水温む冬

１１月２５日、気温氷点下２度、曇天、西風２ｍの脇ノ沢。
仙台から弟とその子分がやってきた。
三陸道を高田で降りればいいものを、米崎で降りれると思ったらしいんだが、、、
結果、降りれないので丸森でＵターンこいたお馬鹿さん。


自分とは１７も年が離れた弟だが、出来の悪い子こそかわいいモンでね～
高校進学は出来損ないの学しかないんで、推薦で高田高校に潜り込ませた。
幸い、野球はそこそこで来たんで直ぐに使ってもらえたものの、入学式の次の日に！
半価くせえ同級生をぶん殴っておふくろが呼ばれたり、、、
眉毛沿りは、失敗して貧乏貴族のような　”まろはのう～”　みたいになったり、、、
バイトの牛乳配達は、大方がオヤジおふくろが代行してたな～


なんたって寒い！
気温マイナス２度～～～これでは体感温度はマイナス５度以上ある。
にもかかわらず、海水温度は１７度！
実質２０度以上違うんだもん、手がちべたくて！ちべたくて～
イソメ着けたらすぐに海水に手入れて温まる異常な釣りだ！！！
こりゃ、練炭コンロ用意せにゃならんばいね～


で、まあまあ釣れたんすけどもね～　ぶっ太いのがさ！


兄さん、どうやったら釣れんすか～？
と、子分が聞いてくる。


まず、そのダサイ百姓みたいな毛糸の帽子を直ぐに海に投げんかい！
ガッツがねんだよな！！！
半袖短パンで釣るぐらいの覚悟が無くて、脇ノ沢のマコが相手してくれると思ってんのか！　あ～～ん！


って、オイオイ！　釣りやがったな～　てんめ～


弟はこの程度＜、、、　魚が映ってないね～　　持ってないやつだな。


でかいね～マコ！

よくよく見ると、やっぱりデカいね～


しかし、マダコいるな～
お正月用に２，３枚でいんだが、出漁のたびに釣るもんな～


いずれ、出来の悪い弟と、生意気な子分も満足したでしょう。
心が温んだ日でした。