ほがらか”いわて”散歩道

時間や季節の流れをじっくり味わってみたい、ふと、思いはじめた私の日めくり。

千沼ヶ原(2010.9.26)

2010年09月26日 | 秋田駒ケ岳

乳頭山の山頂から歩くこと30分強で、今日の2番目の目的地である千沼ヶ原(せんしょうがはら)にやって来た。

まずは、昼食をゆっくりと食べてから歩きだす。

どこまでが千沼ヶ原なのかと思うくらい、木道といくつもの沼々の光景が続く。

遠くには、岩手山も、しっかりと視界に入っている。

さすがに秋の気配・・・。

なーんて、しみじみ思いながらコンデジで写真を撮る。

で、気がついた。

目で見るよりも、カメラで写した湖面の方がきれいかも・・・。

湖面が鏡のように青空と雲を映し出している。

私の安物のコンデジでも、こんなふうに映るんだって・・・、すごい感動。

さすがに岩手山までは湖面には映らないけど、木々と雲と青空がはっきり。

一帯の秋の気配も、すごくいいのだけれど・・・。

やっぱ、湖面が何とも美しい。

帰りたくなくなる気分を抑えつつ、ずーっと続いた千沼ヶ原をあとにする。

その後の滝の上温泉への下山の道、今度は岩手山の景色が目を楽しませてくれる。

平ヶ倉沼を見下ろす向こうに岩手山。

網張温泉の休暇村がはっきりと見え、鞍掛山や姫神山がすごく低くてちっちゃく感じる。

こんな風景を楽しみながらしばらく進んで、あとは樹林帯を一気に下る。

見下ろしていた平ヶ倉沼まで降りたところが分岐。

ここを左に進んで、地熱熱水の熱変換所経由で県道に出て、さらに県道を15分くらい歩いて滝の上温泉の駐車場に戻る。

朝7時に歩きだして、午後3時半の到着。

千沼ヶ原、次は来年の雪解けの頃に歩いてみたい。


乳頭山(2010.9.26)

2010年09月26日 | 秋田駒ケ岳

久しぶりに、休みの日と天気が一致。

で、目指したのは、乳頭山の山頂と千沼ヶ原。

乳頭山には、秋田県の孫六温泉か黒湯温泉からの方が登りやすいけど、今日は、岩手県側の滝の上温泉からのスタート。

朝7時に歩きはじめて、ちょうど1時間で白沼に。

湖面に映る風景が見れて、きついコースを選んだモヤモヤの気持ちも吹っ飛ぶ。

基本的に急登りが続くコースだけど、振り返れば、岩手山はもちろん、三ツ石山や小畚岳をはじめ、八幡平まで見渡せる景色が見事で、疲れはあまり感じない。

このコースは下りの方が景色が見やすくていいね・・・、なんて話しながらどんどん進む。

そして、歩きはじめて、3時間弱で、最初の目的である乳頭山の山頂が視界にとびこむ。

紅葉の見頃には、少し早いようだけど、この辺りに来ると風が冷たくて、ジャンパーを着込む。

木々も確実に色づきはじめている。

去年、孫六温泉の方から登ったのが9月21日で、ちょうど紅葉の見頃だったので、今年は10日位の遅れなのかもしれない。

ここまでくれば、山頂はあっという間・・・、だけど、間近に来ると、やっぱ、ここの山頂の絶壁はすごいって感じる。

標高は、1,477メートルです。

山頂からの見晴らしは抜群。

登って来た方向。

田代山荘の方向。

早いとはいえ、紅葉の気配が十分に感じられる。

秋田駒ケ岳に続く山並みも美しい・・・、そっちから縦走してくる人たちもけっこう多かった。

次の目的地である千沼ヶ原へは、この秋田駒ケ岳への道を少し進んでから分岐する。

その途中から乳頭山を振り返ると、こんな感じで、いつも見ている形とは全く異なる。

そんな風景を楽しみながら、千沼ケ原への道を進む。