ぶんやさんち

ぶんやさんの記録

昨日のツイート 12/06 ドイツからの報告(特定秘密保護法案)

2013-12-07 06:21:27 | ツイッター
お早ようございます。主の平和。終日『原発ホワイトアウト』を続読。官僚という種族のしたたかさ。大衆(国民)と政治家とを手玉に取って官僚組織を増殖させる。その手法が詳細に暴露されている。夕食後、NHKプレミアム「歴史館(岩倉具視)」、フィギアスケートGPを見て10時半に就寝。4時半起床。体調快調、チュン、チュン。

大野 泰男さん、野間 悦三さん、大澤 恵太さん、他24人が「いいね!」と言っています。

村田 多鶴子 おはようございます。少し寒いですが、爽やかな朝です~♪お守りの内に、良い時間を過ごされます様にm(__)m

萩野 秀子 おはようございます。掃除します。良き日となりますように。お祈りいたします。
posted at 05:00:38

文屋 善明
今日の名言:RT @KarlMarxbot:
古い唯物論の立場は「市民」社会であり、新しい唯物論の立場は人間的社会または社会化された人類である。(フォイエルバッハに関するテーゼ)
<一言>マルクスは最も厳しい唯物論批判者である。多くの唯物論者はフォイエルバッハの単純な唯物論を超えていない。

佐藤 清一さん、野間 悦三さん、大野 泰男さん、他20人が「いいね!」と言っています。

清水 行雄 マルクスもフォイエルバッハも著作に不案内な僕ですが、いわゆる社会学用語のゲマインシャフトな社会からゲゼルシャフトな社会への移行という理解でよろしいですか?

文屋 善明 古い唯物論の立場としての「市民」とは観念としての個人、どちらかと言うと孤立化した「私人」を意味し、マルクスの言う「人間」とは社会を構成する個人を意味するのではないかと推測しています。これは私のかなり強引な読み込みですが、市民社会を構成する「個人」は個人と個人とをつなぐ「何か」が前提とされている。それをマルクスは「神」という言葉を使わないで語っているような気がします。

清水 行雄 それは、市民社会の成熟を前提とした個人の、個人同士をつなぐ何かですね。それがフランス革命におけるスローガンの一つである「友愛」ということになるのでしょうか?それともやはり神を媒介とした個々人のつながりということでしょうか?この辺になると、不勉強なので、なかなかはっきりしたことが言えません。

文屋 善明 それがフランス革命の時の「友愛」ということに結びつくかどうかは、分かりませんが、私自身はマルクスは単純な唯物論者ではないと思っています。ただ、当時、いや現在も唯物論を単純に無神論と結びつけて、マルクスを批判するステレオタイプなキリスト者には批判的だったと思います。

清水 行雄 これは佐藤優氏および熊野純彦氏の本から得た断片的知識ですが、個人と個人をつなぐ何かを考えたのはマルクスというより、ライプニッツであり、30年戦争の混乱の中で、国家と国家、個人と個人の調停をライプニッツは試みたのだと。もちろんマルクスにもそうしたモチーフはあったのでしょうが。

清水 行雄 ある意味で、共産主義はキリスト教の理想社会を実現するための、20世紀における壮大な実験だったのかもしれないと、思っています。事実19世紀ヨーロッパ社会において、共産主義は育まれたと歴史にはありますので。

文屋 善明 マルクスはユダヤ人であり、キリスト教はユダヤ教からの発展であり、少なくとも旧約聖書に関しては共用しているので、思想の流れとしては共通点が多いと思います。マルクスがどれだけユダヤ教と距離を持っているのかは分かりませんが、これら三つの思想は近似していることは否めないでしょう。
posted at 06:01:12

「昨日のツイート 12/05 民主主義のお葬式がおこなわれていた」をブログにアップしました。
http://blog.goo.ne.jp/jybunya/e/b8b590f59a3ce2b69e834a0301ea7af…
posted at 06:37:19

文屋 善明
こころ旅、成東駅より大網駅で乗換え大原駅まで輪行。今日の目的地は御宿の「月の砂漠のらくだの象」。風と坂、正平さんの息が激しい。下り坂だ。人生下り坂、最高。家康の時代、遭難したドン・ロドリコ上陸の地。激しい波、恐ろしい浜。はたしてたどり着けるのか。

野間 悦三さん、磯村 正夫さん、大脇 友弘さん、他10人が「いいね!」と言っています。

文屋 善明 こころの旅の「実況メモ」はテレビを見ながら、実況的にパソコンに打ち込む練習です。馴れてくると、だんだん巧くなります。これをするためには、テレビの前でノートパソコンを使うのでとても打ち込みにくいです。
posted at 08:00:15

文屋 善明
日々の聖句2013 12月06日(金)
主なる神は、朝ごとにわたしの耳を呼び覚まし、弟子として聞き従うようにしてくださる。(イザヤ50:4)
朝早くまだ暗いうちに、イエスは起きて、人里離れた所へ出て行き、そこで祈っておられた。(マルコ1:35)
私の黙想:
「朝ごとに私の耳を呼び覚まし」、普通は「目を覚ます」というところ、弟子は「耳を覚ます」。神の言葉で「耳を覚ます」。預言者にとっては重要なのは目ではなく耳だ。旧約聖書での最初の預言者となる少年サムエルは神殿で寝ていた。夜も明けない、まだ暗いとき、ヤハウエの言葉を聞く。サムエルは師エリが呼んだと思いエリのもとに走る。エリは呼んでいないと言う。サムエルは二度寝をする。また声を聞く。3回繰り返され、エリはその声の主がヤハウエだと悟る。次にサムエルが声を聞いたとき、」サムエルはエリの言葉に従って「主よ、お話しください。僕は聞いております」と答える。これが預言者サムエルの誕生である。
「サムエルは成長していった。主は彼と共におられ、その言葉は一つたりとも地に落ちることはなかった」(1サムエル3:19)。
神は「朝ごとに」弟子に新鮮な言葉を語る。それを聞く瞬間前まで、予想もしていなかったこと、考えもしていなかった「新しい言葉」を語られる。これを「聞く」のが楽しみで朝ごとに目を覚ます。いや、「耳を覚ます」。

野間 悦三さん、濱 和弘さん、大野 泰男さん、他25人が「いいね!」と言っています。

三浦 三千春 >「耳を覚ます」  良い表現ですね!

溝田 悟士 ルカ福音書の冒頭を髣髴とさせる箇所ですね。いくつかことばも一致しています。

文屋 善明
お目覚めの花。「主なる神は、朝ごとに、わたしを呼び覚ましてくださる」「お早うございます」「今日も元気に!」。
写真: お目覚めの花。「主なる神は、朝ごとに、わたしを呼び覚ましてくださる」「お早うございます」「今日も元気に!」。

キタモト ユウコさん、Su Suさん、森田 美芽さん、他37人が「いいね!」と言っています。

糸原 由美子 今朝も呼びさまされました!

Hanna Bunya 剣弁高芯、きれい

文屋 善明さんが中村 隆市さんの写真をシェアしました。
キリスト教界からも出るといいですね。

先の大戦において多くの情報が国民に秘匿された歴史、また今回の東京電力福島第一原子力発電所の事故において多くの情報が公開されなかったことに鑑みると、政府・行政の動きに関する重要な情報が秘匿されることをできる限り制限し、国民の知る権利を守ることが重要でありましょう。

本日、「「特定秘密保護法案」の廃案に関する要望書」を
安倍晋三内閣総理大臣に宛てに提出いたしました。 (真宗大谷派宗務総長)

◆「特定秘密保護法案」の廃案に関する要望書

 私たち真宗大谷派は、かつて戦争に協力した罪責を深く懺悔するとともに、仏教の教えに立ち、戦争を許さない、豊かで平和な国際社会の建設に向けて歩むことを誓いとしております。その教団を代表するものとして、「特定秘密保護法案」に対して深い懸念を表明いたします。

 本法案は、すでに各方面より指摘されているように、防衛・外交等に関する事柄についての国民の知る権利を著しく制限するものであるだけでなく、情報を得ようとした者の処罰まで規定されており、国民が知ろうとすることも制限するものとなっています。したがって、該当する事柄について、政府・行政が現在何を行っているのかを知ることができないばかりか、速やかな事後の検証も困難となってしまうことが予想されます。

 先の大戦において多くの情報が国民に秘匿された歴史、また今回の東京電力福島第一原子力発電所の事故において多くの情報が公開されなかったことに鑑みると、政府・行政の動きに関する重要な情報が秘匿されることをできる限り制限し、国民の知る権利を守ることが重要でありましょう。したがって、本法案は国及び国民の安全の確保を目的とするとされていますが、それと引き換えに、私たち国民が不信と不安の中に暮らさねばならない状況を生み出すものと考えます。それが真に豊かで平和な社会であるとは思われません。

 私たち浄土真宗の門徒が願う阿弥陀仏の国土は、あらゆる存在をひとしくおさめとり、安らぎを与え、養う世界であると教えられています。その願いに背いて戦争に協力した教団の歴史への反省に立つとき、この法案が、現在そして未来にわたって、人々の安らぎを奪うに違いないことを深く憂慮せざるをえません。

 現在、震災及び原発の問題や経済・国際問題など、国民の多くは大きな不安を抱えながら生活しています。国は、公明正大に国民の信頼にこたえ、人々の不信や不安を除くことを責務とするべきであります。本法案は、その責務に背くものであり、深い懸念を表明するとともに、速やかに廃案されるよう強く要望いたします。

2013年11月27日

                              真宗大谷派宗務総長
                                 里 雄 康 意

内閣総理大臣
 安 倍 晋 三 殿
写真: 先の大戦において多くの情報が国民に秘匿された歴史、また今回の東京電力福島第一原子力発電所の事故において多くの情報が公開されなかったことに鑑みると、政府・行政の動きに関する重要な情報が秘匿されることをできる限り制限し、国民の知る権利を守ることが重要でありましょう。

本日、「「特定秘密保護法案」の廃案に関する要望書」を
安倍晋三内閣総理大臣に宛てに提出いたしました。 (真宗大谷派宗務総長)

◆「特定秘密保護法案」の廃案に関する要望書

 私たち真宗大谷派は、かつて戦争に協力した罪責を深く懺悔するとともに、仏教の教えに立ち、戦争を許さない、豊かで平和な国際社会の建設に向けて歩むことを誓いとしております。その教団を代表するものとして、「特定秘密保護法案」に対して深い懸念を表明いたします。

 本法案は、すでに各方面より指摘されているように、防衛・外交等に関する事柄についての国民の知る権利を著しく制限するものであるだけでなく、情報を得ようとした者の処罰まで規定されており、国民が知ろうとすることも制限するものとなっています。したがって、該当する事柄について、政府・行政が現在何を行っているのかを知ることができないばかりか、速やかな事後の検証も困難となってしまうことが予想されます。

 先の大戦において多くの情報が国民に秘匿された歴史、また今回の東京電力福島第一原子力発電所の事故において多くの情報が公開されなかったことに鑑みると、政府・行政の動きに関する重要な情報が秘匿されることをできる限り制限し、国民の知る権利を守ることが重要でありましょう。したがって、本法案は国及び国民の安全の確保を目的とするとされていますが、それと引き換えに、私たち国民が不信と不安の中に暮らさねばならない状況を生み出すものと考えます。それが真に豊かで平和な社会であるとは思われません。

 私たち浄土真宗の門徒が願う阿弥陀仏の国土は、あらゆる存在をひとしくおさめとり、安らぎを与え、養う世界であると教えられています。その願いに背いて戦争に協力した教団の歴史への反省に立つとき、この法案が、現在そして未来にわたって、人々の安らぎを奪うに違いないことを深く憂慮せざるをえません。

 現在、震災及び原発の問題や経済・国際問題など、国民の多くは大きな不安を抱えながら生活しています。国は、公明正大に国民の信頼にこたえ、人々の不信や不安を除くことを責務とするべきであります。本法案は、その責務に背くものであり、深い懸念を表明するとともに、速やかに廃案されるよう強く要望いたします。

2013年11月27日

                              真宗大谷派宗務総長
                                 里 雄 康 意

内閣総理大臣
 安 倍 晋 三 殿

荒又 敏徳さん、有賀 豊彦さん、Su Suさん、他25人が「いいね!」と言っています。

Satoshi Tanaka 聖公会からの要請書もリンクさせてください。http://www.nskk.org/province/seimei_pdf/himitsu131118.pdf

文屋 善明 ありがとう御座います。聖公会からも出ていたのですね。

有賀 豊彦 シェアさせて、頂きます。

文屋 善明さんが林 巌雄さんの写真をシェアしました。
酷いですね。そんなに秘密を守りたいなら、自分で守れよ。秘密とは自分の問題だろう。

写真: 朝日新聞デジタルより

玉城 豊さん、大野 泰男さん、野間 悦三さん、他14人が「いいね!」と言っています。

萩野 秀子 何でも処罰の対象恐ろしいです。

Satoshi Tanaka 自分には関係ないと思っている人が多くいます。想像力の欠如です。

文屋 善明さんがアムネスティ・インターナショナル日本さんの写真をシェアしました。
安倍内閣は国際与論の反対を押し切って、世界を相手に喧嘩するつもりなのか。

【緊急ツイッターアクション】※シェア、リツイートして下さい

特定秘密保護法案:日本政府は法案の採決を見送れ
表現の自由の侵害に対する深刻な懸念

▽ツイート
【例文1】 http://bit.ly/1eQMwNb
【例文2】 http://bit.ly/1kcDD1t
【例文3】 http://bit.ly/1cYJS6o

現在、参議院において特定秘密保護法の修正案が審議されています。与党は会期中の成立を目指し、12月5日にも採決を行うつもりであると報道されています。

アムネスティ日本は、この修正案が、依然として「表現の自由」や「知る権利(情報へのアクセス権)」を根底から脅かすものであり、国際的な人権基準から程遠い内容であることを懸念しています。アムネスティ日本は、日本政府に対し、国内外からの懸念や反対の声を真摯に受け止め、採択を見送り、同法案を全面的に見直すよう強く求めています。

日本政府に対して、この法案に対する強い懸念を伝え、今国会での採決を見送り、国際人権基準を遵守するよう要請して下さい。

【アムネスティ日本支部声明】
日本:特定秘密保護法案 日本政府は法案を全面的に見直せ
http://www.amnesty.or.jp/news/2013/1128_4343.html

………………………………………………………………………………
安倍晋三内閣総理大臣に対するTWITTERアクション
………………………………………………………………………………
安倍総理のTWITTERアカウント(安倍晋三 @AbeShinzo)に対して、以下のメッセージを送ってください。

【例文1】ツイート http://bit.ly/1eQMwNb
.@AbeShinzo 表現の自由やプライバシーの保護、公正な裁判を受ける権利など、国際人権基準に違反している恐れのある特定秘密保護法案に対して深刻な懸念を表明します。今国会での採決を見送り、法案を全面的に見直すよう求めます。 #特定秘密保護法

【例文2】ツイート http://bit.ly/1kcDD1t
.@AbeShinzo #特定秘密保護法 政府の活動に関する調査や情報公開を求めるNGO・NPO、ジャーナリストなど、様々な活動が罪に問われる危険性があり、強い懸念を表明します。今国会での採決を見送り、日本が批准している国際人権基準を遵守して法案を全面的に見直すよう求めます。

【例文3】ツイート http://bit.ly/1cYJS6o
.@AbeShinzo #特定秘密保護法 秘密指定の妥当性や運用、期間を審査する独立した監視機関が存在しない内容に強い懸念を持っています。公衆の健康、国際人権法及び国際人道法に反する事実、自由権や生命権、拷問・虐待の防止に関わる情報などを、国は積極的に公開・開示すべきです。
写真: 【緊急ツイッターアクション】※シェア、リツイートして下さい

特定秘密保護法案:日本政府は法案の採決を見送れ
表現の自由の侵害に対する深刻な懸念

▽ツイート
【例文1】 http://bit.ly/1eQMwNb
【例文2】 http://bit.ly/1kcDD1t
【例文3】 http://bit.ly/1cYJS6o

現在、参議院において特定秘密保護法の修正案が審議されています。与党は会期中の成立を目指し、12月5日にも採決を行うつもりであると報道されています。

アムネスティ日本は、この修正案が、依然として「表現の自由」や「知る権利(情報へのアクセス権)」を根底から脅かすものであり、国際的な人権基準から程遠い内容であることを懸念しています。アムネスティ日本は、日本政府に対し、国内外からの懸念や反対の声を真摯に受け止め、採択を見送り、同法案を全面的に見直すよう強く求めています。

日本政府に対して、この法案に対する強い懸念を伝え、今国会での採決を見送り、国際人権基準を遵守するよう要請して下さい。

【アムネスティ日本支部声明】
日本:特定秘密保護法案 日本政府は法案を全面的に見直せ
http://www.amnesty.or.jp/news/2013/1128_4343.html

………………………………………………………………………………
安倍晋三内閣総理大臣に対するTWITTERアクション
………………………………………………………………………………
安倍総理のTWITTERアカウント(安倍晋三 @AbeShinzo)に対して、以下のメッセージを送ってください。

【例文1】ツイート http://bit.ly/1eQMwNb
.@AbeShinzo 表現の自由やプライバシーの保護、公正な裁判を受ける権利など、国際人権基準に違反している恐れのある特定秘密保護法案に対して深刻な懸念を表明します。今国会での採決を見送り、法案を全面的に見直すよう求めます。 #特定秘密保護法

【例文2】ツイート http://bit.ly/1kcDD1t
.@AbeShinzo #特定秘密保護法 政府の活動に関する調査や情報公開を求めるNGO・NPO、ジャーナリストなど、様々な活動が罪に問われる危険性があり、強い懸念を表明します。今国会での採決を見送り、日本が批准している国際人権基準を遵守して法案を全面的に見直すよう求めます。

【例文3】ツイート http://bit.ly/1cYJS6o
.@AbeShinzo #特定秘密保護法 秘密指定の妥当性や運用、期間を審査する独立した監視機関が存在しない内容に強い懸念を持っています。公衆の健康、国際人権法及び国際人道法に反する事実、自由権や生命権、拷問・虐待の防止に関わる情報などを、国は積極的に公開・開示すべきです。

玉城 豊さん、野間 悦三さん、宮脇 温子さん、他19人が「いいね!」と言っています。

竹花 京子 シェアします。

玉城 豊 シェアさせてください。

文屋 善明さんが林 巌雄さんの写真をシェアしました。
そうだったんですか。松下さんのコメントもシェアします。
松下 光雄
http://liveweb.archive.org/web/20130730034035/http://blog-imgs-41-origin.fc2.com/z/a/t/zatsugakuki/hyokkori.jpg

井上ひさしさん、大震災・・・ひょうたん島は生ける死者の島と聞いたことがあります。
写真: 井上ひさしさん、大震災・・・ひょうたん島は生ける死者の島と聞いたことがあります。

Yutaka Tanabeさん、北村 良輔さん、野間 悦三さん、他12人が「いいね!」と言っています。

文屋 善明さんが田中 隆夫さんのリンクをシェアしました。
よく理解できました。納得します。ただ、日本の官僚はそれを「拡大解釈」して自己の省庁の利益を確保し、仕事をサボタージュするために利用するということです。

元外務省国際情報局長、孫崎享「秘密保護法で自衛隊がアメリカの戦争に利用される」
wpb.shueisha.co.jp
行政機関が指定した「特定秘密」を漏らしたり、知ろうとした人に対し重罰を科すことが可能になる「特定秘密保護法」。日本版NSCとセットで進む、この法案の成立を政府が急ぐ理由は何か? 元外務省の情報収集のプロ・孫崎享(うける)氏に聞く、秘密保護法の本当の狙いとは?■アメリカ軍と情報を共有するための法案日本版NSCともいわれる国家安全保障会議の設立と、特定秘密保護法の制定……。安倍政権がその実現に熱意を注...

玉城 豊さん、野間 悦三さん、糸原 由美子さん、他9人が「いいね!」と言っています。

玉城 豊 さすがプレイボーイ、硬派の論客もちゃんと紹介している。

文屋 善明さんが大門みきしさんの写真をシェアしました。
成る程、そういう裏話があったのですね。どうも可笑しいと思っていました。

< いまさら涙はないでしょう >
昨日、秘密保護法の「強行採決」のあと、委員会室に残っていた森雅子担当大臣にたいし、民主党の大柄な男性議員が激しく詰め寄りました。強行採決に激怒する気持ちはおなじですが、暴力的なふるまいはよくない。森大臣は下を向いたまま涙目。止めに入ろうと思ったら、秘書官が大臣をかかえ、委員会室から連れ出しました。

しかし、これだけの怒りを買う法案を彼女がすすんで担当したことも事実。『いまさら涙はないでしょう』、とも思いました。

そもそも、森さんがこの法案を担当したことがおかしい。彼女には、秘密保護法案にかんする当事者権限がありませんでした。
この法案を作成したのは内閣官房の内閣情報調査室です。内閣情報調査室は、首相のもと官房長官が統括し、指揮監督権も官房長官が持っており、森大臣は持っていません。だから委員会審議で、森大臣の発言を事務方がたびたび修正するという異常なことがつづいたのです。

また、森大臣の発言を、他の大臣が修正することもありました。それは森大臣が、特定秘密を指定し法律を運用する「行政機関の長」ではないからです。森大臣はこの法案の当事者権限を何ひとつ持たない、たんなる「答弁大臣」に過ぎなかったのです。当事者能力がない大臣が、延々と答弁を繰り返すなど、まさに国会を愚弄するものでした。

なぜこんなことになったのか。それは、本来、官房長官が直接担当すべき法案なのに、「国家安全保障会議(NSC)」設置法案と、秘密保護法案の二法案を、短い会期の今国会で強引に成立させようとして、弁護士の森さんを「答弁大臣」に仕立て、審議のスピードアップを狙ったのです。この点で、もっとも厳しく問われるべきは、森さんを担当に任命した、安倍首相の「任命責任」です。

しかし彼女の特別委員会における答弁も、弁護士とは思えないくらいひどかった。TPPが特定秘密の対象になるといったり、ならないといったり、報道機関への家宅捜索があるといったり、ないといったり、自分でも何が正しいのかわからないまま答弁するから、聞いている方はもっとわからなくなる。
しかし、これも、森さんの答弁能力だけの問題ではありません。この秘密保護法そのものが、曖昧で、恣意的で、そのときどきの為政者が好き勝手に運用する「危険性」をはらんでいるからです。

まともな弁護士で、この法案に賛成している方はおられません。彼女自身が問われるべき最大の責任は、法律家の良心を捨て、この法案の担当大臣になったことでしょう。

本日、午後の本会議で秘密保護法の採決が予定されていますが、こんな中途半端な大臣が担当した委員会の審議は、まったく不十分なままであり、採決など断固、認められるものではありません。
写真: < いまさら涙はないでしょう >

昨日、秘密保護法の「強行採決」のあと、委員会室に残っていた森雅子担当大臣にたいし、民主党の大柄な男性議員が激しく詰め寄りました。強行採決に激怒する気持ちはおなじですが、暴力的なふるまいはよくない。森大臣は下を向いたまま涙目。止めに入ろうと思ったら、秘書官が大臣をかかえ、委員会室から連れ出しました。

しかし、これだけの怒りを買う法案を彼女がすすんで担当したことも事実。『いまさら涙はないでしょう』、とも思いました。

そもそも、森さんがこの法案を担当したことがおかしい。彼女には、秘密保護法案にかんする当事者権限がありませんでした。
この法案を作成したのは内閣官房の内閣情報調査室です。内閣情報調査室は、首相のもと官房長官が統括し、指揮監督権も官房長官が持っており、森大臣は持っていません。だから委員会審議で、森大臣の発言を事務方がたびたび修正するという異常なことがつづいたのです。

また、森大臣の発言を、他の大臣が修正することもありました。それは森大臣が、特定秘密を指定し法律を運用する「行政機関の長」ではないからです。森大臣はこの法案の当事者権限を何ひとつ持たない、たんなる「答弁大臣」に過ぎなかったのです。当事者能力がない大臣が、延々と答弁を繰り返すなど、まさに国会を愚弄するものでした。

なぜこんなことになったのか。それは、本来、官房長官が直接担当すべき法案なのに、「国家安全保障会議(NSC)」設置法案と、秘密保護法案の二法案を、短い会期の今国会で強引に成立させようとして、弁護士の森さんを「答弁大臣」に仕立て、審議のスピードアップを狙ったのです。この点で、もっとも厳しく問われるべきは、森さんを担当に任命した、安倍首相の「任命責任」です。

しかし彼女の特別委員会における答弁も、弁護士とは思えないくらいひどかった。TPPが特定秘密の対象になるといったり、ならないといったり、報道機関への家宅捜索があるといったり、ないといったり、自分でも何が正しいのかわからないまま答弁するから、聞いている方はもっとわからなくなる。
しかし、これも、森さんの答弁能力だけの問題ではありません。この秘密保護法そのものが、曖昧で、恣意的で、そのときどきの為政者が好き勝手に運用する「危険性」をはらんでいるからです。

まともな弁護士で、この法案に賛成している方はおられません。彼女自身が問われるべき最大の責任は、法律家の良心を捨て、この法案の担当大臣になったことでしょう。

本日、午後の本会議で秘密保護法の採決が予定されていますが、こんな中途半端な大臣が担当した委員会の審議は、まったく不十分なままであり、採決など断固、認められるものではありません。

玉城 豊さん、北村 良輔さん、小泉 麻子さん、他16人が「いいね!」と言っています。

玉城 豊 シェアさせてください。

文屋 善明
昼食後、30分ほど昼寝をしてジムに行ってきました。正味1時間ほどあっちこっちの筋肉を動かして、汗をかき、只今帰宅。

文屋 知明さん、北村 良輔さん、野間 悦三さん、他20人が「いいね!」と言っています。

文屋 善明さんがAyaka Löschkeさんの写真をシェアしました。
<必読>ドイツからの報告
必読!ドイツの大手新聞フランクフルト・アルゲマイネが2013年12月1日に石破茂・自民党幹事長の発言を受けて掲載した記事を全訳しました。

石破氏による訂正も、同紙からしてみれば、「騒々しくとも、平和的に政府に抗議している人々の行動を依然としてテロリズムとほぼ同等に扱っている」点で、十分問題だということです。また、福島瑞穂・社民党代表代行による抗議、特定秘密保護法案の担当大臣ある森まさこ・担当相が、「福島第一原発や放射能に汚染された食料品に関する情報が遮断されてしまうのではないか」という人々の懸念を全く払拭できていないことも触れられています。

写真は記事に添えられていたAFP通信によるものを転載。原文はこちら:
http://www.faz.net/aktuell/politik/ausland/asien/japanische-sicherheitspolitik-schutz-vor-buergerrechtlern-und-anderen-terroristen-12689697.html

《日本の安全保障政策:人権活動家と他のテロリストに対する防御(Schutz vor Bürgerrechtlern und anderen Terroristen)》

日本は機密漏洩者に対する大砲の発射準備を整えている。尖閣諸島をめぐる中国との争いがまさにタイミングよく、日本の安倍首相に見舞っている。(Carsten Germisによる東京からの報告)

地方紙の「高知新聞」の編集長が不吉な言葉でもって警告している。「戦争の序章は、私たちが兵隊の長靴の音を聞くずっと前に始まる」。意図しているのは、先日、日本政府と中国政府のもとで波乱を巻き起こした、尖閣諸島や新しい防空エリアを巡る中国との争いのことではない。日本の首相・安倍晋三が今週、参議院で強行採決(peitschen)するつもりの、国の特定機密を保護するための法律が問題なのだ。

最近の中国政府との争いは、安倍晋三のもとに、非常に都合よく起きている。それはまさに、安倍が、彼の国粋主義的な行動計画(nationalistische Agenda)を貫徹するのを助けるような争いだ。「高知新聞」の社説においてはさらに、「言論の自由を厳しい刑罰でもって抑圧するような、閉ざされた社会がいかなる道を選ぶのか、ということを、歴史は私たちに教えてくれる。それは、監視国家、あるいは警察国家への道である」。

[人権活動家は「テロリスト」であるという(Bürgerrechtler sollen "Terroristen" sein)]

多くの批判者たちは、特定秘密保護法案のうちに、日本を侵略戦争へと駆り立てた1930年代のナショナリズムの時代への逆戻りを見ている。当時もまた、政府が、意見を異にする人々への対抗措置をとるための法律(注:治安維持法)を公布。最後には、導入されて間もなかった民主主義の撤廃も行われた。日本のメディアも、安倍の今週末の強行採決の計画に対する批判でほとんど一致している。

政権トップである安倍は予告した、今週の参議院での協議の間、彼がそうした諸々の不安を払拭すると。ただし、安倍はあらかじめ、法案の修正を選択肢から除外している。民主主義の切り崩し(Aushöhlung)への諸々の不安は、おまけに、政権を担う自民党の幹事長、石破茂による発言によって増大した。石破茂は週末、報道の自由や情報開示の制限を警告する人権活動家たちのデモを「テロ活動」とほぼ一緒くたにしたのだ。

[石破は火に油を注いだ(Ishiba legt nach)]

政権トップの安倍の側近の一人である石破は、ブログに、「絶叫戦術は、本質的に、テロ行為とほとんど変わらない」と書いたのだ。野党は、この発言によって、安倍政権が民主主義における基本的な自由を削減する意向であることが裏付けられたと見ている。「私は、そのような見解を述べるメンバーがいる政権など信用できない」と福島瑞穂・社民党代表代行は語った。

石破はそれゆえ、波を鎮めようと試みた。石破は日曜の夜、彼の発言の一部を撤回する、と語った。デモではなく、デモから発せられる「騒音(Krach)」が問題だというのだ。よって、「静かなデモは、テロと説明されるに必須の条件を満たしていないので」、問題ないということだ。この自民党の政治家は、それでもって、彼の表向きの訂正において、騒々しいが平和的な、政府の計画に反対する人権活動家らの抗議行動を再び、テロリズムとほぼ一緒くたにしたのだ。

[機密漏洩に対する厳しい拘留刑]

将来、国家の危機(Misstände)に関わる秘密、あるいは情報を外部に漏らす者は、新しい法律によると、最長10年間の拘留でもって罰せられる可能性がある。この種の情報を公開する者、つまり、ジャーナリストも、最長5年間の拘留刑を計算に入れておかねばならない。安倍は全力で、この法律が国会期末である金曜日までに、日本の国会の二番目の議院である、参議院に持ち込むことを迫っている。衆院では、首相は彼の目論見を、短い討論の後、政権与党と保守的、国粋主義的な野党で構成された安定多数でもって、強引に通過させた(durchpeitschen)。政権与党における自由を尊重する声は、やんわりとした圧力でもって沈黙にもたらされた、と東京では言われている。

安倍は、この法案の可決が急を要することを、日本が今こそ、アメリカのように国家安全保障会議を導入して、国家機密を守らねばならない、として根拠づけている。この法律は、安倍の新しい外交、安全保障政策の戦略の欠かすことのできない構成要素である。その戦略は、中国の軍備拡大を背景として、アメリカとの緊密な軍事的提携に重点を置いている。

[福島第一原発の事故に関して、もはやいかなる報告も許されない?(Keine Berichte über Pannen in Fukushima mehr?)]

法律の批判者たちは、何が国家機密に当たるのか、明らかにされていないことを指摘している。単に、それの外部への漏洩が罰せられる「特定秘密」としか言われていないのだ。何が「特定秘密」なのか、国は自在に定めることができ兼ねない、と批判者たちは主張している。国会によるチェックも、法案ではただ曖昧にしか確定されていない。常設のチェック機関の設立はまだ計画されていない。法案は、日本では欧州諸国よりも強い傾向にある、行政権(注:官僚、公務員など)に、何が国家機密として定義されるのかを巡る決定権を与えている。

法案担当の森まさこ大臣は、彼女が先週、委員会でのヒアリングの際、「国に仕える者とジャーナリストとの間の接触を規則によって制限することが重要である」と語ったとき、批判者の諸々の懸念をさらに増大させた。彼女は引き続き、参議院でのヒアリングの間で、「政府がこの法律によって、原発事故に関する不都合な情報、例えば、大惨事を起こした福島第一原発に関する情報、汚染された食料品に関する情報を隠蔽するのではないか」という懸念を払拭しようと再び試みたが、特に変化はなかった。

[80%の日本人がこの法律の乱用を予測]

しかし、この法律によれば、政府はやはり、原発に関するどの情報が隠されるのか、情報が場合によってはテロリストにとって重要であるがゆえに、自らの裁量で確定できる。自民党幹事長である石破がデモ参加者とテロリストをほぼ一緒くたにしたことを鑑みると、安倍政権が将来、国家の安全保障を理由に、(注:テロリスト=デモ参加者たちに)福島第一の事故を隠蔽したいのではないか、という嫌疑は理解できる。

日本の政治においては、国家の危機(Misstände)の隠蔽の例に事欠かないこともあり、世論は懐疑的である。アンケートによると、80%の日本人が、この法律が政権によって、スキャンダル、腐敗、その他の問題を隠蔽するため、乱用されると予測している。
写真: 必読!ドイツの大手新聞フランクフルト・アルゲマイネが2013年12月1日に石破茂・自民党幹事長の発言を受けて掲載した記事を全訳しました。

石破氏による訂正も、同紙からしてみれば、「騒々しくとも、平和的に政府に抗議している人々の行動を依然としてテロリズムとほぼ同等に扱っている」点で、十分問題だということです。また、福島瑞穂・社民党代表代行による抗議、特定秘密保護法案の担当大臣ある森まさこ・担当相が、「福島第一原発や放射能に汚染された食料品に関する情報が遮断されてしまうのではないか」という人々の懸念を全く払拭できていないことも触れられています。

写真は記事に添えられていたAFP通信によるものを転載。原文はこちら:
http://www.faz.net/aktuell/politik/ausland/asien/japanische-sicherheitspolitik-schutz-vor-buergerrechtlern-und-anderen-terroristen-12689697.html

《日本の安全保障政策:人権活動家と他のテロリストに対する防御(Schutz vor Bürgerrechtlern und anderen Terroristen)》

日本は機密漏洩者に対する大砲の発射準備を整えている。尖閣諸島をめぐる中国との争いがまさにタイミングよく、日本の安倍首相に見舞っている。(Carsten Germisによる東京からの報告)

地方紙の「高知新聞」の編集長が不吉な言葉でもって警告している。「戦争の序章は、私たちが兵隊の長靴の音を聞くずっと前に始まる」。意図しているのは、先日、日本政府と中国政府のもとで波乱を巻き起こした、尖閣諸島や新しい防空エリアを巡る中国との争いのことではない。日本の首相・安倍晋三が今週、参議院で強行採決(peitschen)するつもりの、国の特定機密を保護するための法律が問題なのだ。

最近の中国政府との争いは、安倍晋三のもとに、非常に都合よく起きている。それはまさに、安倍が、彼の国粋主義的な行動計画(nationalistische Agenda)を貫徹するのを助けるような争いだ。「高知新聞」の社説においてはさらに、「言論の自由を厳しい刑罰でもって抑圧するような、閉ざされた社会がいかなる道を選ぶのか、ということを、歴史は私たちに教えてくれる。それは、監視国家、あるいは警察国家への道である」。

[人権活動家は「テロリスト」であるという(Bürgerrechtler sollen "Terroristen" sein)]

多くの批判者たちは、特定秘密保護法案のうちに、日本を侵略戦争へと駆り立てた1930年代のナショナリズムの時代への逆戻りを見ている。当時もまた、政府が、意見を異にする人々への対抗措置をとるための法律(注:治安維持法)を公布。最後には、導入されて間もなかった民主主義の撤廃も行われた。日本のメディアも、安倍の今週末の強行採決の計画に対する批判でほとんど一致している。

政権トップである安倍は予告した、今週の参議院での協議の間、彼がそうした諸々の不安を払拭すると。ただし、安倍はあらかじめ、法案の修正を選択肢から除外している。民主主義の切り崩し(Aushöhlung)への諸々の不安は、おまけに、政権を担う自民党の幹事長、石破茂による発言によって増大した。石破茂は週末、報道の自由や情報開示の制限を警告する人権活動家たちのデモを「テロ活動」とほぼ一緒くたにしたのだ。

[石破は火に油を注いだ(Ishiba legt nach)]

政権トップの安倍の側近の一人である石破は、ブログに、「絶叫戦術は、本質的に、テロ行為とほとんど変わらない」と書いたのだ。野党は、この発言によって、安倍政権が民主主義における基本的な自由を削減する意向であることが裏付けられたと見ている。「私は、そのような見解を述べるメンバーがいる政権など信用できない」と福島瑞穂・社民党代表代行は語った。

石破はそれゆえ、波を鎮めようと試みた。石破は日曜の夜、彼の発言の一部を撤回する、と語った。デモではなく、デモから発せられる「騒音(Krach)」が問題だというのだ。よって、「静かなデモは、テロと説明されるに必須の条件を満たしていないので」、問題ないということだ。この自民党の政治家は、それでもって、彼の表向きの訂正において、騒々しいが平和的な、政府の計画に反対する人権活動家らの抗議行動を再び、テロリズムとほぼ一緒くたにしたのだ。

[機密漏洩に対する厳しい拘留刑]

将来、国家の危機(Misstände)に関わる秘密、あるいは情報を外部に漏らす者は、新しい法律によると、最長10年間の拘留でもって罰せられる可能性がある。この種の情報を公開する者、つまり、ジャーナリストも、最長5年間の拘留刑を計算に入れておかねばならない。安倍は全力で、この法律が国会期末である金曜日までに、日本の国会の二番目の議院である、参議院に持ち込むことを迫っている。衆院では、首相は彼の目論見を、短い討論の後、政権与党と保守的、国粋主義的な野党で構成された安定多数でもって、強引に通過させた(durchpeitschen)。政権与党における自由を尊重する声は、やんわりとした圧力でもって沈黙にもたらされた、と東京では言われている。

安倍は、この法案の可決が急を要することを、日本が今こそ、アメリカのように国家安全保障会議を導入して、国家機密を守らねばならない、として根拠づけている。この法律は、安倍の新しい外交、安全保障政策の戦略の欠かすことのできない構成要素である。その戦略は、中国の軍備拡大を背景として、アメリカとの緊密な軍事的提携に重点を置いている。

[福島第一原発の事故に関して、もはやいかなる報告も許されない?(Keine Berichte über Pannen in Fukushima mehr?)]

法律の批判者たちは、何が国家機密に当たるのか、明らかにされていないことを指摘している。単に、それの外部への漏洩が罰せられる「特定秘密」としか言われていないのだ。何が「特定秘密」なのか、国は自在に定めることができ兼ねない、と批判者たちは主張している。国会によるチェックも、法案ではただ曖昧にしか確定されていない。常設のチェック機関の設立はまだ計画されていない。法案は、日本では欧州諸国よりも強い傾向にある、行政権(注:官僚、公務員など)に、何が国家機密として定義されるのかを巡る決定権を与えている。

法案担当の森まさこ大臣は、彼女が先週、委員会でのヒアリングの際、「国に仕える者とジャーナリストとの間の接触を規則によって制限することが重要である」と語ったとき、批判者の諸々の懸念をさらに増大させた。彼女は引き続き、参議院でのヒアリングの間で、「政府がこの法律によって、原発事故に関する不都合な情報、例えば、大惨事を起こした福島第一原発に関する情報、汚染された食料品に関する情報を隠蔽するのではないか」という懸念を払拭しようと再び試みたが、特に変化はなかった。

[80%の日本人がこの法律の乱用を予測]

しかし、この法律によれば、政府はやはり、原発に関するどの情報が隠されるのか、情報が場合によってはテロリストにとって重要であるがゆえに、自らの裁量で確定できる。自民党幹事長である石破がデモ参加者とテロリストをほぼ一緒くたにしたことを鑑みると、安倍政権が将来、国家の安全保障を理由に、(注:テロリスト=デモ参加者たちに)福島第一の事故を隠蔽したいのではないか、という嫌疑は理解できる。

日本の政治においては、国家の危機(Misstände)の隠蔽の例に事欠かないこともあり、世論は懐疑的である。アンケートによると、80%の日本人が、この法律が政権によって、スキャンダル、腐敗、その他の問題を隠蔽するため、乱用されると予測している。

上野 博志さん、奥野 卓司さん、文屋 知明さん、他19人が「いいね!」と言っています。

水草 修治 前に安倍さんが首相だったときは、タイミングよくテポドンが北から飛んできてましたが、今度は中国がタイミングよく防空識別圏問題を起こしてくれますよねえ。このタイミングはなんなのでしょう。不思議です。

文屋 善明 とにかく、日本が再軍備し、いつでも、どこでも参戦できるようにしたい国がありますからね。

Akira Ueda ドイツでもfazの読者層なら、この法案の危うさはわかるでしょうね。

溝田 悟士 私はもっと深刻なところにあると見ています。何が秘密であるかを定めないのは、すべてが秘密であり、あとは秘密を漏らすような国民を相互で探すように監視しあえという社会にするわけでしょう。相互監視社会の始まりです。

文屋 善明さんが清水 晴好さんのリンクをシェアしました。
私も署名しました。

特定秘密保護法案に反対する牧師の会
anti-secret-law-pastors.blogspot.jp
今日にも「特定秘密保護法案」が成立しようとしていますが、これに反対し、廃案を求めるべく、「特定秘密保護法案に反対する牧師の会」として声明を出すことにしました。 賛同署名活動を行っています。右の欄にお名前、メールアドレスをご入力の上、メッセージ欄に所属教団・団体、職名をご記入ください。 連絡先・お問い合わせ先 secretlaw.pastors atmark gmail.com (atmarkを@してお送りください) 呼びかけ人代表 朝岡勝 安海和宣

玉城 豊さん、吉見 美穂さん、北村 良輔さん、他19人が「いいね!」と言っています。

玉城 豊 署名させていただきました。

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