫婦二人のシーンや、家族で語らうシーン(モチロン、夫と妻の両方が健在)には、まだまだ慣れない。いつも目を伏せてしまう。
いつになったら平気になるのかな。
もしかすると、このままず~っとダメなのかもしれない。
新しいパートナーが現れたら、簡単に平気になるのかな。
そんなことを考えながら、眠りについた。