女房が「どこか連れて行け」と言い続けるので、重い腰を上げて、
瀬戸物の街、瀬戸まで電車で。
最寄り駅までケッタで行って、終点だからポケーと乗っているだけ。
冷房が効いていて外に出たくない。
気温こそ32度ほどだが湿度が70%以上あって、まるで窓を開け
るのを忘れたまま風呂を沸かしてしまったような蒸し暑さで、とて
もカメラ提げてほっつき回るような状態じゃない。
まずはいつもの台湾料理屋へGOして、辛くて美味しい台湾焼きそ
ばで腹を満たして、さてちょこっとお散歩・・・って、やはり思っ
た通り、これだ。
こっちにも
こっちにも
まあこうだろうと思っていたので、はなから写真撮る気なんか無か
ったと言うか、瀬戸の街自体が、あの愛知万博(愛・地球博)の時
に広い道をブチ抜いたり、古い街並みがなくなってしまったり、陶
器の工房が無くなって家になっていたりと、もう撮るようなものも
ないのだけれど、それを見越してその前に2~3年かけて年中撮り
歩いたから、昔の瀬戸の写真のネガはどっさりあるのでいいのだ。
女房が「ここら辺に神社はないのか」と聞くので商店街を抜けて深
川神社へ行くことにする。
猫ブームだからか、いや、前からだな、猫ちゃんの絵の書いた茶碗
とか色々あるけれど、茶碗は一人一つしか使わないので、しょうが
ない。
だからもういいって。
確か藤井君はこっちじゃなくってもう少し向こうのもう一つの商店
街、末広通り商店街の方に住んでたと思うのだけれど、向こう言っ
たらもっと凄いことだろうな、というかもういいって、将棋興味な
いし。
で、商店街を抜けて深川神社。
神社のことはよう分からんけれど、何やらいろいろな神様を祀って
ある欲張りな神社のようだ。
で普段おみくじなんか引かない女房がやりたいと言うので、200
円(高くね?)払って一つ引く。
何やら色々書いてあるけれど、要は「今は良くないけれど、人の意
見を聞いてちゃんとすれば良くなる」ということが書いてあった。
ほれみろ、ちゃんと人の意見を聞くんだぞ。
こういう「ちょっとこっち行ってみようかな」と思うような路地も
まだあるにはあるけれど、もうすでに撮り尽くしてしまったので、
スルーする、と言うかもう蒸し暑くて歩いてらんないから帰る。
もう暑くって敵わないので、わざわざ後発の電車に乗って、クーラ
ーで涼みながら、ゆっくり帰ってきた。
まあ、暑い暑い、やはり冬のほうがあるき回るのにはいいな。
と言うか、瀬戸はもういいけれど、津島に行きたい。
津島のほうがまだ撮るものがあるからな、それにいま転換期だから
今のうちに撮っておきたいものもある。
だけどなあ、車で1時間半かかるからな、なかなかちょっと行って
くるってわけには行かないからなあ。
行きたいところはいくらでもあるというか、行かなきゃいけないと
ころがいくらでもあるのだけれど、なかなか身体が動かない上にこ
のクソ暑さではちょっと無理だぁ。
で、帰ってきてそのまま水風呂に突入したのは言うまでもありませ
ん、熱を放出しないと死んでしまいます。
@ やっぱりラーメン食べたい
本日の種:フジフイルムX-Pro3