クロスバイクで元気

念願叶った定年退職の身は、先立つ物は細く時間は太くの狭間。
歩いて、自転車に乗って感じたことを、気ままに書き続けます。

昨日から始まった「みんなの円空作品展」

2024年10月05日 08時49分56秒 | 円空さん

昨日は「みんなの円空作品展」の搬入/飾付。9時少し前に開始して、11時半頃には全グループの作業が終了、12時からの一般公開を無事に迎えることができました。作業終了後には前も見えないような大変な強い雨脚となりましたが、搬入作業中は、雨が降ってないか、小降りの状態で、ありがたいことでした。

展示作品は、円空仏の模刻作品(4府県8団体80名180作品)、小学校児童の紙粘土円空仏作品(羽島市立中島小学校24児童24作品)、円空仏墨絵(二村蘭華さん、6作品)、江吉良コミュセン円空仏に挑戦参加者(6名6作品)、円空仏写真(不肖私、A1サイズ6枚)です。

「みんなの円空作品展」は、今日、明日は、10時~16時、明後日最終日7日(月)は10時~13時までです。皆さん、是非とも不二羽島文化センターギャラリー円空(羽島市竹鼻町丸の内6丁目7番地、TEL 058-393-2231)に足をお運びになられ、老若男女入り混じった作品をお楽しみください。

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いなべ市東林寺ご本尊のご開帳

2024年08月13日 20時25分37秒 | 円空さん

8月10日は、いなべ市東林寺のご本尊のご開帳。昨年に続いてお参りしてきました。家からは車で1時間15分ほど、意外と早く着きます。

東林寺は、臨済宗妙心寺派の古刹で、開山は神亀年間(724〜729)、開祖は行基菩薩と伝えられ、御本尊の聖観音菩薩は行基作と伝えられる。

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今日も観に行った、衣の中の印

2023年09月18日 19時10分56秒 | 円空さん
今日も観に行った稲沢市荻須記念美術館。『市制65周年記念「稲沢の文化財展~性海寺の文化財~」』が、今日で閉幕。
目指すは、真言宗一祖から八祖までの高僧の肖像軸(室町時代作)です。第六祖一行のキャプション『手を衣の中に入れ印を結びます』に興味津々。
衣の下の印は、左手の方が若干高い位置になってます。どのような印を結んでいるのでしょうかね?

そして、もう1点、いずれの高僧も爪が長いこと長いこと。長いだけでなく、爪の先端は30度くらいに尖った鋭角。ぶすっと刺されてしまいそうです。
母親が見たら、間違いなく注意する爪の状態。これは一体全体、何を表しているのでしょうね。

8人の手の姿を中心に描写すると、トップの表のようになります。
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印を結んだ手が、衣の中に隠れている

2023年09月16日 20時27分37秒 | 円空さん
今日行った稲沢市荻須記念美術館。
一般展示室でやってるのは『市制65周年記念「稲沢の文化財展~性海寺の文化財~」』
順に観ていくと、真言宗一祖から八祖までの高僧の肖像軸(室町時代作)が掛けられています。
その中で注目したのが、第六祖の一行阿闍梨。なんと、印を結んだ手が、衣の中に隠れて見えないのです。
まさに、円空が彫った像の納衣姿を彷彿させます。

修験道に詳しい水谷早輝子女史の著作「円空と修験道(平成27年)まつお出版」の記述にある『穏やかな刻線の流れを刻む衲衣の袖を、左右から胸元に合わせ (中略) 密印は両袖に隠れて外からは見ることが出来ない。密教の修法者が、三密観の実践や加持祈祷をする際、法衣の袖の内に秘して印を結ぶ。その作法と類似した表現である。』の様子を表しているかのようです。

トップの写真は衣に隠した印の円空仏(津島市宗龍寺)。
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羽島市円空顕彰会主催の「夏休み市内円空仏見学会」が無事に開催

2023年08月14日 10時19分29秒 | 円空さん
3月31日の羽島市円空顕彰会理事会で正式に開催が決定した「夏休み市内円空仏見学会」。
羽島市内のN小学校の児童と、その保護者が参加対象で、以来準備を進め、8月6日(日)に計画通り無事に開催できました。

参加人数こそ、最大26人のキャパがあったのですが、定員には達せず19人の申込。その後、都合で4人が欠席となり当日は15人で、羽島市内の3ヶ所(長間薬師寺、金宝寺、中観音堂)の円空仏を見学しました。

住職、寺総代、堂守と、それぞれの円空仏に深くかかわってきた人の話は、小学生の心をとらえたようです。
話を聴く真剣な表情が、これまでの準備の気苦労を吹き飛ばしてくれました。

参加者には、3ヶ所27体の円空仏の写真を添えた資料を配り、実際の円空仏を見た時に感じたそれぞれの像の微笑み具合をチェックしてもらいました。
回答があった児童7名、保護者7名のそれぞれの平均は、次のようになり、円空仏の多くからは、やはり微笑みを感じるようです。
児童
 微笑んでいた   11.6体(43%)
 少し、微笑んでいた 7.7体(29%)
 微笑んでいない   3.9体(14%)
 怒っていた     1.9体(7%)
 未回答       2.0体(7%)
保護者
 微笑んでいた   12.1体(45%)
 少し、微笑んでいた 8.7体(32%)
 微笑んでいない   4.1体(15%)
 怒っていた     1.3体(5%)
 未回答       0.7体(3%)

参加者には、『円空仏が、なぜ微笑んでいるのか、あなたの考えはまとまりましたか。』とかなり大雑把な質問もしたのですが、こちらの回答は次のようなっています。児童、保護者それぞれ6名から回答がありました。
児童
 まとまった  5名
 まとまらない 1名
保護者
 まとまった  6名
 まとまらない 0名

具体的にどのようにまとまったのかはヒアリングをしていなく(突っ込みが足りなく、反省!)分かりませんが、参加者それぞれの思いの中で、円空仏の微笑みを理解する機会を、今回の見学会で提供できたことかと思います。

尚、この日8月6日は、連日続く猛暑日の中でも、やや曇りがち。
朝6時に起床時の室温が30.1℃もあったのにもかかわらず、途中300mの畦道を歩く時には、汗も出ず、雲さんに感謝感謝です。
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