ぶんやさんち

ぶんやさんの記録

説教の準備大公開

2009-01-24 18:00:00 | ときのまにまに
今日は朝から、祈祷書と聖書を開き、5月の末までの聖書のテキストを確認し、読み、おおよその説教の中心点を考え、メモしました。3月の末までの所は既に注解書等の読み込みは終わっていますので、4月分と5月分の8回分の説教です。
わたしの場合は、もっとも定年退職後のことですが、一つの説教について2ヶ月前以前に、テキストを確認します。その段階で、大まかな枠組みのようなものが出来る場合もありますし、そこまで行くのに数日から二週間ほどかかる場合もあります。この間は出来るだけ注解書や他の人の説教など読まないで、テキストそのものと取り組むようにしています。それから暫くほっておきます。パン作りにならって「ベッドタイム」というわけです。その間に、それらのテキストと関連する一般書を読みます。たとえば、昨年の降臨節の説教の準備のために、哲学書『待つということ』や戯曲『ゴドーを待ちながら』を読みました。4週間ほど前から、注解書やインターネットで語義や背景になる思想的な文書などに当たり始め、<講釈>の原稿を書き始めます。だいたい一つの説教の原稿は2日以内に仕上げるようにしています。出来上がるのは2週間前です。それから、説教の原稿を書き、1週間前にはブログで公開します。以上がだいたいの手順です。もちろん、説教のことですから、思うとおりにならないのが普通で、その時には「いらいら」して、パソコンゲームをしたり、寝たり、テレビを見たりして、「産みの苦しみ」を味わいます。

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