私が楽しく取り組んでいるJARLのAWARD、WASA-HF。地球上の位置を『緯度/経度』を基準に、2文字ずつのアルファベットと数字で組合わせて表すものを『グリッドロケーター』と呼んでいます。最初のアルファベット2文字を『フィールド』と呼びます。次の数字2文字を『スクエア』と呼びます。QSLカードにも『PM74』と表記されているのを見たことがあると思います。4桁のフィールドとスクエアは『地球上に32,400』あります。また『PM74tr』などの6桁になった場合は『サブスクエア』までの表記で、全世界で18,662,440区域あります。WASA-HFでは『PM74』までの『4桁』が対象で、フィールドとスクエアの『数』を集めることで成り立つAWARDです。
【写真:私は複数のバンドを用いて1,300まで集めました】
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◆自分の頭で考えて『目標設定する』のが楽しいです。
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DXCCのエンティティも、楽しいですが『なかなかスコアがのびない』です。
せっかく、Digitalモード運用するのなら、
運用の都度、少しずつでもいいから『何かのスコアが伸びる』と、
運用にも『励み』になるものです。
ぶっちゃけた話、32,400もあれば海上も陸上もあります。
ここで『少し、頭を使ってみる』のです。
・地球上の海は、約70%を占める(71.1%)
・地球上の陸は、約30%しかない(28.9%)
マリタイムモービルが公海上で運用してくれれば、
WASA-HFの場合は有効です。
しかし、そう都合よく『MM』は出ていませんから、
基本は『陸上局』を狙います。
間違っているかも知れませんが、ざっくりと『陸上のGL数』を求めます。
・32,400×28.9%=9,364も陸上のGLがあると仮説が立ちます。
・このうち、上限目標、安定目標、下限目標を立ててみます。
・上限目標:9,364×74%=6,929のGL
・安定目標:9,364×42%=3,933のGL
・下限目標:9,364×26%=2,434のGL
それぞれの『目標値の係数はランチェスター戦略』を引用しています。
いきなり、上限目標を目指すと『息切れ』してしまいます。
目標というものは『少し努力したら達成できそうなところ』から手を付けます。
1,300の認定をクリアしましたが、2,434までは残1,134です。
今のところ『1,375ほど』できていますので、
下限目標のクリアまでは『残1,059』のGLをCfmできれば、
一応は、第一関門クリア・・・なんて、自己目標を立てています。
▲DXCC同様、クリアすれば『ステッカー』を送付してもらって自分で貼る。
世の中には、すごい局がいて『WASA-HFで13,000』をクリアした局もいます。
概ね、8,000GLあたりまでくると『10人』くらいしかいません。
私が認定を受けた『1,300』でも『#102』ですから、
チャレンジしている局は、思ったより少ないな・・・と思います。
私は、目下『#99以下』の認定を取れればいいかな・・・。
DXCCも楽しいのですが、なかなかスコアが伸びないと、
けっこう『いらいら』してきます。
ましてや『敷地面積』『かけられるカネ』『ムセンに費やす時間』、
この3つは『必須じゃないかな』と感じます。
WASA-HFの場合、私のような住環境でも十分にチャレンジできます。
DXCCしか選択肢がないのも『不自由』でしょうし、
かといって、情報過多になっても、これまた選択肢が多すぎて不自由です。
なぜ、目標を立てるのか。
1,選択肢が多すぎるのを『集中させる』ため
2,その目標に沿った『機会損失』を防ぐため
3,行動の道筋を『明らかにする』ため
みんながやっているから・・・では『自分を見失う』ものです。
自分は『強者なのか、弱者なのか』を把握することも大事です。
定年退職後、退職金の10%以上を設備にかけられ、
さらに、広大な土地を確保して、落成検査を通せるような設備。
そして、その設備を『毎日、運用できる「時間の確保」」。
そんなのは、ほんの一握りではないでしょうか。
1アマでも住宅密集地&狭小住宅であれば『弱者』になります。
自分が『強者なのか、あるいは弱者なのか』を、
きちんと見極めて『ミノタケ運用』することが肝心だといえます。
WASA-HFの場合は『弱者の戦略』が使えます。
あえて、競争の激しいバンドで『レッドオーシャン』に入るか、
あるいは、参入者が少ないAWARDで『ブルーオーシャン』に入るか。
そんな『見極め』も、アマチュア無線という娯楽を、
長続きさせるヒケツなのかも知れませんね。
毎度おおきに。ほんじゃーね!!
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