JA1OTPのブログ

アマチュア無線再開しました

中継用同軸ケーブルの製作

2016-04-15 21:00:00 | アマチュア無線
同軸切替器に使う、中継用のケーブルを作りました。

ケーブルは5D-2V 倉庫に保管してあった物を使いました。

コネクターは東京支部大会の時にハムショップで購入したM型コネクタで、FB・SFA LITEタイプのケーブルにも使える、低損失のものです。

まずは、ケーブルの加工をします。



芯線の長さは、約15mm、白い絶縁体の部分は2mm、編み線の部分は約8mmです。

両端にコネクターをつけますので、反対側も同様の加工をします。

続いては、コネクターを差し込み、編み線部分と芯線の部分を半田付けします。
この時、編み線部分はしっかりと温めないと半田が流れませんので、60w位の半田ごてで作業します。

最初に編み線側の半田付けです。



続いて芯線側。

今回私が使ったケーブルは芯線が銅ですので、今まで通りのセンターピンの先端でもはんだ付けができますが、FB・SFA LITEのケーブルは芯線がアルミのため、センターピンの先端部分で半田付けをしても半田が乗りません。FB・SFA LITEのケーブルに使うM型コネクターは、ピンの途中に穴が開いており、その部分をはんだ付けします。



反対側も同様に作業します。



はい、完成です。

その後、同軸切替器に繋いで送受信の確認をしましたが、問題なく使えました。

私は工作をする事はあまりなく、久し振りのM型コネクターの加工でしたが、割とスムースに作業が出来ました。

機会があれば、N型コネクターや、50オーム整合のM型コネクターの加工にもチャレンジしてみようと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする