<福島民友ニュースより>
住民ら批判の声 石原環境相「交代見通し発言」
石原伸晃環境相が9月上旬にも予想される内閣改造で自ら交代の見通しを示したことを受け、大熊、双葉両町の中間貯蔵施設建設候補地の住民らからは5日、建設をめぐる課題が山積する中での発言に「無責任だ」などと批判の声が上がった。
石原氏は同施設をめぐり「最後は金目(かねめ)でしょ」と発言したことが問題となったばかり。建設候補地の双葉町郡山地区からいわき市に避難する農業斉藤宗一さん(64)は「金目発言で謝罪した意味がない。謝ったのならば職責を全うしなくてはいけないのに、結局は大臣の器ではなかった」と厳しく批判した。また50代の男性も「発言は無責任だ。われわれ町民にとって大きな問題である中間貯蔵施設も、本人にとってはもう関係ないという姿勢に見える」とため息交じりに話した。
(2014年7月6日 福島民友ニュース)
「お悔やみ情報」
伊藤正吉さん76。浪江町川添字南上ノ原117-11。通夜8日午後6時、告別式9日午前10時30分、ともに湯本会堂(いわき市)。喪主妻ヤス子さん
謹んでお悔やみ申し上げます。合掌