昨日の夕方突然佐川のお兄ちゃんがやってきて、なにかパンパンに
詰まった箱を置いていった。
ナンジャコリャと思ったけれど、香港からの国際貨物と分かって合
点がいった、サンジャンの古いラジオ、ATS-505がやって来
たのだ。
本当はATS-909(Xでない)のが欲しかったけれど、流石に
もうどこにもないので、ひとつ下、と言うか909を簡略化したこ
の505を買ったのだ。
サンジャンのラジオはこれより新しいATS-405というのを使
っているけれど、そちらも性能はいいし色々出来るのだけれど、こ
のシンプルなラジオが欲しかったのだ。
ダンボールの中身は本体の入ったやけに日焼けした箱と、アウター
プラスの古い規格のアダプターと、電線をクルクル巻き巻き出来る
アンテナがバラバラに入っていた。
大丈夫かいな、と思ったけれどちゃんと中身は新品のようなので大
丈夫そうだ。
ちなみにググール先生に聞いても国内でこれを持っているという人
(は、いるだろうけれど)記事にしている人がほぼいないので、細
かいインプレとかは分からない。
画像検索しただけでも少なくとも二種類存在するようで、メーカー
ロゴが赤色で、ボタンがグレーのものと、わたしと同じメーカーロ
ゴが青でボタンがシルバーのものと有るようだけれどどうも青ロゴ
のほうが最終モデルのようだ。
大きさ比べ。
上がATS-405で下がATS-505、この中間ぐらいの大き
さがソニーのICF-SW7600GRだな、7600は使ってな
いので箱の中だから出してない。
操作もSメーターがないのもソニーと同じだけれど、別にSメーター
なんか無くとも耳で評価するのでいいのだ。
あとこの機種はSWのみだけれどアンテナ端子が有るので繋いでみ
たらこれまたよく聞こえる。
MWで外部アンテナが動作しないのは残念だけれど、MWは前に車
に積んでいた無線機、ヤエスのFT-857がアンテナ分岐して繋
がっているのでいい。
まあとりあえず乾電池4本入れて聴いてみるとこれがなかなかやる
と言うか、いいではないか。
することと言ったら時計合わせくらいだから簡単だ、MWの9kス
テップも簡単に切り替えられる。
まずはMWからだけれどこれがいい、405もいいけれど、更にい
い、よく聞こえる。
ただ405にある帯域切り替えはないけれど、よほど強力な地元局
が隣りにいてもそんなにカブらない、カブるならSSBで切ればい
い・・・と思ったらMWではSSBが使えない仕様、ちょっと残念
だけれど、困ることはないな。
SWは外のダイポールアンテナとFT-857とで分岐してアンテ
ナを出しているので、当然外部アンテナだがこれもまたなかなかい
い。
ソニーにはないロータリーチューニングノブが有るので操作性はこ
ちらの勝ちかな。
FMは海外仕様なので改造しないとFM補完放送しか聴けないけれ
ど、これも感度は良いので暇な時に改造しよう。
ところで触っていて気がついたのだけれど、このラジオ、DSPで
はないようだ。
ATS-909Xでさえ中身はDSPラジオじゃないのでは無いか
という噂なので、この古いラジオはアナログっぽい感じがする。
405の方はもしかしたらDSPかもしれないけれど、ソフトミュ
ートOFFにできたりAGC定数替えたり細かく考えられているの
で使いやすいし感度も良い。
だけれどこの505の方はどうもアナログっぽい。
SW7600GRと聴き比べてみたいけれど、箱から出すのが面倒
くさい(積みラジオの一番下に有るので)からまあいいや、これだ
け聞こえれば何の文句もないからなあ。
ざっと書いてみたけれど、こんな古いラジオに興味が有る方は分か
る範囲でお答えしますので。
やっぱ、中国製品より台湾製品は5歩くらい抜きん出ているな。
@ ラーメンすら食べたくない。
本日の種:リコーWG6