八幡平市の七時雨山は、岩崎元郎氏の新日本百名山の一つに数えられている山です。
その登山口となる七時雨山荘の一帯は、とても美しい場所です。
七時雨山、牧草地、そして山荘の赤い屋根が鮮やかにマッチしていて、岩手の高原を凝縮したような風景が広がっています。
山荘の横の作業道を歩きはじめ、しばらくは、たくさんの牛たちが放牧されている牧草地の中を進みます。
今日は、とても天気が良く、牛たちも木陰で、のんびりと涼んでいました。
牧草地を歩きながら振り返ると、向いの田代平が、とても美しいです。
こうした絶景の高原の牧草地を歩くのは、とても気持ちがいいです。
ただし、ここは、牛さんたちの生活の場ですから、いわゆる”田舎の香水”の匂いが、若干、気になるのと、その香水の元、特に、乾き切らないものを踏まないように、十分に注意する必要があります。
ともあれ、30分ほどで牧草地を抜け、本格的な登山道に入ります。
林の中は、とても涼しいのですが、七合目付近までの登り道は、けっこう急であり、すぐに汗だくになってしまいます。
そして、八合目を過ぎた辺りからは、登りの勾配も、やや緩やかになり、歩きはじめてから概ね1時間半くらいで、まず、1060mの北峰に出ます。
ただ、この七時雨の頂上は、隣の南峰なので、北峰をいったん下って、向こうに見える南峰まで、さらに10分程度歩かなければなりません。
南峰の標高は、1063mであり、本日のここからの眺望は見事でした。
360度のパノラマですが、どうしても、最初に目に入るのは岩手山です。
また、安比高原スキー場と安比グランドホテル、そして、更に奥には、八幡平の風景が広がっています。
さらに、今日は早池峰山まで見えるほど天気が良かったので、もっともっと、ゆっくりしたい気分でもありましたが、午後から、高校野球をテレビ観戦するため、下山して、家路を急ぐこととしました。