今日も明日も元気

おやじの本音を綴ります。

ミッション

2013-08-03 10:39:15 | ブログ

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ワタシの仕事は自動車整備工場の経営だ。

このところはアベノミクス効果(??)で少しだけ繁盛しているが、リーマン弾けたときには正直言ってダメかと思った・・・本当に。

世界的な株の暴落で取引先の自動車販売ディーラーが全国的な再編を行い規模が縮小した。そして、その影響で当社の売上高が大幅に減少したためだ。

大手はボーナスカットやリストラなど大幅な人員整理で経費の削減を行い立て直しに成功したが、自己資本の薄い当社では債権者との協議や調整に追われる毎日だった。

「なぜこうなってしまったのか?」

「その責任はだれにあるのか?」

「大丈夫なのか?」

増収増益計画に基づいて設備投資を行ったばかりの当社にとって、初めて経験した経営的危機に自分を見失いかけたこともあった・・・

ところで写真は大型トラックのミッション(変速機)を修理しているところ。

当社は創業以来トラックやバスの修理を手掛けている。
その技術でもって無事に人や荷物を目的地まで安全に運ぶクルマを整備する。
人の役に立ってこそ世の中が受け入れてくれる。
そのために技術を磨き、さらなる成長を目指し商売に勤しむ。

これが当社のミッション(使命)だ。

話しは変わるが、昨日のこと・・・
妻と長女が不在のため次女と二人で近所のレストランへ夕食に出掛けた。
時間も午後10時前と下がっていたので店は空いている様子。
しかし、何か変だ・・・各席のテーブルには食後の皿や器が残ったまま?

『何か問題でもあったのか?トラブル?事件か!?』

ところが何事も無かったように空いた席に案内した店員は明らかにアルバイト、しかも慣れていないらしく言葉がたどたどしいしオーダーも噛む。

『大丈夫かコイツ?』

怪訝そうな顔をするワタシの思いを察知した次女はすかさず

「(店のコントロールが)回ってねーな・・・」

それにしても、どうやらシフト前(おそらく午後10時)ということでワザと片づけをしないのだろうか?後から入った客用にワンテーブルだけ片づけていく。

確かに片づけをしようが、しまいがパートの時給は変わらないかもしれないがこちらとしてはたまったものでは無い。

明らかにいつも食べるチャンポンと同じはずだが、片付かないテーブルに囲まれた昨夜のチャンポンは最高に不味かった。

『お前らにとってのミッションとは何だ?
美味しいチャンポンを提供することでお客を喜ばせることではないのか?』

言っても理解できんだろうが・・・