4日前の11月21日。隣町のとある川べりを車で通ると、川に向かって10人ほどの年配の方が、三脚に据えた望遠レンズ付きのカメラで何やら撮ろうとしています。
私も車を停めて、歩いてその方向に向かうと、その内のお一人が『ベニマシコが今出てきて、行っちゃったところ』とのこと。
ベニマシコは、『幸せの赤い鳥』と呼ばれているようです。私も見たかった、残念!
それにしても、この10人はどうのようにこの地点に集まったのでしょうか?全員が、お仲間なのかな?
病院で診察を待つ間、通路には、車いすの方も通ります。4ヶ月前の7月25日、車いすを押す人と、座っている人の組み合わせをなんとなくカウントしました。
(押す人)娘・(座っている人)父、娘・母、夫・妻、妻・夫、妻・夫、夫・妻。
この日は、夫婦で労わる組合せが多く、親子だと娘さんが世話をしていました。いずれにしても、家族の誰かが世話をしてくれることは、幸せなことです。
長椅子に先に座ったじいさんが、『ひざに来い』、『ひざに来い』とお連れのご婦人に勧めています。じいさんの膝の上に座れと言ってます。じいさんは見たところ、70歳代の後半。てっかん頭で、つるつる、健康そうによく光っています。お連れは奥様なんでしょうね。奥様、じいさんの声は聞こえなかったように、じいさんの前に立って、じいさんの膝の上には座りません。まぁ、公衆の面前ですから当然ですね。話を聞いてると、じいさんは81歳。今も現役で屋根に昇る仕事をしています。最近、大腿骨を折ったそうですが、それでも仕事をやっとると意気盛ん。私の7つ上、その心意気と実行力を見習わないと。