やべえものすごい面白い記事を見つけた。
【東洋経済】若い貧困者が「生活保護はズルい」と思うワケ
http://toyokeizai.net/articles/-/124699
非常に長い記事だが、ぐいぐいと引きこまれて最後までノーストレスで読みきった。
俺のエントリを見て、興味を惹かれたなら、是非全文読んでみてほしい。
この記事は、貧困者界隈の取材を行う筆者が、DV貧困生活保護親の元で育ちグレて、犯罪収益金を種銭にして飲食店経営事業を営む、今はカタギに生きる若者に、「なぜ生活保護が必要なのか」を説得する「物語」である。
まず、最初に言っておくと、文章が面白いからと言って、この筆者の考えに共感できるかどうかは別の話である。俺はこの筆者、どわいきらいだ。
こんな二分法で語る段階で、この記者の思想面はカス以外の何者でもない。
▲鈴木大介氏
ちなみに。俺はこの二分法では「ネット情報を鵜呑みにする空想世界のお兄さん」である。どっちに分類されるかの二択であればだ。
病院関係者で生活保護者の酷い現状を直に目のあたりにする嫁さんからの又聞きと、テレビが取材したドキュメンタリーでの生活保護者の堕落した生活の様子、生活保護をテーマにした漫画、共産党関係者から聞いた噂、ネットの情報。以上が俺の中の生活保護者情報ソースである。
俺の生活保護者情報ソースは、数も多く、この複数視点においてもかなり情報が一致している。確度は普通の人と比較して、かなり高めだと自負できる。それでも、俺は「ネット情報を鵜呑みのネトウヨ」に分類されてしまう。だって生活保護者の生活を直に見たことなんてないもの。
で、この二分法の場合、「ネトウヨ:実体験者」の割合は、「99:1」以上の無茶苦茶な比率であろう。その上で、99%以上と思われる、貧困を直接知らない道楽者に、この記者は上から目線の蔑みをもって、鼻で笑いながら「黙れ」と言っているのだ。
この物語の最後は、このように閉じられる。
K君というのは、記者に説得されようとしている生活保護DV親の犠牲者である。フルタコってのは、K君が使った「フルボッコ」の同義語。
なんとなく判ると思うんだが。前提が「生活保護は必要である」「どうやったらこの手の人にそれが判って貰えるか。みんなで考える必要がある」なのだ。
クソ食らえである。
生活保護なんて、必要ない。
少なくとも、本当に必要な人以外に、生活保護なんて必要ない。そして、今の制度では本当に必要な人の生活は保護されないので、よって生活保護はいらないのだ。
最低限の人間らしい生活なんて、ブラック企業やブラックバイトで奴隷労働している人にも与えられていない。間違っていると俺は主張する。
この件について、俺は以前、奴隷制度の復活を提案した事がある。
あの頃から、基本的な部分において、俺の考え方は変わっていない。どうすればいいかの回答になるかはわからないが、その解説は、俺が8年ぐらい前に書いた、奴隷制度復活のエントリに譲っておこうと思う。
【拙】奴隷制復活を提案する(2008-12-03)
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/bcd517fb344f609569f6ac00c3d7f0c6
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【東洋経済】若い貧困者が「生活保護はズルい」と思うワケ
http://toyokeizai.net/articles/-/124699
非常に長い記事だが、ぐいぐいと引きこまれて最後までノーストレスで読みきった。
俺のエントリを見て、興味を惹かれたなら、是非全文読んでみてほしい。
この記事は、貧困者界隈の取材を行う筆者が、DV貧困生活保護親の元で育ちグレて、犯罪収益金を種銭にして飲食店経営事業を営む、今はカタギに生きる若者に、「なぜ生活保護が必要なのか」を説得する「物語」である。
まず、最初に言っておくと、文章が面白いからと言って、この筆者の考えに共感できるかどうかは別の話である。俺はこの筆者、どわいきらいだ。
実は、昨今、生活保護制度に対して強い偏見や差別感情を持つ者には2種類あって、一方はネット情報鵜呑みで生活保護受給者など一度も見たことがない空想世界のお兄さんたち。もう一方で少なくないのは、K君のようにそれまでの人生の中で実際に身近に受給者が居た者だ。当然のことながら、後者に生活保護制度の必要性を説くほうが難題。
こんな二分法で語る段階で、この記者の思想面はカス以外の何者でもない。
▲鈴木大介氏
ちなみに。俺はこの二分法では「ネット情報を鵜呑みにする空想世界のお兄さん」である。どっちに分類されるかの二択であればだ。
病院関係者で生活保護者の酷い現状を直に目のあたりにする嫁さんからの又聞きと、テレビが取材したドキュメンタリーでの生活保護者の堕落した生活の様子、生活保護をテーマにした漫画、共産党関係者から聞いた噂、ネットの情報。以上が俺の中の生活保護者情報ソースである。
俺の生活保護者情報ソースは、数も多く、この複数視点においてもかなり情報が一致している。確度は普通の人と比較して、かなり高めだと自負できる。それでも、俺は「ネット情報を鵜呑みのネトウヨ」に分類されてしまう。だって生活保護者の生活を直に見たことなんてないもの。
で、この二分法の場合、「ネトウヨ:実体験者」の割合は、「99:1」以上の無茶苦茶な比率であろう。その上で、99%以上と思われる、貧困を直接知らない道楽者に、この記者は上から目線の蔑みをもって、鼻で笑いながら「黙れ」と言っているのだ。
この物語の最後は、このように閉じられる。
ともあれ必要なのは、この働「け」なくなっている人たちを社会がケアする根拠と方法について、連れション理論と同じぐらいの肌感覚で説明する物語だ。K君への説諭は次回へと続く。
中途半端な終わり方で読者の皆さんにフルタコにされそうだが、来週まで、ぜひ皆さんも考えておいてほしい。
中途半端な終わり方で読者の皆さんにフルタコにされそうだが、来週まで、ぜひ皆さんも考えておいてほしい。
K君というのは、記者に説得されようとしている生活保護DV親の犠牲者である。フルタコってのは、K君が使った「フルボッコ」の同義語。
なんとなく判ると思うんだが。前提が「生活保護は必要である」「どうやったらこの手の人にそれが判って貰えるか。みんなで考える必要がある」なのだ。
クソ食らえである。
生活保護なんて、必要ない。
少なくとも、本当に必要な人以外に、生活保護なんて必要ない。そして、今の制度では本当に必要な人の生活は保護されないので、よって生活保護はいらないのだ。
最低限の人間らしい生活なんて、ブラック企業やブラックバイトで奴隷労働している人にも与えられていない。間違っていると俺は主張する。
この件について、俺は以前、奴隷制度の復活を提案した事がある。
あの頃から、基本的な部分において、俺の考え方は変わっていない。どうすればいいかの回答になるかはわからないが、その解説は、俺が8年ぐらい前に書いた、奴隷制度復活のエントリに譲っておこうと思う。
【拙】奴隷制復活を提案する(2008-12-03)
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/bcd517fb344f609569f6ac00c3d7f0c6
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