退職者は本心を語らず

2007-12-09 22:46:38 | 日記・エッセイ・コラム

仕事柄、退職して行く方々とお話をすることが多々ある。

彼らは一様に本心を語らない。

退職を決めた段階で、既に心の糸が切れてしまっているのだろう。

寂しい限りである。

迷っている段階でアクションが起こせたら、また違った今があったかもしれない。

 

ただ少し話をしていると、チラリと本音が窺い知れる。

ゼニカネの問題じゃないと言いつつ、年収が少ないとぼやく。

一身上の都合とは言いながら、同族会社の環境を嘆く。

 

人生は難しい。


忘れない

2007-12-09 22:45:42 | 日記・エッセイ・コラム

仕事で外出。

G大学付属病院の近くを通る。

そこは、妻が亡くなった場所でもあり、娘が産まれた場所でもある。

近くを通る時はいつもいつもあの時のことを思い出す。

 

『絶対妻は助かる』と思ったこと。

悪魔(いるのか?)に魂を売っても良いから助けてくれと願った事。

力なく崩れ落ちそうになるのを歯を食いしばって必死に耐えたこと。

 

そして、娘の出産に立会ったこと(笑)。

一部始終を見た。

無事に妻が出産を終えた後は、嬉し泣きだった。あの感動は忘れない。

悪い事ばかりじゃないんだ。


惨敗・・・

2007-12-09 22:43:31 | 日記・エッセイ・コラム

転職に向け、着々と前進。と、言いたいところだが、そうは問屋が卸さない。

先日受けた再就職先A、なんと倍率が48倍。当然のことながら、一次選考で落ちた。

まいった!の一言だ。

書類を送ったB社も×。

 

惨敗である。

 

なかなか自分の進むべき道が見つからない。

まぁ、簡単に見つかるとも思っていない。

これでもちゃんと探しているつもりだ。

  

小さな小さなキッカケが欲しいのだ。

思い通りには行かない人生。

さて、どうなるのか…


立場を代えて・・・

2007-12-09 22:42:30 | 日記・エッセイ・コラム

義理のオヤジさんが墓参りに桐生からやって来た。

娘と私でお出迎え。会うのは一年ぶり位だろうか。

オヤジさんから娘への手紙が、月に一度程度忘れた頃に届く。

オヤジさんは移動手段が電車なので、なかなか我が家へは来られない。

それに一人ではなかなか来る事が出来ないのだろう。

 

照れている孫(私の娘)と無口なオヤジさん、あまりしゃべらない私の3人では、車中の会話ははずまない。

娘は『借りてきた猫』状態。

お墓参りをして、昼食を取る。そして駅まで送る。

時間は淡々と流れた。

 

亡き妻には弟がいるが、一周忌の後は全く連絡を取っていない。

これから「あちら」側とどうお付き合いをしよう……。

妻のオフクロさんが生きていれば、また違った係わり合いだったであろう。

 

ここまできたら、無理をするつもりはない。

出来る事をやりましょう。

まぁ、外野からはいろいろ言われるんだろうが(笑)。