いずっじー の ふわふわ浮浪雲

安いカメラ携帯を持って、自宅の周囲を漂います。

下祗園駅に帰って来た 桜の樹ベンチ

2024年12月11日 21時20分19秒 | 安佐南区

新下祗園駅の西口改札前にひっそりと設置されているベンチ

実は、このベンチはこの駅にとって想い出深い物だった。

約一年前から取り掛かった、JR下祗園駅の駅舎改修

古い駅舎を取り壊し、新しい駅舎を建て替えるこの事業の中で

旧駅舎正面の右側にあった桜の古木を切り倒すことになった。

しかし、何か面影を残して欲しいという利用者の声から

切り倒した桜の樹を利用してベンチを創作して、新しい駅舎に設置しようという提案がもたらされた。

そして、出来あがったのが上の写真のベンチ。

改めて見てみると、重厚感が違うという感じがする。

それはそうでしょう、この地にもうすでに100年近く根を下ろし、人々の暮らしを眺めてきた木だから

貫禄が違いますよね。

 

旧下祗園駅舎

旧下祗園駅改札口

旧下祗園駅 プラットホーム

一日の乗降客1000人を数え、アイランド型プラットホームだったので、毎朝の上下線のお客さんが

プラットホームから、押し出されるのではないかという位、膨れ上がっていた。

 

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