新型コロナの影響で出荷が遅れていたIC-705ですが、先月末に初出荷が始まり、初回ロットを購入された方々の電波をお空で良く聞くようになりました。
IC-705は、超小型ポータブル機ですが固定機に全く引けを取らない機能が満載で、アイコム恒例のメッセージメモリー機能もしっかり内蔵されています。
その送出は本体のタッチパネルで行うことが出来ますが、外部キーパッドを取り付けると操作性がグッと向上します。
特にIC-705の場合は、ディスプレイ表示を消すことにより電力消費も抑えられるので、外部キーパッドは必須アイテムと言えるでしょう。
ただ、そのキーパッドはオプションの設定が無く、ユーザーが自作する必要があるのは IC-756PRO時代からのお約束となっています。
ということで、IC-705用の外部キーパッドを自作することにしました。
IC-705の取説を見ると、IC-705のキーパッドは従来の機種と決定的に異なる点があります。
それは、キーパッドと電鍵(パドル)の入力端子が兼用になっていることです。
発売前に公開された取説PDFを見て、キーパッドとパドルは排他的使用で同時に使用はできないのではないかと心配をしていましたが、実際は併用が可能ということがわかりました。
ということは、こんなことが出来るということです。
配線がシンプルなのは非常にありがたく、IC-705の運用スタイルを考えるとこの仕様はグッドアイディアだと思います。
ということで、前置きが長くなりましたが、早速、製作に入ります。
IC-705は 8チャンネルありますが、私の場合、4チャンネルあれば事足りるので今回は4チャンネルとします。
回路的には、押しボタンスイッチ4個と抵抗4本だけなので、ケースに押しボタンスイッチを取り付けて空中配線でもよいのですが、今回はカッコよく?仕上げるために、aitendoの タクトスイッチ基板 4B-12x12 を使用しました。
まず、下準備として、下記のように、一か所だけ、パターンをカットします。
カッターナイフで2本のスジを入れて、熱した半田ごての先でこすって剥がしました。
抵抗をスイッチの足に合わせて半田付けし、基板部分は完成です。
次は、本製作のなかで一番難しい?ケース加工です。
加工を慌ててしまい、ちょっと失敗しましたが、目立たないので良しとします。(汗)
配線用のミニステレオジャックを取り付けます。
念のため、配線に小型のフェライトコアを通しました。
ケースギチギチでしたが、なんとか収まりました。
2つのジャックは、リグとパドルへのケーブルを接続しますが、パラレル接続しているので どちらに挿してもOKです。
「完成の図」です。
早速、動作確認をしようとしましたが、まだ IC-705を持っていないのに気が付きました。。。
テスターで抵抗値を測ったら正常でしたので、たぶん大丈夫でしょう。
【追伸】
本記事で使用した aitendo のタクトスイッチ基板ですが、アイテンドウのHPを確認するとモデルチェンジされているようです。
スイッチのホットとコールド側のパターンが逆になっているようですので、本記事そのままでは動作しませんので、追試される場合は、回路を確認の上、修正をお願いします。
IC-705は、超小型ポータブル機ですが固定機に全く引けを取らない機能が満載で、アイコム恒例のメッセージメモリー機能もしっかり内蔵されています。
その送出は本体のタッチパネルで行うことが出来ますが、外部キーパッドを取り付けると操作性がグッと向上します。
特にIC-705の場合は、ディスプレイ表示を消すことにより電力消費も抑えられるので、外部キーパッドは必須アイテムと言えるでしょう。
ただ、そのキーパッドはオプションの設定が無く、ユーザーが自作する必要があるのは IC-756PRO時代からのお約束となっています。
ということで、IC-705用の外部キーパッドを自作することにしました。
IC-705の取説を見ると、IC-705のキーパッドは従来の機種と決定的に異なる点があります。
それは、キーパッドと電鍵(パドル)の入力端子が兼用になっていることです。
発売前に公開された取説PDFを見て、キーパッドとパドルは排他的使用で同時に使用はできないのではないかと心配をしていましたが、実際は併用が可能ということがわかりました。
ということは、こんなことが出来るということです。
配線がシンプルなのは非常にありがたく、IC-705の運用スタイルを考えるとこの仕様はグッドアイディアだと思います。
ということで、前置きが長くなりましたが、早速、製作に入ります。
IC-705は 8チャンネルありますが、私の場合、4チャンネルあれば事足りるので今回は4チャンネルとします。
回路的には、押しボタンスイッチ4個と抵抗4本だけなので、ケースに押しボタンスイッチを取り付けて空中配線でもよいのですが、今回はカッコよく?仕上げるために、aitendoの タクトスイッチ基板 4B-12x12 を使用しました。
まず、下準備として、下記のように、一か所だけ、パターンをカットします。
カッターナイフで2本のスジを入れて、熱した半田ごての先でこすって剥がしました。
抵抗をスイッチの足に合わせて半田付けし、基板部分は完成です。
次は、本製作のなかで一番難しい?ケース加工です。
加工を慌ててしまい、ちょっと失敗しましたが、目立たないので良しとします。(汗)
配線用のミニステレオジャックを取り付けます。
念のため、配線に小型のフェライトコアを通しました。
ケースギチギチでしたが、なんとか収まりました。
2つのジャックは、リグとパドルへのケーブルを接続しますが、パラレル接続しているので どちらに挿してもOKです。
「完成の図」です。
早速、動作確認をしようとしましたが、まだ IC-705を持っていないのに気が付きました。。。
テスターで抵抗値を測ったら正常でしたので、たぶん大丈夫でしょう。
【追伸】
本記事で使用した aitendo のタクトスイッチ基板ですが、アイテンドウのHPを確認するとモデルチェンジされているようです。
スイッチのホットとコールド側のパターンが逆になっているようですので、本記事そのままでは動作しませんので、追試される場合は、回路を確認の上、修正をお願いします。
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