今日の名言:@wisesaw
お金——手放すとき以外、何の役にも立たぬ恩恵物。(A・ビアス)
<一言> 筒井康隆訳『悪魔の辞典』ではこうなっている。Money(お金)名詞:手放すとき以外は何の利益もない、ありがたいもの。教養の証し。上流社会へのパスポート。負担にならない財産。(アンブローズ・ピアスの『悪魔の辞典』は私の愛読書の一つです) . . . 本文を読む
今日の名言:@tetsugaku__bot
哲学者の眼には、聖職者の悪徳は彼らの美徳よりもずっと危険ではない。(エドワード・ギボン、イギリスの歴史家、『ローマ帝国衰亡史』の著者)
<一言>要するに、聖職者の美徳の方が悪徳よりも危険だというのである。なかなか辛辣ですね。私もその聖職者の一人ですからね。 . . . 本文を読む
今日の名言:@dannshi_bot
天狗になるくらいでなきゃあ駄目じゃないかと思ったね。青臭いかもしれないけど、天狗になってるときの芸は威勢がいいんですよ。(立川談志)
<一言>「威勢のいい芸」。説教にも威勢のいい説教とそうでない説教とがある。威勢のない説教は聞いておれない。 . . . 本文を読む
今日の名言:@F_W_N_jp
同じ情動を感じても、男と女とではテンポに違いがある。そのため男女の間の誤解が絶えない。(ニーチェ『善悪の彼岸』)
<一言>女性のことでニーチェほど悩んだ哲学者を私は知らない。こんな言葉もある。「人間の性的な特徴の程度と種類は、その人の精神の隅々にまで浸透しているものだ」。 . . . 本文を読む
「荒野の預言者ヨハネ」をめぐる断想 (降臨節第2主日のテキスト ルカ3:1~6 )
先ずはじめに、古い祈祷書では降臨節第2主日は「聖書の主日」と呼ばれ、イエスの誕生に向けての聖書の意味が強調されていた。特祷でも「我らを教うるために聖書を記させたまいし主よ、願わくは、これを聞き、これを読み、ねんごろに学び、かつ味わいて魂の養いとなさしめ給え」と祈られていた。この特祷は現行祈祷書では「聖書を読む前の祈り」として残されている。
現行祈祷書ではこの主日は預言者の働きに重点がおかれ、福音書日課ではA年(マタイ3:1~12)、B年(マルコ1:1~8)、C年(ルカ3:1~6)と3年とも洗礼者ヨハネのことが取り上げられている。 . . . 本文を読む
今日の名言:@dt_reibunshu
仮説とは建築前に設けられ、建物ができあがると撤去される足場である。足場は作業員にとって必要である。ただ、作業員は足場を建物だと思ってはならない。(ゲーテ)
<一言>仮保管場所は「本」が完成するまでの、一時的置き場であるが、「本」がなければ置き場になる。 . . . 本文を読む
2015日々の聖句 11月29日(日)
神よ、慈しみはいかに貴いことか。あなたの翼の陰に人の子らは身を寄せる。(詩36:8)
御父がどれほどわたしたちを愛してくださるか、考えなさい。それは、わたしたちが神の子と呼ばれるほどで、事実また、そのとおりです。(1ヨハネ3:1) . . . 本文を読む
今日の名言:@Hegelbot
人間は自然を自分自身の目的のために使用する。しかし自然があまりに強力である所では自然は自らが手段として使用される事を許さない。(ヘーゲル)
<一言>そうではない。自然は自然に対する尊敬の念のないところでは、人間が勝手に利用することを拒否する。 . . . 本文を読む
今日の名言:@F_W_N_jp
人は、相手を軽蔑している限り、憎むことはない。相手を同等もしくは一段優れたものと認めた時に、初めて憎む。(ニーチェ『善悪の彼岸』)
<一言>ニーチェの面白さは、こういう断片にある。こんなのもある。「称賛することには、非難すること以上に押しつけがましさがある」。 . . . 本文を読む
今日の名言:@dt_reibunshu
無知は富と結びついて初めて人間の品位を落とす。(ショーペンハウエル)
<一言>無知であることは恥ずかしいことではない。いくつかの漢字が読めなくたって、恥ずかしいことではない。ただ、その無知が富と権力とに結びついたとき下品になる。あの二人見てたら分かるでしょう。 . . . 本文を読む
今日の名言:@dt_reibunshu
二つのものはバチカンでは手に入れるのは難しい、誠実さと一杯のコーヒー。(ヨハネ=パウロ1世)
<一言>誠実さの方は十分あり得るが、一杯のコーヒーがないとは。いや一杯のコーヒーに託された「寛ぎ」がなかったのであろう。 . . . 本文を読む
今日の名言:@Nietzschebotjp
ストイックでなければ跳べない. 重いしがらみを捨てて身軽にならなければ、より高くへと飛翔できないからだ。(『超訳ニーチェの言葉II、211』)
<一言>結局、ニーチェは死ぬまで、思いしがらみを背負って生きた。しかし神は彼を見捨てなかった、とわたしは信じている。 . . . 本文を読む