
昨日も時間ギリギリで車すっ飛ばして行ってきた。
「あーお父ちゃん」
「何またトイレ生活してんの?」
「いやさっきオシッコして、自分で綺麗にできないから」
「ああじゃあ今先生呼んであげるから綺麗にしてもらおうね」
で、先生にきれいにしてもらうこと数分。
ケージから先生に出される時に「わー!もう嫌です怖いです」と、
抵抗していたが、先生に「この子はパワーがあるから(笑)」と言
われていた、普段から女房と戦って鍛えているからな。

「あれハナちゃん点滴のひぼ(紐)取れたんだね、良かったじゃん」
「いやー、それよか顔がかゆいんですが、搔けないんスよ親方、ほ
ら、フヌー!って」

まだ傷口がかさぶたなので、舐めてしまうのでカラーは外してもら
えないから仕方がない。

「ほれ搔いてやるから」
「ほう、この小さい人(お守り)が私を助けてくれたってんですか」
「そうだよ、よぐお礼を言わないとね」
「つか、早よう搔いてください、背中もお願いします」
だいぶ、と言うか、日に日に元気にはなってはいるけれど、どうし
てもこの環境が悪くってと言うか、余程イヌの病気が多いのか、ネ
コ部屋までイヌだらけでやかましいので落ち着かないようだ。

んで例によってまた女房(さっきから撫でられてるのに気づいてい
ない)
「何また来たのか婆貞子、ちょっとだけだぞ、私しゃどこも悪くな
いんだからね」
わたしにはもう完全に病気で病院につれてこられたのは分かってい
るので甘え放題だが、女房にはカラ元気で「なんもないっスよ?」
と言う態度である、が、やはり顔を見ればうれしいのには違いない。
先生によれば、毎日少しずつ血の値は良くなっていて、まだ検査に
出した膿の中におかしなバイキンが居ないかは分からないけれど、
今の抗生剤で結構下がってきているから多分大丈夫ではないかと言
うお話だった。
ただ、やはり多分環境だと思うのだけれど、ご飯を少し残してしまっ
て最後は手伝ってもらっているので、これが自分でバクバク食べられ
るようになるといいんですが・・・と仰っていたがこの環境で不味い
強化食なんてハナちゃんにはきついと言うか、難しいだろうと思うの
だが。
先生も、ここまで来れば余程急変はないでしょうと仰っていたが、まだ
まだ「要注意看護」であるから気は抜けない。
このまま少しずつでも元気になってくれればいいと願うばかりである。
X70