今日も明日も元気

おやじの本音を綴ります。

ガングロハラナイパクパク??

2012-02-16 20:36:10 | ブログ

「やはりホンモノだった中国のインフレ」

「中国の消費者物価指数(CPI)は過去5年間で50%を超えているということで低所得層のダメージは大きいだろう…」

日経ビジネスからの記事抜粋ですが、その中でちょっと目を引いたのがアサヒスーパードライロング缶の市場価格…中国深圳のスーパーでは10.5元、日本円に換算すると127.5円。香港では11.0香港ドルで日本円108.6円ということです。

国内では小売価格が250円ですからちょうど半分といったところですね。

たしかに円高の影響もあるでしょうが、インフレとはいえ同じ品質のモノが半分の価格で流通している大国です。

EUの金融不安やアメリカの失業率、そして第三国の景気失速のなか何故か円が買われて国内企業が悲鳴を上げている現状で少しずつ私たちにも影響が出てきているような気がします。

背に腹を変えられない製造業は国内工場を海外へ移転させるか、徹底的なコストダウンを更に進めるか…とくにその締め付けは中小から零細企業へと波及しています。

最近では値下げ交渉ではない…と前置きしながら相見積りを求めるお客さんが増えてきました。価格じゃないんだ、品質だよ…と嬉しくなるような気勢も段々と聞かれなくなったような気がします。

新聞では安いんであれば韓国製で構わないという企業が増えたという記事が掲載されていました。

やがてアジア経済圏のボーダレスが進みサービスも変化しなければならなくなるのでしょう。そういえば当社が扱うドライブレコーダーも韓国製でした。

まだ国内にサービス拠点が無いために売りっぱなし状態ですが、そのうち技術指導を受けに挨拶の一つも出来るようにならないといけないかも…

えーと『アニョハセヨ』はいいけど「色は黒いけど腹は白いです」は何と言えばいいのだろう?


ココロの叫び

2012-02-13 20:29:03 | 乱読ノススメ

「何かを強く望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれる」

今年度はロータリーボランティア活動で子ども達に将来の自分への期待と可能性について学ぶ事業として"想像しよう!未来の君のお仕事"が今まで4回開催されました。いずれの事業も企画から準備そして開催まで担当委員会のメンバーが一致協力して、盛会のうちに終えることが出来ました。

先日開催された碩田中学校での事業も、当初は単に職業講話の予定が学校側のリクエストに応える形でミニ版のワークショップをクラスごとに行いました。

しかし、多感な頃の中学生ともなると少々気を使います。

市内中学生を対象としたイベントホールでの事業とは違い、学校現場での開催。いえば彼らのテリトリーに私たちは侵入しているのです。決して全てがウェルカムという訳ではありません。

「将来の夢に繋がる様な、いま一番気になるキーワードは何かな?」

『…』

「むずかしすぎたかな?じゃあ、好きなモノ…教科、遊び、クラブでもいい。スポーツ、芸能なんでもいいよ」

『…』

賑やかに歓声が飛び交うクラスの中でその一角は暗く沈んでいました。個人個人であればもう少しは反応するかもしれませんが、そのテーブルの数人の生徒は決してココロを開こうとはしませんでした。

『アンダルシアの羊飼いサンチャゴは、ピラミッドに眠る宝物が彼を待っていると信じてエジプトの砂漠を旅する…夢を追求している時は、心は決して傷つかない。それは、追求の一瞬一瞬が神との出会いであり、永遠との出会いだから』

開かれない彼らのココロは何を語っているのか?彼らの耳に届くようにすることができたら…すこし悲しい思いが残る事業でした。


あっと驚くタメゴロウ

2012-02-10 17:23:01 | ブログ

"想像しよう!未来の君のお仕事 IN 碩田中学校"

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クラブの社会奉仕事業で想定外の第4段を行いました。新入会員として配置された委員会が主催する事業ですから、参加は当然(?)ということです…

確かに主旨・内容ともに非の打ちどころが無い事業ですが年度4回(年度末が6月ということで下手すると"もう一回"なんてことにならなければ良いのですが…)は少々シンドイ。

昨今の中学校では職業指導がカリキュラムに組み込まれ(フリーター対策の一環でしょうか?)授業を行わなければならないのですが、先生だけでは手に負えず渡りに船の職業講話ということでウェルカムモードです。

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一年生120名を対象に1つのキーワードから職業の多様性(ムズカシイナァ)について講演をおこない、その後各クラスごとにお仕事マップを作成しました。

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中学校時代に好きだったこと、将来の夢などが今の仕事にどのように結び付いたか…それぞれの経験を発表していました…それを聞かされた担任の先生は、本当に今の仕事が天職なのか?自分の夢探しの可能性について悩んでいました(驚)

ところで、事業の前の打ち合わせで通された校長室で驚き…歴代校長の顔写真の中に中学時代の恩師がいました。

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あれから既に40年近く過ぎたわけですが、その当時の夢とは何だったのか?そんなワタシが貴方の教え子たちに夢の大切さを語りに来たなんて…ガチョ~ン


玉虫色の決着

2012-02-09 16:26:09 | ブログ

「自社のブランドを活かした商品開発を進めなければ生き残ることができない。では何に取り組むのか?それを探していくのが今の時代に求められていること。私どもはお手伝いします…」

本日、地方銀行のトップが来社されました。

順番で取引先に訪問されているのでしょうが、普段あり得ないような出来事に緊張しまくりです…そこで繰り返し接客対応をイメージしていました。

周囲からみれば"なにビビってんだ…"と視えるかもしれませんが、相手は地域経済のトップです。ズバ抜けた感性と洞察力で鋭い分析を瞬時にして行うエグゼクティブに、せめて気持ちだけでも負けないために絶対に眼を逸らさず、こちらからのメッセージを伝えるためには大切な予行練習です。

喋りがすぎて付け入る隙を与えないように相手の要求を率無くこなすスマートな演出、人生ドラマはヘタな番組よりもスリリングです。ドジを踏めばリアルな不幸が待っています…

「たとえピンチに陥っても必ず結末はハッピーエンド。必ずヒーローが現れて解決してくれる」

残念ながら現実はそんなに甘くはありません。

今日の真剣勝負は何とか引き分け(?)勝ち点1は格上相手に大善戦と言えるのでは…いわゆる『玉虫色の決着』ということで

それにしても疲れた(草臥)


吾輩流渡世術

2012-02-08 20:26:04 | 乱読ノススメ

厭くまでも一個猫的な考えであることをご承知置きいただいたうえでお読みください。

『見ず知らずの人のために眉をひそめたり、鼻をかんだり、嘆息をするのは、決して自然の傾向ではない。人間がそんなに情深い、思いやりのある動物であるとは甚だ受け取りにくい。

只世の中に生まれてきた腑税として、時々交際の為に涙を流してみたり、気の毒な顔を作って見せたりするばかりである。云わば誤魔化し性表情で、実を云うと大分骨が折れる芸術である。

この誤魔化しをうまくやるものを芸術的良心の強い人と云って、これは世間から大変珍重される。だから人から珍重される人間ほど怪しいものは無い。』

随分と偏見に満ちた切り口ですが、余ほど痛い目にあわされたか裏切りに遭ったか…しかし確かに調子のイイ奴には気を付けないといけないのは間違いないでしょう。

後から考えてみれば気付きそうな事でも、芸術的ペテン師は全力を挙げて仕事をします。

人を見たらドロボウと思え…猫は云っています。

『冷淡は人間の本来の性質であって、その性質をかくそうと努めないのは正直な人である。』

正直者は世間で浮いてくる、いわゆる"KYな善人"ということでしょうか…

シリアスな吾輩(猫)にとって不器用な愛する主人が出世の道を選ばないことをココロの底から喜んでいる…などというのも偽善でしょうか?

愛する主人が繰りひろげる頓珍漢を妻たち女性(ここではマスコミと読み替えてください)は面白がっています。たとえ他人にとって不幸な出来事であっても、興味が大なる話題になれば面白いのです。

『苟も人間に生まれる以上は踏んだり、蹴ったり、どやされたりして、しかも人が振り向きもせぬ時、平気でいる覚悟が必要であるのみならず、唾を吐きかけられ、糞をたれかけられた上に、大きな声で笑われるのを快く思わなくてはならない。それでなくては斯様に利口な女と名のつくものと交際は出来ない…』

ここからはアドリブです。

『政治家のみなさんへ

みなさんが目指しているモノが"自身の利"ではなく"国民の利、人類の希望"であることを祈ります。そのためには泥を被る覚悟も辞さぬ気持ちで臨まなければ"世間の常識"という壁は打ち破ることは出来ないでしょう…』