【盗作】
5. 彼は真贋(しんがん)を見極める眼力をもつ。
→日本語で『我田引水』という表現がある。あまりいい意味ではないが、この発想が英語表現の役に立つ。自分のいいように解釈する、自分の利益になるように考える等の意味となるだろう。
どういうことか。英語で表現する際、強引に自分の知っている英語に持っていくということである。
それぞれのレベルに応じて知っている英語は異なるが、各自知っている英語に、その日本語を『引き寄せる』ことが大事である。日本語に引っ張られると不自然な英語になる。日頃から考える習慣があれば、難しく見える日本語も、それが一体どういう意味かを問う習慣がついている。考えれば易しく噛み砕いて理解できるので、簡単な英語に直せる。
今回の課題を『我田引水』で英語に直してみよう。
『真贋を』→どれが本物か?
・Which is the real one.
『見極める眼力をもつ』→知っている
・He knows.
真贋を見極める眼力、というくらいだから、普通の人ではなく、プロの鑑定人なのだろう。なので、expert (専門家)を付け足して
・He is an expert. He knows which is the real one.
『付け足す』という発想も、英語には大事である。料理に似ている。味が物足りなければ、ほんの少し塩を入れたりする。入れすぎたらマズくなる。英語も、自分の言いたいことに近づけるために、微調整する。同じである。
眼力と言うと、
・He is a good judge of people.
という表現がある。『人を見る目がある』という意味。
・He is a good judge of character .も同様。覚えておきたい。
英語独学において、応用が大切である。普通英英辞典でも上の a good judge of people (character) ぐらいしか載っていないが、他のケースも考えてみた。(例文はアメリカ等のネットで検証済み)
・He is a good judge of books.
(本の目利き)
・He is a good judge of cars.
(車の目利き)
・He is a good judge of artwork.
(芸術作品の目利き、審美眼をもつ)
・He is a good judge of department stores.
(デパートの目利き)
・She is a good judge of men.
(彼女は男を見る目がある)
・She is a good judge of movies.
(映画を見る目がある)
・She is a good judge of wine.
(ワインがわかる)
・She is a good judge of taste.
(味がわかる)
・She is a good judge of literature.
(文学に造詣が深い)
・He is a good judge of beef.
(牛肉の目利き)
考えればいくらでも出てくる。
The list goes on!
私の場合、英語の辞書にうるさいので、
・I like to think of myself as a good judge of English dictionaries.
(辞書の目利き、と言ってもいいだろうか)
皆さんは何の目利きでしょうか?
(Are you a good judge of something?)
I am a good judge of ( ).
自分で考えてみましょう。
(Think for yourself.)
応用に関しては、過去記事の『英語学習における応用に関して①』に詳細があり。ご参照のほどを。
以上。
5. 彼は真贋(しんがん)を見極める眼力をもつ。
→日本語で『我田引水』という表現がある。あまりいい意味ではないが、この発想が英語表現の役に立つ。自分のいいように解釈する、自分の利益になるように考える等の意味となるだろう。
どういうことか。英語で表現する際、強引に自分の知っている英語に持っていくということである。
それぞれのレベルに応じて知っている英語は異なるが、各自知っている英語に、その日本語を『引き寄せる』ことが大事である。日本語に引っ張られると不自然な英語になる。日頃から考える習慣があれば、難しく見える日本語も、それが一体どういう意味かを問う習慣がついている。考えれば易しく噛み砕いて理解できるので、簡単な英語に直せる。
今回の課題を『我田引水』で英語に直してみよう。
『真贋を』→どれが本物か?
・Which is the real one.
『見極める眼力をもつ』→知っている
・He knows.
真贋を見極める眼力、というくらいだから、普通の人ではなく、プロの鑑定人なのだろう。なので、expert (専門家)を付け足して
・He is an expert. He knows which is the real one.
『付け足す』という発想も、英語には大事である。料理に似ている。味が物足りなければ、ほんの少し塩を入れたりする。入れすぎたらマズくなる。英語も、自分の言いたいことに近づけるために、微調整する。同じである。
眼力と言うと、
・He is a good judge of people.
という表現がある。『人を見る目がある』という意味。
・He is a good judge of character .も同様。覚えておきたい。
英語独学において、応用が大切である。普通英英辞典でも上の a good judge of people (character) ぐらいしか載っていないが、他のケースも考えてみた。(例文はアメリカ等のネットで検証済み)
・He is a good judge of books.
(本の目利き)
・He is a good judge of cars.
(車の目利き)
・He is a good judge of artwork.
(芸術作品の目利き、審美眼をもつ)
・He is a good judge of department stores.
(デパートの目利き)
・She is a good judge of men.
(彼女は男を見る目がある)
・She is a good judge of movies.
(映画を見る目がある)
・She is a good judge of wine.
(ワインがわかる)
・She is a good judge of taste.
(味がわかる)
・She is a good judge of literature.
(文学に造詣が深い)
・He is a good judge of beef.
(牛肉の目利き)
考えればいくらでも出てくる。
The list goes on!
私の場合、英語の辞書にうるさいので、
・I like to think of myself as a good judge of English dictionaries.
(辞書の目利き、と言ってもいいだろうか)
皆さんは何の目利きでしょうか?
(Are you a good judge of something?)
I am a good judge of ( ).
自分で考えてみましょう。
(Think for yourself.)
応用に関しては、過去記事の『英語学習における応用に関して①』に詳細があり。ご参照のほどを。
以上。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます