黄金の雨のように
幸運を浴びながら
どんどん自分が
腐ってゆく
こどもたちよ
ごらん
あの愚かな道化の
踊る舞台を
金色のライトを
浴びながら
絶望の地獄に
沈んでいく魂の
あえぎを隠して
歪んだ笑いの中に
自分を見失ってゆく
あほうの結末を
つらいのだ
つらいのだ
あふれるほど
金があるのに
愛が何もない
魂の飢えを
埋めるために
狂ったように
黄金の魚を食う
こどもたちよ
ごらん
あのすさまじい
孤独の魂を
万人の人に
褒められながら
決して愛されることのない
蛙のようにみじめな
魂を抱いて
あれは一生舞台の上で
嘘の自分を
踊っていなければならないのだ