麻生財務相がシブすぎる３

麻生財務相がシブすぎる２
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/3880ec5f91792165da64eb8766307350

　麻生氏が国際会議に出て行くと、常に主役級で出て行くように思うのは俺だけだろうか。

　事実上のアベノミクス仕掛け人みたいなもんだしなぁ。

【NHK】麻生副総理 Ｇ２０に出発
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130215/k10015538981000.html

　シブい…。



　麻生副総理は、総理の時代に漢字の読み間違いとかカップラーメンの値段を知らないとか、イミフな事でマスコミにコテンパンに叩かれて、ネガティブキャンペーンの餌食にされてしまったが、今回は不思議な程にネガキャンの真空地帯にいる。

　いや、まあ叩かれてるよ？居酒屋とか使わないで、高級店で食事してるとか、それを経費に計上しているとか、今回も書かれてるわ。鳩山とかが同じ事をやったら「あの鳩山さんが訪れた絶品グルメ」みたいな扱いだったのに。

　でも、なんというか、それが盛り上がってないんだよね…。
　思うに、情報の発信元が存在しないんじゃないかなと思う。

　民主党が「元気な野党」だった、スローガンとして「政権交代が最大の景気対策」を掲げていた時代…。（超絶悪趣味な皮肉以外の何者でもないな…）
　民主党とマスコミの利害が一致していたわけだ。「自民党を潰せ」という。

　で、民主党やその支持者は、せっせと麻生元総理のアラを探しては、マスコミを使って流してたんじゃないかな。
　それがねぇ…。今となっては、民主党は逆に、何を言おうにも確実に昨年までの３年間が引き合いに出されてしまうのだ。テレビにも出にくい。

　すると、マスコミは最大のパトロンというか、情報元を失った形にならないだろうか。
　あと、あの最悪だった民主党よりひどいネタでないと叩けなくなっている事も大きい。
　なんせ、マスコミは「自民党は最悪。自民党以外ならどこでも絶対にマシ」という論調で叩き続け、民主党への政権交代を実現したのだ。
　すると、蓋を開けてみれば民主党こそ最悪の政党だったのである。

　しかも、アベノミクスは世界的にも注目され、もしかしたらギリシャやスペインという、財政危機に瀕してもはやユーロ諸国では手の施しようがない国々への処方箋になるかもしれないのである。政権序盤のロケットスタートは大成功なのだ。

　考えてみれば、今自民党を叩くのは相当難しい。
　こりゃー、同じ論調で叩こうとしても盛り上がらないわけだよ。「オマエ何言ってんの？もっかいあの民主党不況に戻せっての？」って、かなりみんな思っているワケだ。

　それにしても麻生副総理はシブいわ。

　あの例のリーマン・ショックの時の動画に出てた麻生元総理とカブる。



　あの時は、与謝野財務相（財政規律派）を、今回は白川日銀総裁（財政規律派）を引き連れての国際舞台。

　言わば、麻生氏に手も足も出ない屈服させた敵を引き連れての、これ見よがしの檜舞台である。

　キングボンビーの白川日銀総裁の目に、麻生副総理はどんな風に写っているんだろうね…。



　とりあえず、期待している。
　頑張ってきて下さい。副総理。



どうした、日本―中川昭一と宋文洲の不愉快な対話