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埼玉県寄居町の少林寺の裏手の山道。
右に左に交互にくねって上っていきます。
1体1体、ていねいに彫られた羅漢像。
五百羅漢です。
さて、時間は少し前、少林寺への登り口を探しながら県道を歩きます。
ちょうど前方に犬と散歩のご老人に尋ねたら、少し通り過ぎていました。
いいところで、いい人に出会えたものです。
少林寺の本堂でお参りをし、さぁ、羅漢さん詣でです。
像の高さは40cm程でしょうか、いろんな表情の羅漢さんがいます。
中には、膝小僧を立てて、その中へ顔をうずめた羅漢さん。
横に涅槃状態の羅漢さんもいます。
山の中腹にずらっと並んだ羅漢さん。
さぁ、今見えるあそこまで登ると、羅漢さんの最後かなと思いつつ、たどり着くと、またもや鋭角に曲がった山道にはずらっと羅漢さん。
何回繰り返したことでしょうか、もう登るのはやめようかと思ったころ、やっと空が開いた頂上が見えました。
途中、『イノシシに注意!』の立て札もあり、ガサッと音が聞こえるとドキッとします。
目を凝らすと、茶色い野兎の様で安心ですが、イノシシと遭遇したらどうすればいいのか、まったく知恵を持ってません。
山頂には、釈尊が祀られ、脇侍に文殊、普賢の両菩薩と十六羅漢です。
山頂にあった案内板によると、羅漢は510余体、天保3年(1832年)に造り終えたとあります。
帰り道、子供2人が元気に登ってくるのを見て、やっと一息つくというか、一安心。
小学生のお姉ちゃんと、弟、訊いてみると『(隣の隣の)市から来た。』ということです。
その後、すぐにちいちゃな妹、そして更に弟がお母さんと一緒に登ってきます。
なんと4人のお子さんのお母さん、今日は子供を連れてハイキングに来たみたいです。
母親と過ごすこういった楽しい時は、子供たちにとって一生の思い出となるでしょうね。
次に、一人の老婦人が2本の太い枝を杖にして登ってきます。
どちらからともなく声をかけ、しばし歓談タイムです。
御婆ちゃんは85才、『20年前から毎日山に登っています。ちょっとの雨なら登るので、まるまる1ヶ月登ったこともありますよ。連れ合いを2年前になくしたが、こうやって山登りをしているおかげで健康です。』と、にこにこと大きな声ではっきりとお話をされます。
私との話が終わると、石段に腰掛けて、『こうやって、いつも休憩して登ってるんだよ。』
真っ赤な椿の花が胸に供えてある羅漢さんが、ところどころにいましたが、こういう地元の人たちがお供えしてるのでしょうね。
右に左に交互にくねって上っていきます。
1体1体、ていねいに彫られた羅漢像。
五百羅漢です。
さて、時間は少し前、少林寺への登り口を探しながら県道を歩きます。
ちょうど前方に犬と散歩のご老人に尋ねたら、少し通り過ぎていました。
いいところで、いい人に出会えたものです。
少林寺の本堂でお参りをし、さぁ、羅漢さん詣でです。
像の高さは40cm程でしょうか、いろんな表情の羅漢さんがいます。
中には、膝小僧を立てて、その中へ顔をうずめた羅漢さん。
横に涅槃状態の羅漢さんもいます。
山の中腹にずらっと並んだ羅漢さん。
さぁ、今見えるあそこまで登ると、羅漢さんの最後かなと思いつつ、たどり着くと、またもや鋭角に曲がった山道にはずらっと羅漢さん。
何回繰り返したことでしょうか、もう登るのはやめようかと思ったころ、やっと空が開いた頂上が見えました。
途中、『イノシシに注意!』の立て札もあり、ガサッと音が聞こえるとドキッとします。
目を凝らすと、茶色い野兎の様で安心ですが、イノシシと遭遇したらどうすればいいのか、まったく知恵を持ってません。
山頂には、釈尊が祀られ、脇侍に文殊、普賢の両菩薩と十六羅漢です。
山頂にあった案内板によると、羅漢は510余体、天保3年(1832年)に造り終えたとあります。
帰り道、子供2人が元気に登ってくるのを見て、やっと一息つくというか、一安心。
小学生のお姉ちゃんと、弟、訊いてみると『(隣の隣の)市から来た。』ということです。
その後、すぐにちいちゃな妹、そして更に弟がお母さんと一緒に登ってきます。
なんと4人のお子さんのお母さん、今日は子供を連れてハイキングに来たみたいです。
母親と過ごすこういった楽しい時は、子供たちにとって一生の思い出となるでしょうね。
次に、一人の老婦人が2本の太い枝を杖にして登ってきます。
どちらからともなく声をかけ、しばし歓談タイムです。
御婆ちゃんは85才、『20年前から毎日山に登っています。ちょっとの雨なら登るので、まるまる1ヶ月登ったこともありますよ。連れ合いを2年前になくしたが、こうやって山登りをしているおかげで健康です。』と、にこにこと大きな声ではっきりとお話をされます。
私との話が終わると、石段に腰掛けて、『こうやって、いつも休憩して登ってるんだよ。』
真っ赤な椿の花が胸に供えてある羅漢さんが、ところどころにいましたが、こういう地元の人たちがお供えしてるのでしょうね。
私は元気な子供ははるか昔で、それでもずらっとどこまでも並ぶ羅漢さんに引っ張られて、頂上まで行くことができました。
写真を撮りすぎて32GBのメモリーカードがいっぱいになって、帰り道の途中からはひたすら羅漢さんの表情を、古ぼけてきた頭のメモリーに焼き込んできました。