秋田駒ヶ岳には、岩手県側と秋田県側の両方から登ることができます。
今日は、5人で岩手県側からの登山です。
登山口は国見温泉の温泉旅館のそばからのスタートになります。
1時間ほど歩いて、横長根という場所で尾根に出ます。ここで、休憩です。
そして、ここからは緩やかな道になるのですが、この時期、登山道の両側はタケノコ(姫竹)の群生地帯、宝庫であり、タケノコ採りに夢中になって、なかなか前に進むことができませんでした。
やっと、タケノコ地帯を抜けだして、ムーミン谷と呼ばれる方向に進みます。
ムーミン谷は、コマクサやミヤマキンバイなどの花の群生で有名な場所ですが、
この時期は、ミヤマキンバイは咲いていますが、コマクサには早く、まだ残雪がいっぱいで、歩くのも一苦労です。
このムーミン谷、上の方から見るとこんな感じで、誰が名付けたのか、素晴らしいネーミングです。
噴火口の跡もはっきりと見えています。
ムーミン谷から横岳の方向に向って、急な岩場を進み、
今日の目標である男岳(おだけ)の頂上に向かいます。
男岳を目指しながら振り返ると、阿弥陀池が綺麗です。
ほどなく、男岳の頂上、1623mに到着です。
秋田駒ヶ岳には、この男岳のほかに、男女岳や横岳などの頂上がありますが、今日の男岳からは、田沢湖が目に鮮やかでした。
ここから、阿弥陀池の山荘に下って、午後1時ごろから遅めの昼食。
もちろん、採ってきたタケノコも焼いていただきました。
昼食後、阿弥陀池から横岳に登り、この大焼砂を通っての下山です。
午前中は、曇り空でしたが、だんだんに天気が良くなり、
最後は、素晴らしい青空となっていた一日でした。
駒ケ岳は、小学校の6年生の時に登山したきりです。
姫竹が、沢山とれるなんて楽しそうです