ゑびす丸 大漁小言

陸前高田の釣り士、ゑびす丸の船頭ブログです。

ガッツのないエアライン

2019-02-12 | 日記
花巻空港上空が強風のため、大阪便が遅れております。
新千歳行きは1時間遅延いたします。

まあ、仕方ないか! 天には勝てないよな、、、
1時間遅れての新千歳から道内便で中標津空港。


見渡す限り雪、雪、雪の北海道。

網走には流氷も接岸。
寒いよね!

一番寒い週に根室だなんて、天の差配も容赦がない。


こんなんが一日中続く、、、
よくまあ、この環境で生活するな~関心するやら呆れるやら

道中、吉村昭の 赤い人 を読みふける。
維新後の罪人を未開の北海道に送り、刑務所を作り道路の開墾、石炭や硫黄の鉱山作業に使役させる。
当時の獄衣が朱色だったことから、北海道は赤い人が作り上げた とはまことしやかである。

獄衣1枚に藁草履で極寒作業。蓆に寝せられる冬季夜間はどんな地獄だったろうな?




雰囲気抜群の居酒屋で、キンキを食す。
カレイやアイナメの何倍の旨さだろうかね~
お土産に根室から送ってもらった、普段オイラの釣った魚には目もくれない娘が、バクバク食ってた!

う~ん、マコ釣るのが何倍難しいか?
そんな難しくないか、、、脇ノ沢ならね!

外気温氷点下マイナス13度、室内温度26度。
これでは、喉がやられっぱなしです。
具合が悪い~~~

帰りの中標津空港。千歳発が遅れてまして10分の遅延予定アナウンス。
が、結局1時間遅延。
お急ぎのお客様には大変申し訳ございません。
と、お決まりの誠意のこもってないアナウンスを、出発ロビーで横になって聞く。
発熱で具合マックス悪っ!

千歳上空で5分の旋回待機したのち着陸後の誘導で、この世か? と思うほどに駐機場から離れた場所に降着。
バスで延々と走った挙句に、ジェット機の誘導で停車待機。

この時すでに3時45分!
オイオイ! おれぁ~4時の花巻便に乗るんだぞ! 間に合わんだろうがお前!
と、普段温厚冷静なオイラは、場所も構わず(バスにはおよそ30人が乗っていたかな)運転手にぶちかます!
ヤベ~かなと思いつつまくし立ててたら、周りの方々も 俺も4時10分の名古屋便だ!
俺も仙台便だ! 俺も大阪便だ! 俺も羽田だ、、、とざわつき始める。

ですよね~! 速く走れや~! ジェットの下潜り抜けろや~! ここ真っすぐ走らんかい!!!
やっとこさで到着ロビーを抜け、出発手続きにJALカウンターに走り込めば、アナウンスで俺の名が?
GCが急ぎましょうと二人でダッシュ!

俺のせいでないのに、俺のせいみたいな雰囲気で6分遅れで離着。
大体な! 最強寒波分かってんだから、気流や降雪や強風なんざさ、ガッツで乗り切れっつんだよな!
航空会社たるもの、乗客の安全とダイヤ順守は同列に語られてしかるべきだよな!
そのために、日夜除雪し情報を集め、腕を磨いてんだろうが、、、
ガッツがねんだよな!!!

その腕が無いのなら、最初から飛ばすな!

おかげでお土産買う時間が無くなっちまっただろうが、、、

お土産なんていりませんからね!
いや~何か見繕ってくっから楽しみにしてな。


嘘ついちまった恰好じゃね~かよ!

横風を寸前でかわし、着陸する腕前!
小っさいカレイを呼び込みつつ、かわしてBUFFを釣る腕前!
どっちが凄い、、、?

 


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