新下祗園駅の西口改札前にひっそりと設置されているベンチ
実は、このベンチはこの駅にとって想い出深い物だった。
約一年前から取り掛かった、JR下祗園駅の駅舎改修
古い駅舎を取り壊し、新しい駅舎を建て替えるこの事業の中で
旧駅舎正面の右側にあった桜の古木を切り倒すことになった。
しかし、何か面影を残して欲しいという利用者の声から
切り倒した桜の樹を利用してベンチを創作して、新しい駅舎に設置しようという提案がもたらされた。
そして、出来あがったのが上の写真のベンチ。
改めて見てみると、重厚感が違うという感じがする。
それはそうでしょう、この地にもうすでに100年近く根を下ろし、人々の暮らしを眺めてきた木だから
貫禄が違いますよね。
旧下祗園駅舎
旧下祗園駅改札口
旧下祗園駅 プラットホーム
一日の乗降客1000人を数え、アイランド型プラットホームだったので、毎朝の上下線のお客さんが
プラットホームから、押し出されるのではないかという位、膨れ上がっていた。
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