女房が「どこか連れて行け」を繰り返すので仕方なくちょっと瀬戸
までお散歩に行くことになった。
瀬戸なんか今行っても藤井フィーバーでそればかりだろう。
わたしはいつもの台湾料理屋へ行ければいいのだけれどな。
そしていつものごとく今日も悪夢でこんな時間に起きてしまって時
間までどうしていようか。
今から無理やり寝たとしても、起きられないだろうし、まず眠れな
いだろうから起きているより仕方がない。
こりゃ帰ってきたらくたばるな。
行くって言っちゃったし、どうしよう。
@ ラーメン食べたい
本日の種:リコーWG6
この度日本機械学会の機械遺産として5台のカメラが登録された。
* アサヒフレックスⅠ型
* アサヒフレックスⅡb型
* ミランダT
* ズノー
* ニコンF
の5台だ。
日本機械学会の解説を引用すると「~その中で1950年代の5機種は、
「カメラといえばドイツ」という評価を逆転させた機械式一眼レフ
カメラである。その理由は、なんといっても利便性、次に堅牢性と
いえる。」とあるけれど、利便性を追求した、というのは分かるけ
れど、堅牢性についてはズノーはちょっと外れるような気がする。
カメラ収集家にも人気の高いズノーだけれど、実際今まともに動く
個体を探すのは大変だろう、何と言っても「ズノー=壊れるカメラ」
というのはコレクターの間では常識だからだ。
先進的で魅力的なカメラだけれど「すぐ壊れる」ので有名なのだ。
で、まあそれは置いておいて、ニコンFがあるのは何でと考えたけ
れど、日本で最初の「システムカメラ」として、そしてバカみたい
に丈夫だという事だろうと思っていたら本当にそうだった。
以下また引用
「~ニコンF(1959年・日本光学工業(株)(現(株)ニコン))
は、はじめて一眼レフカメラシステムを構築した機種といえる。後
発だが、それまでに実現したほとんどの機構を備え、豊富な交換レ
ンズや専用モータードライブ、フラッシュなどのアクセサリーを用
意することであらゆる撮影に対応させた。堅牢性も高く評価され
「プロユース」という言葉も生み出し、日本製一眼レフカメラが世
界市場で認められた象徴的な製品となった。」
やはりそういう事だったか。
しかし「遺産」という言葉にはなんだか「かつてあったもの」とい
う感じがするので、どうかと思うけれど、確かに歴史に残るカメラ
たちではある。
遺産、と言われても今でもオーバーホールしてバリバリ使っている
んだけれどな、何かの映像で見たけれど、ニコンFのシャッター耐
久試験で、カウンターの数字が15万回を超えてもまだまだ動き続
けているというのを見たことがある。
今どきの電子制御のフォーカルプレンシャッターではなく、完全機
械式のシャッターだ、それも60年以上前のカメラでそれを達成し
ていたのだからまあ何と丈夫だと感心したものだ。
今のデジタルカメラでシャッター耐久15万回とか30万回なんて
「すごいだろ」的な解説を見るけれど、60年前にもうそんなのク
リアしていたって凄いな、と。
でもって、ニコンFは元がレンジファインダーカメラのニコンSシリ
ーズであるから、構造は比較的簡単なのと、人気があるので今でも
修理する店はいくらでもあるし、そもそもが丈夫であるので、使っ
ていて壊れるということはそうそうない。
これらのカメラが歴史として登録されることは輝かしいことである
と思うのだがな。
今の日本の製品で、未来にこういう風に登録されるようなものはあ
るんだろうか、すべての製品が電子機器になって多かれ少なかれ皆
同じのようになったしまった現代、歴史に残るようなものはあるだ
ろうか・・・・。
@ ラーメン食べたい
本日の種:リコーWG6
今朝も「いつもの悪夢」で目が覚め「意地でも寝てやる」と思って、
再度睡眠チャレンジするもどうしてもやっぱり眠れず、結局4時に
は起きてしまってNHKラジオ深夜便を聴きながらポケーと考え事
していたけれどもう限界。
その悪夢を見て起きるのがいつも何故か午前3時、誤差10分以内。
なんで? 起きるような悪夢も嫌だけれど、3時はやめて欲しい。
3時に起きると無駄に一日長いばかりでなく、昼間眠たくって仕方
がない。
昨日もお医者に行ってきてブログ書いて昼から女房に許しを請うて
夜7時くらいまで寝ていたけれど、結局今朝もこれでは何にもなら
ない。
昼間暇なので、女房が「海へ連れて行け」と言うのだけれど、夜中
ならまだしも、昼間の混雑する時間に3時間以上かけて海まで行く
のは嫌だと言うか、そもそもそんな気力がない。
わたしだってポケーと海でも眺めていたいけれど、車の運転すらし
たくない。
電車で行くと最低4回は乗り換えなくてはならないし、そもそもい
つも行くところまでは電車が通っていない。
名古屋に住んでいると言っても、ケッタで5分で市外と言うような
名古屋のチベットのようなところに住んでいるので、太平洋側に行
こうが日本海側に行こうが、高速道路を使うか使わないかの差くら
いで、どのみち夜中でも2時間はかかるのだ。
まあね、我が家ではまだ緊急事態宣言継続中だから、用もないのに
外に出たくもないというのもあるけれど、近所の河原にお散歩もこ
のクソ暑い中行きたくないというのもある。
最近お天気予報で「明日の名古屋の最高気温は34度で平年並みで
す」とさらっと言いやがるけれど、34度は「平年並み」じゃねぇ
よ。
わたしら子供のときには夏に31度超えるとニュースになったもん
だけれど、今やこれだからな。
車の数が爆発的に増えたのと、どこの家にもエアコンがあって室外
機から熱風を吹き出しているから、余計暑い訳で、地球温暖化以前
の問題だ。
車も、名古屋は公共交通網が脆弱なので、車がないと生きていけな
い車社会だし、ただでさえ暑い名古屋の夏がそれで余計暑くなれば
エアコンが無いと生きていけないから仕方がないと言うか、悪循環
なんだけれどね。
だから夏は嫌いなんだ、ずっと冬の年があってもいいではないかと
思うのだけれど、そうも行かないからね、仕方がないんだけれど。
女房の田舎の岩手じゃお盆を過ぎたら「寒くなる」からな、それに
夏でも日陰に入ればサラッとしていて、名古屋のように蒸し暑いと
言うことがないから暮らしやすそうだ、ただ冬は岩手の中でも特に
厳しいところだから、と言ってもわたしはあんまり雪国は苦になら
ないからいいんだけれど、羨ましい限りだ。
まあそんな事を言っても、家を継いでしまった以上、移住するわけ
にも行かないし、これからもっと厳しくなるだろう夏の暑さと付き
合って行かなければならないんだよね。
・・・・と、こんな事書いて気を紛らわせようとしても、やはり夢
のことが気になってダメだな。
なんで急にこんな「前の家族の夢」ばかり見るようになったんだろ
うか。
わたしが常日頃からそればかり考えていると言うわけでもないのに
ここんところ毎日だ。
何かこう、起きている間だけでも忘れていられる方法はないものか。
@ ラーメン食べたい
本日の種:リコーWG6