今日も明日も元気

おやじの本音を綴ります。

オレ様流

2013-06-24 20:31:26 | ブログ

Dcim0205

先日、同級生との他愛もない話から容になった食事会の初会合を飾ったのは〝シャトー・サントメルル 2009〝ボルドー メドック産のカベルネ・メルローそしてプティ・ヴェルドのブレンドということ・・・

家呑みとは違ってゆっくりと話しに耳を傾けながら、薄っぺらな知識を最大限に膨らませながら言葉を選びつつ話しの輪に入り込む。

グラスを傾け色合いと香りを確かめる。

「カシスだな、ちょっとスパイスも効いているかな?」

「味わいとしてはミディアムと思う」

「そうですね…余り渋みも感じられない」

運ばれてくる料理はこの会のために場所を提供してくれた可愛いオーナーが「ワインに合う料理を勉強するための試作品」としてレシピを考えた。

腹いっぱい食べて、タラフク呑んでガンガン歌うのも楽しいかもしれないが、スローな時間でおいしい料理と程よいワインを飲みながら人の話しを聞く。決して気取っているわけではない。

お客の接待で付き合わされる酒席はこの歳になっても苦手だ。百戦錬磨の宴会営業の引き立て役として2次会、3次会と引っ張りまわされる。歌わないし、オベンチャラモ言わなければ芸もないワタシはただ寡黙にして呑むうちに悪酔いする。

この頃では相手もそろそろ飽きて早めに解放してくれるようになったが、中途半端な時間では帰宅に躊躇してしまう。まだ食事に手を付けていない家族たちにとってイイ気持ちになってご帰宅のヨッパライは迷惑でしかない。

ということで、結局は行きつけのスナックに転がり込んで薄い水割りをお代わりするうちに気分が悪くなるロンサムドリンカー。

さてさて、いい歳になったワタシはイイ酒の呑み方を、そろそろ学ばなければいけないかな…と思いつつ今日も家呑み、だってヤッテラレナインダモン。