3月11日午後
2:26 地震発生。福島第一原発は運転中の1~3号機が自動停止
3:14 政府が緊急災害対策本部設置
3:30ごろ 原子力安全・保安院で地震後初の記者会見。中村幸一郎審議官は「モニタリングポストに影響なし。冷却機能は保持との連絡が入っている」
4:00前 保安院が、福島第一原発1~5号機で午後3時42分に全電源喪失したと集まった記者に伝える
4:36 東電、第一原発1,2号機の緊急炉心冷却システム(ECCS)で注水不能を確認、原子力災害対策特別措置法に基づく原子力緊急事態の発生を国に報告
4:57 菅首相が国民向けメッセージ。「落ちついて行動されるよう、心からお願いする」
6:11 官邸で与野党協議。首相は「救国のための協力」要請
7:03 政府、初の原子力緊急事態宣言を発令
8:50 福島県災害対策本部。第一原発から半径2㌔圏内の住民に避難を呼びかけ。対象者は大熊町、双葉町の計1864人
9:23 首相、第一原発から半径3㌔以内の住民には避難を、3~10㌔は屋内退避をするよう、福島県知事を大熊、双葉両町長に要請。「万が一に備えて避難していただきたい」と官房長官
10:00ごろ 東電が会見。「2号機は運転状態不明。原子炉水位が確認できない。一番激しい想定に近づいてきている」
12日午前
0:15 首相、オバマ米大統領と電話会談
1:00ごろ 1号機の格納容器の圧力が設計想定の1.5倍に。東電は「外部に放射能を含む蒸気を逃がす操作(ベント)を検討している」
1:30 首相、経済相が東電にベント命じる
3:00すぎ 経済省本館10階の記者会見室。海江田経済相は「格納容器内の圧力が高まっており、弁を開いて圧力を放出する旨、報告を受けた」
5:44 政府、第一原発の避難区域を10㌔に拡大
6:00すぎ 寺坂信昭保全院長らが記者会見。「1,2号機の中央制御室で通常の1千倍にあたる毎時150マイクロシーベルトを観測」と発表
7:11 首相が班目春樹原子力安全委員長を伴い、ヘリで第一原発を訪問
9:55 保安院、「1号機の燃料棒が(冷却水から)一部露出し、被覆管が溶け始めている可能性がある」と発表
10:17 1号機でベント実施
11:15 東電の藤本孝副社長が会見で地域ごとの計画停電に言及。「負荷を切らないと東電全体の系統がブラックアウト(停電)する危険もある」
午後
2:30 1号機の格納容器圧力が低下。ベント成功。東電広報は「今後の見通しは立っていない」
3:00 与野党党首会談。首相は「原発の水位が上がってきているから大丈夫」と説明
3:36 1号機で水素爆発
5:36 首相、福島第二原発から半径10㌔圏内の避難を指示
6:25 第一原発の避難地域を半径20㌔に拡大するよう首相指示
8:20 1号機原子炉に海水注入開始。東電の小森明生常務は「ダメージがあるのは重々承知。(注入した海水の処理は)全く、やったことはない」
9:30 福島県災害対策本部。1号機の水素爆発で、避難しようとして屋外にいた3人が被曝したと発表
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